江戸川日記

日常3( 5 / 8 )

昔、角田忠信という人が書いた「右脳と左脳」という本で、「日本語(母音語)」を話す人たちは、虫たちの鳴き声や、自然界の音を人間の声と同じように聞いていると知った。日本人は自然や動物たちと共に生きて来たのだ。昔の日本人たちは、人間と、自然や動物たちの間に境界を作っていなかった。それに対して、いまの日本人たちは・・・僕は捨てられていたフライドチキンを見てそう思った。

日常3( 6 / 8 )

九月十八日 晴れ

最近、昔がなつかしくてたまらない。やはり、もうじき・・・ということなのだろう。

日常3( 7 / 8 )

九月二十二日 晴れ

歩いているだけで、何度も泣いてしまう。最後の最後に、世界の本当の素晴らしさを知った。

日常3( 8 / 8 )

九月二十四日 晴れ

昨日は、1日中身体が動かなくて、嗚呼、ついに来たか、と思ったが今日は少しだけ身体が軽い。七平たちもそのことをわかっているのだろうが、明るく接してくれている、ありがたくてしょうがない。


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江戸川日記
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