SSK xyzxyz0001/ニート新書

世界の外側( 8 / 10 )

「ありがとうございました」

俺は、いつものように診察を終えると、パックのフルーツジュースを買って、病棟の外に出た。

般若の夢を、よく見る話はしなかった。

「ありがとうございました」

俺は、いつものように診察を終えると、パックのフルーツジュースを買って、病棟の外に出た。

般若の夢を、よく見る話はしなかった。

「ありがとうございました」

般若の夢を、よく見る話はしなかった。

俺は、いつものように診察を終えると、パックのフルーツジュースを買って、病棟の外に出た。

般若の夢を、よく見る話はしなかった。

「ありがとうございました」

目を閉じると、すべてが消える。

誰もいない

音も、匂いもない世界。

俺だけが動いている。