資産税については、独特であるため全ての税理士が扱っているわけではありません。
理由は相続税や贈与税、手続きから派生する不動産を巡る税務、事業の承継にまつわる自社株を巡る税務、いずれも専門的で複雑を極める問題だからです。
また資産税の処理についても、評価方法など様々な角度から行われるため、税理士によって数字が異なることもよくあります。
後々トラブルを考えて資産税の扱いを避ける税理士も一定数いるという現状です。
資産税で依頼の多いものとして、相続税対策や事業を親族などに引継ぐための事業承継対策があります。
相続の成否は税理士のサポート力や専門性が鍵になるといっても過言ではありません。信頼できる専門家選びこそ相続対策の要といえます。
事業承継は生前からの事前対策が非常に重要です。特に自社株の承継に関しては、会社存続のために避けては通れない問題にも関わらず、十分な対策を取っていない方が多く見受けられます。