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金髪( 4 / 5 )

いろいろな記憶が甦ってくるが、そんなことはどうでもいい。

 

「奇抜な道」に進むしかない。

 

現実を知れば知るほど、俺には「奇抜な道」しかないという気持ちになる。

 

「あの時」と同じ道

 

だけど・・・それしかない。

金髪( 5 / 5 )

ハリネズミのような髪を、白と、黒に染めている男が歩いている。

 

真夏なのに皮ジャン、マスクに、マフラー

 

右手に、紫の電動こけしを持っている。

 

俺の狂いは、まだまだ足りない。

126( 1 / 7 )

受信したメールが、126通連続でメールマガジンだった。

 

橋本から、メールが来て以来、知り合いから1通もメールが来ていない。

 

気にしなければいいことだが、それでも虚しくなる。

126( 2 / 7 )

ノートパソコンのキーボードの上で、小バエが交尾をしている。

 

「(ウゼェ)」

 

小バエに恨みがあるわけではないが、見つけた時は、すぐに殺虫剤で殺すようにしている。

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