人生手帳

2011年8月( 1 / 18 )

はじめて知った『ピーターの法則』

今日ピーターの法則を知った。非常に過激な法則に思えるが、まとを得ているところも否めない。

 

(1)階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。

 (2)やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められる。

 (3)仕事は、まだ無能レベ ルに達していない者によって行われている。

 (ローレンス・J・ピーター、 レイモンド・ハル著、渡辺伸也訳『ピーターの法則 創造 的無能のすすめ』ダイヤモン ド社、2003年)

問題提起まではなるほどなと思ってしまった。歴史、世間、身の回り、自分自身にさえ当てはまる。自分自身を振り替えると若くして昇格したわたしはその無能さゆえに多くの人に迷惑をかけたのも事実である。そして私は降格し、その会社を去った。

 その解決案である『創造的無能のすすめ』は能力に見合った地位に留まることをすすめている。しかもそのことをまわりに察せられないように。つまり身の丈にあった地位で仕事をしているほうが生産的で、充実感もあり、社会に貢献できるという。有能であり続けるために無能な一面をそれとなく演じて昇格を回避するというのが『創造的無能』の定義のようだ。

 ピーターの法則は現代の階層社会の核心を付いているが、どうも抜本的な解決策は示してくれていないように思える。この本がすすめるように創造的無能が蔓延ったら社会はどう変わるだろうか。この論理で今の階層社会を機能させるには、初めから上層部の身の丈をもった人材が存在しなければならなくなる。そもそもそのような人材は存在するはずもない。そうなると無能は避けられないということか。

ということは階層社会をぶち壊したほうが手っ早いのではないかとも思えてしまう。 極論だがむしろその方がリーダーシップやマネジメント、指示系統など組織のあり方が覆されてかえって面白いかも知れない。創造的無能に賛同はできないが、ピーターの法則も否定できない。無能を避けるには階層社会に属さないというのも1つの手かもしれない。事実、今の会社で私は昇格を望んでいない。

2011年8月( 2 / 18 )

最近仕事が上手くいってないのでシンプルに○○しました。

最近仕事が上手くいってないので、上手くいくように仕事でやりたいことをA4一枚の紙に書き出した。早速、 


アマゾン箱トレー / yto
 

それを朝から眺めている。可視化するとおもしろいように、問題点や改善案が浮かんでくる。浮かんできたものを、さらに紙に書き出す。A4の紙は活字一面で覆われた。 なかには書き出しただけで解決した問題も。 あとは、書き出した事が出来るまでひたすらこの紙と向き合い消化したものを消していくだけ。 昔から行き詰ったときはこの方法が一番。まぁ、結論からいうとこれを日頃がからやれよってことだな。 仕事の管理はほぼPCでやっているので、手書きで書き出すことが減ってしまった。あらためて手書きの威力を体感。
[近況]レポート完成.オール手書きで気づいたらA4 10枚に到達してた.作成所要9時間.突っ走った... / shinji_w

2011年8月( 3 / 18 )

非常識な成功法則

成功本はあまり読まないが、「非常識」というフレーズに惹かれて購入。とはいうものの内容はオーソドックスでわかりやすい。 非常識な成功法則 神田昌典 著 


自分のミッションを持つ。

ミッションがモチベーションにも影響を及ぼすことは体験した。もう一度自分のミッションを見直そう。

やりたいことにはやりたくないことが含まれている。

継続や目標達成、モチベーションの弊害になりやすい「やりたくないこと」をあげていくとやりたいことが見えてくる。やりたくないことをやらないようにするには創意工夫が必要となる。そしてやりたくないことをやらないで済むようになれば、この本がいうとおり快感だろうな。特に「お願い営業」は今までストレスの原因になってきた。

乗らないと損と思えるような提案をする。

この本でいう高飛車営業は多少勇気はいるが、理にかなっていて是非実践していきたい。これは損保営業をやっていたときもよく上司が言われていた。「自分と付き合わないと損だぜ」というオーラは自信として相手に伝わる。

マーケティングとは「優良な見込客を営業マンの目の前に連れて来ること」。セールスとは「その見込客を営業マンが成約すること」。

このようなシンプルな定義は見落としがちで勘違いされやすい。特に横文字のビジネス用語は意味合いが曖昧に感じるので、このように日本語で定義するとシンプルに刺さる。

セールスの目的は相手を説得することではなく相手が買う確率が高いかどうかを判断すること。

「買ってくれる人、買ってくれそうな人に売る」というシンプルな原理が営業の世界では自分を含めてほとんど実行されていない。交渉やら説得やら、やたらと遠回りしたがるのはなぜなんだろう。

2011年8月( 4 / 18 )

シンプルに鋭く見直す

昨日同僚に私の担当の売場を見てもらい、いろいろと指摘を頂いた。指摘を受けることはあまり気分がいいことではない。言い訳したこともたくさんあったが、何によりも やれることをやりきれていないことがたくさんあったことを深く反省した。指摘を受けたのは下記の事項

・販促品の使用について ・商品の陳列方法について ・サンプル品のメンテナンスについて

はずかしながら、どれも基本中の基本である。いろいろとと思うところはあるのだが、もっとシンプルに鋭く自分の担当売場を見直さなければならない。
浦 祐介
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