嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第1巻(完結)

記事51~100( 8 / 50 )

記事58 正中線という大きな障壁がある!

こんばんは。

久々に酔っ払いまして、寝てました(涙)。

目が覚めたら、まだ12時、、、

あらあら、ということで、ちょっと投稿しておきましょう。

片麻痺の治療で、超えなければならない障壁って

誰が考えても正中線なんです。

???

???

あんまり考えないですよね。

ま、いいんですけど、、、(良くない!)

非麻痺側の上肢でも下肢でもね、、、

正中線を越えた動きができるということが大事です。

、、、<span style="color:#0000FF;">非麻痺側</span>ですから、お間違いなく。

ということは、麻痺側にかなり荷重するということが

必要になるわけです。

あぶないじゃないか、、、?

って思いますよね。

でもね、そんなことを言っている人には

未来はありません。

麻痺側に荷重することができないようでは

左右対称という、病前の状態に戻れないじゃないですか?

よく考えてくださいね。

ただし、

やみくもに荷重させるってことではありません。

段階的な対応が必要なんです。

そういうことを、また、この記事のあとに書きます。

くれぐれも、転倒を促すような対応だけは

しないようにしていきましょう(重要です)。

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記事59 正中線という概念

こんばんは。

カテゴリーを追加しました。

ずばり

正中線 です。

ただし、私は相当のひねくれ者ですから、

そんじょそこらの考え方はしておりません。

さきほども投稿しましたけれど

いかに、

非麻痺側が正中線を越すことができるか?

これに情熱を注いでいます。

、、、

、、、

何のことだかわかりません?

うーん、確かにね。わからなくてもいいんですよ。

、、、

あのね、通常は麻痺側が対角線的な動きをするように

PNFのテクニックなんかもそうですけどね

あれも、はっきりいって眉唾ものです。

悪くはないんですけどね。

そういうこともありますけど、ここでは省略です(笑)。

片麻痺の症状(見かけ上の症状)の答えは

麻痺側にはまずないんです(いいぞ、、パチパチ)。

なに一人ではしゃいでいるんでしょうね(おばか)。


話を戻します。

片麻痺の見かけ上の症状っていろんなことで説明できるんですが

私の解釈では

麻痺側に荷重をしきれていないこと

これに尽きるとよく実習生にも説明します。

一つ例をあげます。

歩行の話です。

片麻痺の人の麻痺側、歩行時振出しが弱いのを

少しでも促そうとするとき、皆さんはどのように

考えますか?

多くの場合、あまり麻痺側に荷重させると

摩擦係数とか、抵抗とかかかるから

逆に非麻痺側に荷重し、振り出させようとしないですか?

これは、ごめんなさい、全くの逆です。

こんなことしていたら、何もできません!

ということで、

私は、意図的に麻痺側に荷重を強化します。

といっても見ているとわかりにくいくらいなんですけどね。

すると、

麻痺側の振り出しは自然と大きくなります。動きも

比較的スムースになることが相当の確率で生じます。

ただ、これを行う場合には必ず麻痺側からの

介助、および、荷重させるという誘導のテクニックが

必要になりますけどね。

決して難しいものではありませんので、少しでも荷重を

大きくするようにしなければなりません。

え、、、

正中線と関係ない?

あはは、そうでしたね。

でも、荷重が左右均等に行えないと

その先に正中線を越えるということがあるわけですからね。

まずは左右対称に近づける

そうしてから、非麻痺側が麻痺側で活動できる状態に

していくという流れが必要なんですね。

麻痺側の回復とか、たしかにここでは説明が不足していますけど

ま、心配しないで大丈夫です。

こういうことを、日常的に行えるようにすることで

もちろん、可動域の維持などの対応は十分に必要ですけど

麻痺の状態は、見違えるように回復してくることも

決してめずらしくはないのです。

今日はここまでにしておきましょう。

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記事60 基底面について(予告記事です)

(このブログはリメイクしてお届けしております)

こんばんは。

昨日あたりから私の考え方の核心を書きはじめましたけど

まあ、今日はイブですので

読まれなくてもいいかなって思ってます。

でもね。このブログが

とりあえずランキング10000位前後にいることって

結構不可思議ですよね。

あんまり関心のない分野ではあるかも知れません。

だけどねー。長島さんとかあなた心配にはなりませんか?

