神は死んだ。宗教的な意味を持つ、全知全能・万能・良心的な神など
居ない、と昔の哲学者はわかったんだ。
確かに、神などいない。「草枕」で夏目漱石はこう言っている。
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山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通おせば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容げて
束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降だる。
あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。
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神はいない。
今の世の中は、はるか太古の昔の生物の根源
始生代の溶岩や酸性の灼熱熱湯の中で、無機物が結びつき生まれた
おおよそ、生物とは言えないだろうストロマトライトのようなものから始まった。
生命は機械的に、自分を残すために、分裂していき、そして
それだけでは生き残れなくて、相手を取り込んで、ずっと生き続けるために
進化しようとした。
やがて、ミトコンドリアやDNAなんて便利な仕組みができて(かなり飛躍したけど)
それからずっとずっとずっと長い年月をかけて、君のご先祖様が生まれて
君のおじいちゃん、おばあちゃんが生まれて
君のおとうさん、おかあさんが生まれて
君が生まれた。
ビックバンが起こって、アダムとイブがいて、日本でいうと
イザナミとイザナギがいたから、今に至るっていうのは
昔は説明が難しかったから、それを説明するために人間に与えられた力
そう、昔の人は想像力でそれを補ったんだ。
悲しいくらいに、神はいないけど、世の中は非情で機械的だけど
君の遺伝子にプログラムされている感覚は、今まで昔に生きてきた
命のバトンの結晶なんだ。
だから、僕はご先祖さまがたの想いを、意志を無駄にすることはできない。
君のその感覚は、君が生きてきた人生と、次に思いを託した
たくさんの人たちの、たくさんの命の刻まれた膨大な無意識の
情報を、説明できないくらいのスピードで、脳みそが引き出したアウトプットなんだ。
#あ、無意識レベルの超論理的な感覚を、僕は直感だと思っている。
神はいないけど、偶然とか、奇跡はあると思ってる。
ランダムにある、本当にごくまれで、だけど、とてもありがたいこと。
執筆メモ
たまにこんなこと考えるのさ!
自分の考えた通りに生きよう。
自分の生きたように考えるよりは。
と、思った。ポール・ブルジェさんの言葉(もじったもの)だけど。
スティーブ・ジョブズと反対の意見だけど
反対っていうのは向いてる方向が違うだけで
中心からの位置関係が逆なだけで
それの指し示す固有値は一緒な気がする。
と、思って調べてみたら、同じなのかなもしかして?
you can't connect the dots looking forward;
you can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
過去が指し示す方向を、未来へと繋げるために。
僕の前に道はなくて、僕の後ろに道はできるけど。
それでもやっぱり、光の射す方へ。
#あー、おなかすいたー!
執筆メモ
時間の不可逆性ってふがふが
バカも休み休みにしようと思ったので
今日はまじめモードになります。キリッ!
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違う場所の、似たような環境下で
同じような進化をとげることを
収斂(しゅうれん)進化という。
だけど、生まれてきた根本(親)が
違うので、差異は確かに存在する。
これとは別に、元(根っこの部分)が
同じなのに全く別の形態に進化することを
環境への適応という。
生き物の適応は時間がかかるけど
すごく力強いものになる。
だけど、元も違って進化した後も
別のものだと考えてしまうと、なぜか味気ない。
過剰適応という言葉があるけど、過渡状態だぜ。
本当に何でも適応したら、なんにもできないわけがない
自律的に、だけど意識することもできる呼吸・鼓動。
息を吸いつつ、吸い込みすぎないように
息を吐きつつ、吐きすぎないように。
なんでも適量・ほどほどにして。
よし、今日も頑張ろう。(てーげーすぎるなw
執筆メモ
話と関係ないかもしれないけど、ある一定量を超えて量質転換を
起こすことをマスクリティカルという!