朝起きて、眠気まなこをこすりそろそろと
起き上がり2階から1階へ。
「ふぁぁ」としながら、新聞を広げる。
妹に「ご飯入れて」と言うと
「はぁ?スパゲッティがあるから自分で入れて食え!!」との事。
入れるのが面倒なので2階に戻り、めぞん一刻(ビックコミックス版)をよむ。
熟読していると、いつの間にか2時に。
「そろそろ飯を食うか…。」と再び1階へ。
いそいそとスパゲッティをフライパンから皿へと移し、
ついでにみそ汁も注ぎ、燭台へ。
妹はハリーポッター(アズカバンの囚人)のDVDに夢中である。
英語でみている。
(俺)「日本語字幕うざい。英語に変えれ」
(妹)「英語版の字幕でもうざいよ。」といい、妹は字幕を英語へ。
突然だが、僕はコーヒーがとても好きである。
高校の友達とはいつもコーヒーを飲み世間話をする。
飯を食いながら不意にコーヒーが飲みたくなった。
(俺)「一美、コーヒーつくって。」
(妹)「はぁ?そこにあるだろ。」
(俺)「一美の作ったコーヒーが飲みたい。」
(妹)「きもい事言ってんじゃね~よ!!てめ~が飲みて~のならてめ~が作れ!!」
もっともです。自分で作って飲みました。
(母)「この家は人に頼むより自分が動いた方が早いよ。」
とのコメント。
いつもと変わらぬやり取りであった。
#妹は本当は優しい子なんですよ。口は悪いがね…。
そろそろ事故の修理の見積もりにオートバックスにでも行くか~。
執筆メモ妹は今も優しい子です。
今日学校から帰ってくると、妹が「大奥」を見ていた。
「勘弁してよ~。疲れて帰って来たのに、ドロドロしたドラマなんか見たくね~よ~。」
と俺が言うと。
「これが良いのよ。面白い!」と満面の笑みの妹。
なんででしょうね~。僕には理解できません。
僕が見たいのは希望に満ちたドラマなんだけどな~。
アイドルがきゃぴきゃぴしてるやつですか?も~、たまりませんな~!!
希望に満ちまくりですよ!!かわいい女の子に癒されて~!
と思っていると、また胸の痛みが…。
僕ちゃん恋してるのかしら…。この胸の痛み一度や二度じゃないですから。って
ふざけていたら死んでしまいますから~!!
(後期終わったら病院行こうかな。さすがに、この歳では死にたくないです。)
執筆メモ動悸・息切れには救○!
親がどうとか、お金がどうとか、時間がどうとか、
そんなことを言い訳にするなよ!
お前の人生だろ。お前が決めろ。
昔、似た様なことを友達に言ったっけ。その時友達は努力をしているのに結果が
報われないことに自信を失っていた。励ますつもりで、あるいは自分自身への言葉として
出た言葉だった。今そいつは学校に行って本当に楽しいと言っている。そんな姿を見て
俺は心の中で「本当に良かったな。努力が報われる日が来ると信じてたお前だからこそ
うれしそうに『学校が楽しい』と言うお前を見て、俺もうれしくなるよ。」と思う。
それに、俺に対しこんなことを言えるようになるとは、妹よ。お前も強くなったな。
兄はうれしいぞ。
さて、俺の人生だ。俺が切り開いていくとするか。
執筆メモそう、何かの決断をするとき、それは大なり小なり人生の決断である。あなたの人生も、あなた自身が決めろ。自分自身のために。