常識から、離脱した狂人たちに対抗するために、必要なのは力だ。
人間界のルールではなく、自然界のルールの中で、生きている者たちを制御する絶対的な手立ては何もない。
お年寄りや、女や、子供たちを狙うのは、自然界では当たり前だという現実を直視しなければならない。
「弱者を守れ」、「強者に挑め」という価値観の押し付けは、特権者や、既得権者たちの永続的な支配を保障するだけだ。
この不平等で、不公正な薄汚れた社会を正すには、上に君臨している連中を、同じ土俵に上げることが必要だ。
人間界と自然界、不自然と自然の調和は、その先にしかない。