今は割と働くことで精いっぱい。
生きるってことは、自分の身のうちにある力をひねり出すようなことだと思う。
己に与えられた本分を全うすることと思いけり。
だから、だからこそ、人は面白き無き如く世も面白きが如く的な精神が大事だと思う。
下のようなこと、就職して働いてしまった俺には
昔の(言葉が悪いかもしれないけど)ニートの道楽の極みな気がする。
昔(だいぶ昔。中国の春秋戦国時代もしくは古代ローマはソクラテス前後の時代)の
ニートと今のニートの違いは、壮大かネクラかの違いだと思う。
やべぇ、働きたくないからって、妄想ばかりを膨らまし
奴隷達に自分の仕事を押し付けていった結果がソクラテスらローマ人の
考えの大成であり、
人々の大きな争いの中で、悲しみと慟哭にあえぐ時代の中
心やさしいめんどくさがり屋が見つけた答え
「恕(じょ)」。
恕だけでわかるわけねーだろ!って突っ込みいれたいが
かなりマジだったと思うよ、孔子さん。
まぁ、(繰り返しになるけど)今は割とどうでもよくて
生活(働いていく)のに精一杯だけどねー!
#休み明けたら、俺、仕事頑張るんだ!
執筆メモ
はた(周りを)らく(楽に)。
「春な忘れそ」のフレーズが好きだが、オリジナル(ラジカル?)なものはやはり、その時代を反映したものがあるようなきがするぞ。以下、いろいろ古文にインスパイアされた文章。日常の小さきことをそこはかとなく書きつくればおもしろこそものぐるほしけれ日々、是々な心持ちです。執筆メモ見た目も大人で、頭脳もおとな!でも、ある意味おじいちゃんです。
神は死んだ。宗教的な意味を持つ、全知全能・万能・良心的な神など
居ない、と昔の哲学者はわかったんだ。
確かに、神などいない。「草枕」で夏目漱石はこう言っている。
(抜粋)---------------------------------------
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通おせば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容げて
束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降だる。
あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。
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神はいない。
今の世の中は、はるか太古の昔の生物の根源
始生代の溶岩や酸性の灼熱熱湯の中で、無機物が結びつき生まれた
おおよそ、生物とは言えないだろうストロマトライトのようなものから始まった。
生命は機械的に、自分を残すために、分裂していき、そして
それだけでは生き残れなくて、相手を取り込んで、ずっと生き続けるために
進化しようとした。
やがて、ミトコンドリアやDNAなんて便利な仕組みができて(かなり飛躍したけど)
それからずっとずっとずっと長い年月をかけて、君のご先祖様が生まれて
君のおじいちゃん、おばあちゃんが生まれて
君のおとうさん、おかあさんが生まれて
君が生まれた。
ビックバンが起こって、アダムとイブがいて、日本でいうと
イザナミとイザナギがいたから、今に至るっていうのは
昔は説明が難しかったから、それを説明するために人間に与えられた力
そう、昔の人は想像力でそれを補ったんだ。
悲しいくらいに、神はいないけど、世の中は非情で機械的だけど
君の遺伝子にプログラムされている感覚は、今まで昔に生きてきた
命のバトンの結晶なんだ。
だから、僕はご先祖さまがたの想いを、意志を無駄にすることはできない。
君のその感覚は、君が生きてきた人生と、次に思いを託した
たくさんの人たちの、たくさんの命の刻まれた膨大な無意識の
情報を、説明できないくらいのスピードで、脳みそが引き出したアウトプットなんだ。
#あ、無意識レベルの超論理的な感覚を、僕は直感だと思っている。
神はいないけど、偶然とか、奇跡はあると思ってる。
ランダムにある、本当にごくまれで、だけど、とてもありがたいこと。
執筆メモ
たまにこんなこと考えるのさ!