税理士の探し方・選び方のノウハウ

得意分野から探そう!( 6 / 8 )

会計監査に強い

公認会計士で税理士登録されている先生が行えるサービスで、監査報告書の作成など依頼できます。

中小企業で会計監査について馴染みがないかもしれませんが、監査報告書を作成することにより計算書類が適法であるという「信頼性」が確保されることになります。
対銀行や取引先に対して効果が発生いたします。
つまり、経営者による恣意性が排除され、客観的な財務数値を表明することが出来るものと考えられます。

その他、一般労働者派遣の許可や入札などでも監査報告書が必要になる場合があります。



得意分野から探そう!( 7 / 8 )

経理一式代行に強い

経理業務を外注する事業所が増えています。

小規模の会社であれば社長や親族で経理を対応することが多いものの、一定以上になると大変煩わしいものになります。
また、経理の人員を雇用するとなると人的コストが発生します。

経理代行とは、税理士固有の業務ではないものの、記帳代行、給与計算、請求書による入金管理、出金管理などを税務サービスと併せて行うことにより、効率的なサービスを提供することができます。

経理の人員を雇用すると1人あたり最低でも20万円以上かかりますが、経理代行であればその3分の1くらいで専門サービスを受けられるメリットがあります。

税理士業務は競争が激しい現状にありますが、この分野は成長途上にあるサービスになりますので、導入が増えています。

得意分野から探そう!( 8 / 8 )

補助金に強い

厚生労働省の雇用促進の助成金は社会保険労務士の分野になりますが、中小企業庁や都道府県などで行われている「補助金」については、税理士が「認定支援機関」として扱うケースが増えています。


認定支援機関とは、「創業補助金」など事業計画の推進に協力する専門家として認められた制度であり、税理士資格があれば認定支援機関になることができます。


そのために、補助金を受けられるように計画書を作成したり、制度の案内を推進する税理士が増えています。


雇用促進の助成金と異なる点は、要件を満たせば受給可能というわけにいかないため、計画書の内容がポイントになります。
また補助金の金額は大きいため、こういった分野に強みのある先生は補助金を狙う事業所にとっては有益でしょう。















得意業種から探そう!( 1 / 8 )

医療介護の経理に強い

医療介護の経理の特色をあげると、以下のようになります。

・一定の情報を理解しているか
 医療関係は経理処理だけでなく、経営においても独自方式であるため税理士と緊密な提携をする必要があります。こういった情報があるないで大きな差が生じてしまいます。

・医療法人の設立や運営など
 医療法人の設立や運営は税理士に依頼されることが少なくありません。
 長期的な計画で将来的にどういう経営にしていくかの相談をするときにもこういう手続きができるかどうかもポイントになります。


・税務調査の対応
 医療業界は税務調査の多い業種としても知られています。
 業界の知識や経験が高ければ調査も税務官のいいなりではなく、しっかりとした意見を述べることができます。


・経営の相談相手として
 医療の経営はドクターが行うのが一般であるものの、自身も多忙であるということが多いのも業界の特徴です。そのため、いろいろな専門家に依頼する暇がないため、医療 関係の経営のわかる税理士が重宝されます。



エキスパート出版
作家:児玉義則
税理士の探し方・選び方のノウハウ
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