SSK2 xyzxyz0001/ニート新書

出撃( 1 / 9 )

この状態が「当たり前」になってしまえば、不自由は無い。

「大変ですね」、そう言う人は多いが、僕にとっては、この状態が、すべてだ。

健常者とか、障害者とか、そんな区分けは、上位に立っていると勘違いしている奴らの・・・

でも、そんなことはどうでもいい。利用出来るものは、とことん利用する。

仕事をしないで、金を貰えるなら、いくらでも貰う。

強くなってやる。

そのために、毎日、自分を追い込む。

あいつらが、仕事をして、遊んで、ぼーっと過ごしている間に、僕は、自分を鍛え上げ続ける。

常識から離脱した瞬間、いままで絶対に超えることが出来ないと思っていた壁を、簡単に超えることが出来た。

生ぬるい常識など、何の役にも立たない。法律も、警察も、僕を守ってはくれなかった。

常識から、離脱した狂人たちに対抗するために、必要なのは力だ。

人間界のルールではなく、自然界のルールの中で、生きている者たちを制御する絶対的な手立ては何もない。

お年寄りや、女や、子供たちを狙うのは、自然界では当たり前だという現実を直視しなければならない。

「弱者を守れ」、「強者に挑め」という価値観の押し付けは、特権者や、既得権者たちの永続的な支配を保障するだけだ。

この不平等で、不公正な薄汚れた社会を正すには、上に君臨している連中を、同じ土俵に上げることが必要だ。

人間界と自然界、不自然と自然の調和は、その先にしかない。