マウスは動けばいいと思っていたけど、やっぱりイイやつはいい!
経済は潤沢を求めて動く。特に現代では情報が潤沢となり、発信・受信が容易となった。そうすると当然、情報コストは下がっていく。そして資源の原則として、稀少な場合、価格高騰と共に危機感と理解度があがり、やがて代替となりうる潤沢を探し出す。、潤沢となると理解度が下がり、稀少な資源の需要が減っていく。
人々は「無料」という魅力に惹かれていく。昔は「タダほど高いものはない」といったように無料に対する警戒心は強かったし、どこかでお金は回収されるという考えが根強かった。しかし、現在では悲通貨的な価値に目を向け、ほんとうにタダというコンテンツが増えてきたという。デシタルなものは、遅かれ早かれ無料になる。
情報の流れは速く、寿命も短い。まさに潤沢と稀少の繰り返しである中で、どのような情報に目を向けていくかが課題となりそうだ。それらのヒントがこの本では多く書かれている。潤沢な情報はフリーになりたがる。稀少な情報は高価になりたがる。
遅かれ早かれフリー(無料)と競いあうことになる。そうすると同じく商品を無料にして別のものを売るか、価格の違いを埋め合わせられるだけの差別化を図るかだ。
フリー(無料)は別のものの価値を高める。潤沢さは新たな稀少さを生み出す。100年前には娯楽は稀少で、時間帯が潤沢だったが、今はその逆。
Webアプリケーションは(中略)あなたのサービスに注目しているユーザーさえいればその注目を利用しようと企業や個人がお金を払ってくれる。
ビバ!無料!
どんな、道、仕事、遊び、分野であれ、ひとつのことを突き詰めると一つの形になる
その本のレビューは後ほど。
人数の学問はもっと調べてみると面白いかもしれない。