決して他人事ではないんですよ。

こういう知識って知らなければ

申し訳ないけど、下手すれば後遺症に一生苦しむことに

なるんですからね。

ということで、今日はこれから、

基底面

ということについて書いていきます。

???

???

片麻痺の人は、大抵、下肢自体の可動域が狭まっていてね

そのことで、基底面も通常よりはかなり

面積が減っているのです。これって、結局はね

バランス反応が過敏になり

全身の同時収縮の持続を助長してしまうんです。

詳しくはこのあと、少し経ってから投稿します。

では、今から書きますので、しばらくお待ちくださいね。

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記事61 基底面を理解する必要性とは?

(このブログはリメイクしていますので、そのおつもりでお読みください)

こんばんは。

今日はクリスマスイブですので

ブログなんて見ていちゃいけませんよ(笑)。

あはは、私はすでに出来上がっています(爆笑!)。

ということで、のんびりとブログを書いていますけどね。

さきほど投稿したんですけど

基底面ってわかりますか?

通常は両足がどれだけ開いているかってことを

面積としてあらわしたものです。

もちろん、杖とか、歩行器とかあってもかまわないんですけど

そうやって、広い面積で体重を支えると

重心が多少動いても安定しているので

無駄に全身に力が入らなくてもいいのです。

???

???

あなた、平均台とか上に乗っていると

身体中緊張するでしょ!

だから、基底面が狭いと身体って自然と緊張してしまうんです。

これをバランス反応による同時収縮といいます。

???

片麻痺になった方をみていますとね

当然のように、下肢、股関節は外転しにくくなります。

すると、基底面は狭くなりますよね。

そして、すでに重心は非麻痺(健)側にシフトしています。

これでは、

身体の緊張はかなり強くなっていることは

あえて説明するまでもないんです。

???

わからない?

ま、いずれわかってもらえればいいですけどね。

全身に同時収縮があると

当然ですが分離運動はしづらくなります。

、、、

、、、

これが共同運動という見かけ上の現象のからくりに

なっているんですね。

どこにも書いてありませんよ。ここだけの話です。

で、なんだって聞かないでくださいね。

、、、

片麻痺の治療の基礎として

いかに健常のときと同じように基底面を広く

維持できているかってことがあるのです。

広い基底面であれば、それだけ重心は大きく動いても

簡単には基底面を外れることがありません。

緊張しなくてもいいってことになります。

そして大事な概念に関節支持というものがあります。

人の身体の基礎は、骨格、関節ですよね。

当然ですけど、骨ってかなり耐久性があって

それ自体の長軸方向の身体を支える力って相当なものです。

すなわち

身体の重心が安定している状態であれば

関節支持によって、身体って抗重力位であっても

そんなに筋肉を緊張させないでも

自然と起きていられるようになっています。

これをリハビリ治療に応用すればいいのです。

、、、

同時収縮がおこることによって分離運動が獲得できないのであれば

分離運動を促すよりも、同時収縮を抑えてしまうことが

大前提になるからです。

詳しくは今回は省略しますけどね。

まずは、片麻痺の人の治療では

股関節をラクに外転できるようにして

基底面を広くさせるということが非常に重要なポイントに

なります。

ということで、私は

片麻痺の方へのリハビリ治療では

両脚のリラクゼーション、マッサージを行い

できるだけ、股関節の外転が広がっていくように

アプローチを行うようにしています。

これは、秘伝中の秘伝です。

まあ、興味のある方はだまされたと思って

トライしてみてくださいね。では。今日はここまでに

しておきます。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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