税理士の探し方・選び方のノウハウ

得意分野から探そう!( 4 / 8 )

税務調査に強い

税務調査立会も税理士業務の基本的なものですので、どの先生でも対応してくれます。
それでは、税務調査立会いに強い、特化している税理士とはどんな先生になるのでしょうか?

税務調査のポイントは交渉力が大切になるため、場数を踏んでいる経験がどれだけあるかが重要になります。

税務調査で見解の相違がある場合、最大7年間遡られる可能性があることや重加算税や罰金が発生する可能性があることなど大きな影響があります。

身近な税理士であっても、税務署のいいなりであったなどよくある話です。
ベテランの税理士で規模も大きい事務所に依頼しているので大丈夫とお考えの方も多いものの、調査のときの担当税理士に経験がほとんどないということもあります。

結論から申し上げますと、税理士の力量次第で調査の内容、結果が大きく異なります。


得意分野から探そう!( 5 / 8 )

創業支援に強い

創業する方向けのサポートに精通している税理士サービスです。

創業後の一定の届出から、創業向けの公的融資を受けるためのアドバイスや事業計画書の作成、補助金や助成金のサポートを行っている先生も多いようです。
特に創業補助金などのサポートは、メリットも大きく、獲得したい制度です。

また、会社設立や許認可、人の採用など業務が発生する場合も多いため、他の士業と連携して業務を行うサービスを取り入れている先生もいます。

また、創業のためこれらかの事業であることが多いので、報酬などを安めに設定されることが多いのも特徴です。理由は、月のお金の動きなどが当初は少ないためです。

得意分野から探そう!( 6 / 8 )

会計監査に強い

公認会計士で税理士登録されている先生が行えるサービスで、監査報告書の作成など依頼できます。

中小企業で会計監査について馴染みがないかもしれませんが、監査報告書を作成することにより計算書類が適法であるという「信頼性」が確保されることになります。
対銀行や取引先に対して効果が発生いたします。
つまり、経営者による恣意性が排除され、客観的な財務数値を表明することが出来るものと考えられます。

その他、一般労働者派遣の許可や入札などでも監査報告書が必要になる場合があります。



得意分野から探そう!( 7 / 8 )

経理一式代行に強い

経理業務を外注する事業所が増えています。

小規模の会社であれば社長や親族で経理を対応することが多いものの、一定以上になると大変煩わしいものになります。
また、経理の人員を雇用するとなると人的コストが発生します。

経理代行とは、税理士固有の業務ではないものの、記帳代行、給与計算、請求書による入金管理、出金管理などを税務サービスと併せて行うことにより、効率的なサービスを提供することができます。

経理の人員を雇用すると1人あたり最低でも20万円以上かかりますが、経理代行であればその3分の1くらいで専門サービスを受けられるメリットがあります。

税理士業務は競争が激しい現状にありますが、この分野は成長途上にあるサービスになりますので、導入が増えています。

エキスパート出版
作家:児玉義則
税理士の探し方・選び方のノウハウ
0
  • 0円
  • ダウンロード

8 / 21