リスナーいいよ。なかなか。
1、買いたいくない人には売らないこと 2、買いたい人を見つけること 3、買いたいと思わせること
買って売ってお互いに潤うことがセールスの醍醐味
今までは、「欲しい」という所有欲で買いものをしていたのが、あり程度欲しいものがそろうと「こんなことがしたい」と行動を駆り立てるようなものに移行し、それが現在はものそのものの価値に重点が置かれているということだ。 ものそのものの価値を情報としてうまく伝えることが鍵だが、ものの価値の感じ方は人それぞれである。価値を感じるやすいように情報を伝えるには、もののストーリーを描くことである。たとえば、 ・そのものの周りでどういう価値が生まれるのか。 ・そのものができるまでどういうプロセスがあったのか。 ・それをつかってどんな楽しいことができるのか。 ・購入したお客様の声 などをストーリー風に表現すると伝わりやすい。これには親近感や臨場感がポイントとなる。その事例がこの本には多く書かれている。家電量販店売場をみていると未だに機能やメリットを前面に押す商品が多数見受けられる。今や性能がいいですよだけはお客様には響かないのだ。心理学の概念に「being」「doing」「having」という概念がある。havingとは「所有」であり、物に直結している。doingとは「すること」で行動として取り組むもの。「being」とは存在そのものの価値感覚や生きがいといったもので、満足して生きる基本となる部分である。今の消費はhaving→doing→beingへと移り変わっている