嘘ばかりの脳卒中リハビリ その実態を斬る! 第1巻(完結)

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記事55 管理者独自の片麻痺対応方法を紹介!

(このブログはリメイク記事になっています)

こんばんは。

クールポコではありませんけどね、、、そろそろ

やっちまおうか!って感じです。

講釈ばかりですとね、読者も引くってものです。

ですから、今日の読者には

私の治療方法の基礎について書きます。

簡単です。

メモする必要もありません。

まずは、マッサージ、それも全身的に

いいじゃないですか、理屈は抜き、いつか書きますからね。

左とか右とかいっているうちは素人です。

麻痺側から行うのは常識なんですけどね。

足や腕だとかいっているのもだめです。

とにかく、四肢、体幹、頸、もっと細かくいいたいですけど

全身的にリラックスすること、これに尽きます。

え、なかなかできない?

それはねー、緊張を落とす手段が間違っているんです。

左右非対称の姿勢がいつでも持続している証拠です。

脱抑制状態は別ですけどね(わからなくてもよろしい)。

日常的に、左右対称の姿勢を多くすればするほど

緊張は正常化されるはず(理論上)です。

そして、麻痺側に意図的に荷重すること、正中線を越えての

動作を持ち込むこと。

これだけです。

つまり、このようなことを基礎として続けないと

発症からの時間が経てばたつほど、急性期の状態から

遠ざかっていくことになります。

、、、

だって、教科書的な対応は、急性期をベースに説明してある

わけですから、、、

まず、お客様の状態を、できるだけ急性期に近づけなくちゃ

まずいんじゃないでしょうか?

、、、

、、、

で、これで私は24年リハビリで食べています。

デイケアの所長にも任命されました。

いまも、現役でバリバリ? 仕事をしています。

ま、相当の確率で、あくまでも見かけ上の症状と申して

おきますけど、全身状態は良くなっていきます。

信じる信じないはあなたにおまかせです。では。

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記事56 ブルンストロームの支配からの卒業!

片麻痺の治療やケアに関わる人には

是非、ブルンストロームの考え方に支配された

状況をあらためてほしいと思っています。

誰も決めていることではないんです。

だけど、ある程度一定の結果が得られるということは

これは普遍的な事実、すなわち重力の影響によってのみ

起きていると判断すべきなんですね。

もう少し詳しくは、記事をあらためて投稿します。では

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記事57 ブルンストロームステージの考え方に異議あり!

こんばんは。

さきほどのショートコラムの続きです。

ブルンストロームのステージって

確かに、良く整理されていると思いますし

実際に現場でも、典型的な状態を確認することがあり

認めざるを得ないのかなって思うこともありますけどね、、、

でも、違うんです(断言!)

片麻痺の状態になっていなくても

片麻痺を体験できることが証明されれば

これは、片麻痺だから起こる症状とはいえなくなり

回復の段階ということも、決して脳からきているとは

いえなくなるはずです。

片麻痺の体験ということ

これは現実的には結構難しいのかもしれませんけど

できるだけ、片側の上肢、下肢の力を抜いてみれば

そしてほとんどの動作に参加しないようにしてみれば

いいだけなんです。

体験してもみない人が、どうして仮説を立てられるのか?

はなはだ疑問の部分ですよね。

これを行うとどうなるかは、後日投稿予定としましょう。


では、次にブルンストロームの共同運動というものを検証します。

しょっちゅう書いてはいるんですけどね。

あなたが、平均台の上を歩いているときに

りんごの皮を果物ナイフで剥きながらあるくことができますか?

という質問です。

ま、中国雑技団の人でも相当難しい状況だと思いますけど、、、

大抵の人は ノー と答えるでしょうね。

これは、全身の筋肉が同時収縮するためです。

なぜかって、そりゃバランスをとるためですよね。

だから、上肢にも指先まで筋肉がいっているわけですから

主動作筋も拮抗筋もなんでも緊張(収縮)しているんです。

これって病的ですか?

