誰に頼んでもそんなに変わらないと・・・
税理士選びをするときのきっかけとして代表的なものは以下の場合です。
・個人事業を法人にする
・消費税課税の事業所になった
・融資やリースのために会計を整備するように金融機関から求められた
新たに税理士に依頼される事業所の多くは、個々の税理士の内容がわからないため知り合いや金融機関の紹介、ホームページやDMでなんとなく決定するのが一般的です。
税理士報酬の顧問料は、通常売上金額、関与度合い、訪問回数、事業内容などによって決定されます。ただし、新規法人など売上が不確定な事業所が多いため、税理士の多くは新規法人向けに特別サービスを行っている場合があります。
せっかく毎月〇万円をかけて税理士に依頼するので、どういう目的で税理士に依頼するのかを明確にしなければなりません。
●融資を受けたい
融資情報に詳しい先生をおすすめします。金融機関に同行してもらえたり、推薦状を書いてくれる先生や事業計画書など内容を確認してくれたり、積極的な関与をしてくれる先生が適任です。<br/><br/>
●節税など工夫してくれる
利益があがっている事業所が対象になるはずです。まだ利益がそんなにない事業所は節税よりも、補助金や融資などが重要かとも考えられます。
税務署寄りの先生に節税対策を相談しても対応してくれない場合もありますので、注意が必要です。<br/><br/>
●経理作業をやってもらいたい
記帳代行のような日常業務、源泉徴収や年末調整など給与計算など経理を外部に委託したい事業所は、作業を嫌う税理士事務所もありますので注意が必要です。
税理士も千差万別です。
税理士に何を求めるのかをしっかり把握してから依頼することが重要です!