SSK2

復讐( 1 / 5 )

「たっ、助けてくれ!!!アァァァ!!!」

 

「あらら、左足の関節が、変な方向を向いてるよ(笑)」

 

「お前ら、こんなことが許されると思うのか!」

 

「許される?それを決めるのは、俺自身だ。特定の者たちに、都合のいい法律に基づいて、特定の者たちが裁く。俺は認めていない。そんな不平等なルールを」

 

「ふっ、ふざけるな~!」

 

「高瀬さん、こいつ、どうします?」

 

「次、右の足首やっちゃってよ」

 

「わかりました」

 

バキ、バキ、バキ、バキ

 

「アッッーー!!!!!」

復讐( 3 / 5 )

バキ、バキ、バキ、バキキ

 

「鳴っとんど、足首なっとんどー!おい!!!反省しとるんかい!!!」

 

「アァ!!!すいません、すいません、反省してます、反省してます」

 

「次、行こうか。とりあえず、全員、回さないとね。本間、教授さん、連れて来てくれるかな」

 

「はい」

復讐( 4 / 5 )

 

 

「おっ、おい!やめろ!やめてくれー!!」

 

生まれた時から、決まっていた。

 

自分で決めたわけではない。

 

何を根拠に従わせている?

 

俺は、自由だ

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