同時収縮が起こっていて、ある合目的的な動作(これ誤字では

ありませんからね(笑))ができないのが

つまり、分離運動ができないってことになります。

次の質問です。

さきほどと同じことを、普通の床を歩きながらできますか?

これは慣れれば結構できるはずです。

だって、バランスを崩す確率がはるかに小さくなるからです。

これを分離運動が可能になるといってよいと思います。

共同運動って、屈曲とか伸展とかいっていますよね。

では、上肢の屈曲ってどういう動きをいいますか?

肩関節が本当に屈曲していますか?

肩甲骨は後退していませんか、肩関節は伸展になりませんか?

わけわからないですよね。

違うよね、見かけ上全体が屈曲しているか伸展しているかって

形だけでとらえているだけです。

つまり、同時収縮をしているとき

ある形(上肢でいうと、肩甲骨が後退しているか、それとも

外転しているか)(下肢でいうと、骨盤が、、、省略)

になっているときの上肢とか下肢の全体の

見かけ上の形態で示しているだけのものです。

はあー、って溜め息でちゃいますよね。実にいい加減なものです。

答えをいっておきます。

運動麻痺がある状態において

その随意性が相当低い(全体に随意性が低いということ)

状態であったときに、同時収縮となる刺激がありますと

上肢は屈筋群が強い、下肢は伸筋群が強い

言葉を変えると

優位である

ということになるだけなんです。

人の身体は構造上そういうことになっています。

いえいえ、四足の動物はほぼこれで説明できるはずです。

本来は、同時収縮が持続しなければならないような状態は

片麻痺で生じていることではない

だって、事例を皆さん、認めざるを得ないではないですか?

それだけなんです。

それなのにブルンストロームの考え方に

なぜ支配されなければならないのでしょうか?

私には理解できません。

なぜなら、片麻痺(錐体路障害)の場合に

回復がステージのように段階的に通るのであれば

なぜ、小児の正常発達において、そういう現象が

運動発達のところで説明されないのでしょうか?

これはあきらかにいい加減な状況です。

胎児の動きなどで、もし共同運動パターンが生じているのであれば

それは、頭をたれますけどね

そんな段階を経ているようにはとても思えません。

ただし、緊張性対称性頸反射(STNR)、非対称性緊張性頸反射

(ATNR)、とかね、そういう姿勢反射については異論は

唱えませんけど。

もちろん、脱抑制状態(除脳などの状態)において

筋緊張がコントロールできないところからみると

当然脊髄だけの中枢性の緊張もコントロールではないことは

明らかですけど、錐体路障害だからといって

筋緊張が正常化してくるのであれば

当然、そのメカニズムを証明できなければならないのは

自明の理であるわけなんです。

でも、そんなこと誰も証明していないじゃないですか?

片麻痺だからブルンストロームって考えるのは

浅はかすぎます。

では。

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記事58 正中線という大きな障壁がある!

こんばんは。

久々に酔っ払いまして、寝てました(涙)。

目が覚めたら、まだ12時、、、

あらあら、ということで、ちょっと投稿しておきましょう。

片麻痺の治療で、超えなければならない障壁って

誰が考えても正中線なんです。

???

???

あんまり考えないですよね。

ま、いいんですけど、、、(良くない!)

非麻痺側の上肢でも下肢でもね、、、

正中線を越えた動きができるということが大事です。

、、、<span style="color:#0000FF;">非麻痺側</span>ですから、お間違いなく。

ということは、麻痺側にかなり荷重するということが

必要になるわけです。

あぶないじゃないか、、、?

って思いますよね。

でもね、そんなことを言っている人には

未来はありません。

麻痺側に荷重することができないようでは

左右対称という、病前の状態に戻れないじゃないですか?

よく考えてくださいね。

ただし、

やみくもに荷重させるってことではありません。

段階的な対応が必要なんです。

そういうことを、また、この記事のあとに書きます。

くれぐれも、転倒を促すような対応だけは

しないようにしていきましょう(重要です)。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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