人生手帳

2011年10月( 6 / 21 )

ベテラン風若手先輩社員を緩力でサポートします

7歳年下の先輩社員と仕事論を語り合った。

いつも全力投球


その先輩社員の仕事のスタイルは常に全力投球である。誰よりも汗をかき、誰よりも足を使い、誰よりも手を動かす。商談においても一度クライアントを捕まえたらひたすら語り倒す。見てるこっちも疲れるくらいの仕事ぶりである。私も20代の頃はこのスタイルだった。まさに先輩社員の働き方は原点でありビジネスマンの鏡である。今日一日先輩社員に同行したが、終わってみると昼御飯も食べれずに夕方までぶっ通しで心身ともに疲労困憊だった。今同じように働こうとしてもなかなか難しい。体力面の衰えは年齢を重ねる度に如実に感じてくる。でもベテランは疲れていても疲れを表に出しては行けない。

緩力投球


本格派投手も年を重ねるごとに、技巧派への転身を求められる。技巧派とは体力面を経験と知恵と創意工夫で補うことである。ルーキーに比べてベテランは経験豊富な分、データベースのアドバンテージがある。創意工夫に年齢は関係ないが、その点でベテランは有利なはずだ。全力は遊びが無い分だけ気持ち的な余裕がない。余力を常に残しながら、ここぞというポイントに力を注ぐと、相手にとっては100%が120%にも感じる。そう感じさせるために体以上に頭をフル回転する。体は緩力、頭は全力が技巧派の醍醐味である。そしてベテランの頑張りはまわりに与える影響は大きい。

■ベテランの風格

 

体感により積み重ねてきた経験値は、地に足をどっしり着けてくれる。そのどっしり感が中日落合監督の現役時代のような風格となる。しかし体力勝負の仕事は寿命が短い。

何においても職人レベル

 

その点職人は年を重ねるごとにその凄みは増し続ける。先輩社員もどちらかと言えば職人的な仕事ぶりである。この仕事について彼は5年目らしいが、このまま現場で10年、20年と積み重ねていけば、職人の域まで達するだろう。営業職人なんて斬新である。ぜひ目指してほしい。私は緩力でフォローします。

体力は衰えても技術や頭は衰えない。緩急はどんな物事でも使える。

2011年10月( 7 / 21 )

『心』を注入すれば上手くいくという話

何においても『心』を注入すれば上手くいくと思っている。

 
Heart / Phillie Casablanca

■気合を持ってきてください


Spirit / 29cm
 

最近、仕事で若手先輩社員と同行するときに、「何か他に持っていくものありますか?」と聞くと彼は「気合を持ってきてください。」と粋な答えをくれた。なぜそう言われたのも仕事が終わってから理解できた。

そっけない対応はリアルに伝わる


Jeans moulant / movethelife
 

先日はユニクロで姫と買い物に出かけたときの話を少し。姫がかっこいいジーンズを見つけた。サイズがピッタリ過ぎてちょっと不安気だったので、近くの男性社員に聞いてみた。新人だったのかたどたどしくなんともそっけない対応だった。そこで別の女性社員に聞いてみると姫は意気投合したようにその店員と話し込み購入に至った。事務的で心の通っていない接客がこうもリアルに伝わるものかとサービス業の恐さを改めて体感した。まぁ、私も姫の話しをよく聞き流すことがあるので気をつけなければ。

心の注入度合い


Injected Orange / celesteh

心の注入度合いをいうのは、まわりの反応をみればよくわかる。それを考えると最近のわたしは心の注入が出来ていないな。今週は心の注入を意識してみるか。

2011年10月( 8 / 21 )

残業をするもしないも

今日は久々の残業だったので残業の話しを少し。
 
Time Cards / Charles & Hudson
 

ビジネス書には残業しないことをテーマに書かれている本がある一方で、残業をすすめる本もある。どちらも共通して言っていることは『自分の時間を捻出する』ということである。つまり通常の仕事を極力圧縮してプラスαのことをやりたいのである。

そもそも残業というのは定時内で仕事を収めきれないために発生する。会社は残業に対して手当てを出すのだが成果が出ないとそれは余計なコストとなる。おそらくそのほとんどがそうだろう。なので残業をするもしないもパフォーマンスを上げたいのである。

つまりプラスαの部分に緊急性は低いが重要でかつ長期間を要することを割り当てることが重要となる。将来の自分に対する時間投資だ。 昨夜はその投資時間を削ってしまったのだが、まだ修正はきく範囲だし、改善すれば残業しなくて済みそうだ。心身ともに疲れ果てたが冷静に考えればなんちゃない。一喜一憂せずに次へ進もう。今日は残業無しで。

2011年10月( 9 / 21 )

まず、おれらが動く

電車の中で目に飛び込んできた言葉に響いてしまった。
 (http://www.reborn-toyota.jp/index1.htmlより)

D→C→D→C→・・・

物事の起点になることは苦労が大きい分、成長も大きい。何よりも動くことが、言葉よりも説得力がある。言うは易し。行うは難し。人の評価基準は言葉よりも行動である、PDC(Plan、Do、Check)サイクルという仕事の3原則があるが、DCの繰り返しのほうが手っ取り早い。何においてもやってみなきゃわからんし、四の五言わずやればいいのだ。大抵の物事はPに時間をかけるほどコストとリスクが増えていく。先にやったもんの勝ちだ。仕事は準備八割というが、それは行動による体験の積み重ねが成果に対する準備なのである

P=D

昨日はクライアントに提案を断られた。理由は、前例がない、メリットがないなど最もな理由だ。もともと無いものづくしの無謀な提案なのだが、リスクもコストもない。だからやってみればいいのにと心の中で愚痴った。やりながら検証していけばいいのだ。PDC でいうとPとD を同時進行でやるということだ。

まず、動いたら

まず、動く。そして動き続ける。差別化、ブランド化の原理原則は、起点となって動いて、継続していき、体験を蓄積し、世の中に発信していくことである。

浦 祐介
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