脳卒中 間違いだらけの認識への警鐘(完結)

はじめに( 3 / 3 )

目次2

第5章 紋切り型の動きのメカニズムとは?

 

  従来理論で片麻痺随意性の出現を説明しましょう!

  ステージ最大の謎! 連続性が明確でないということ!

  問題は筋収縮の持続できる時間に隠されている!

  誰もがマンウエルニッケ姿勢になるって、疑問をもたないのでしょうか?

  マンウエルニッケ姿勢とは嘘偽りの姿勢である証明!

  ヒントはドラえもんの背伸びにあり? 

  重力を無視してはならない!

  片側の尖足状態で、しばらく過ごしてみれば、必ず身体には異常を来たす!

  結論 実は、従来の研究が間違っているとすればいいだけのこと!

 

第6章 片麻痺は末梢神経障害ではない!

  

      なぜ、末梢神経障害の話題を取り上げるのか?

  連合反応から共同運動への連続性を考える!

  共同運動が完成されてから分離するというのは全くの妄想である!

  真実の片麻痺の随意性の回復を語る! (前編)

  随意性に関しての除重力の説明(前回の続き つまり 後編)

 

第7章 非麻痺側を本当に自然に使っているのか?

 

  意外な点に着目 非麻痺側には問題ばかりがある!

  非麻痺側を休ませるという考え方が、どうしてか存在していない!

  非麻痺側の評価を行っても、それだけでは話にならない!

  非麻痺側をラクな状態にする、そしてそれを維持し続けなければいけない!

  とても面倒なんですけど、評価よりも先に治療が必要なんです、、、?

  全身リラックスした状態を作ること!

  良い循環ということを理解してくださいね!

     従来法とは、言い換えれば悪循環を構築しているだけである!

     片麻痺の評価の前に治療的対応が必要ですよね!

 

第8章 偽痙性を理解すること

 

  偽痙性という概念は、どこの教科書にも存在していない!

  偽痙性についてさらに確認していきます!

  ジャックナイフ現象が見られないのにどうして痙性と呼べるのか?

  リハビリの世界では、ジャックナイフ現象がみられなくても、それを痙性としている!

  あらためてジャックナイフ現象を説明!

 

以下、作成中です。

序章 片麻痺はよくなるものである!( 1 / 6 )

その1 管理者から見た片麻痺のお客様の実態 その教科書とのギャップとは?

皆さんは、片麻痺に興味があるものとして

お読みいただいていると思います。

管理者は、27年目の作業療法士しておりますが

はっきり申し上げますと

片麻痺のお客様は、非常に悪い状態、つまりは全身所見を

リハビリが介入して、そして、構築してしまったものと

断定して構わないという、結論にたどりつきました。

 

詳しくは、管理者のブログにもいくらでも紹介しておりますが

ここでは、もっと平たくわかりやすく

その実態を紹介しておきます。

 

管理者は、介護保険の現場で働いております。デイケアの所長兼作業療法士として

多くのお客様の対応をしております。

つまり、対象となるお客様は、すでに慢性期です。病院でのリハビリは終了しているわけです。

、、、、

病院のリハビリが終了しているということは

医療として、位置づけられているのですから

その後に、仮に、お客様の麻痺などの状態が改善するということは

実は、あってはならないこととすべきです。

 

お客様は、好き好んで病気を発症したわけではなく

そして、治療は、全国どこでも、同じ水準の対応をされる権利があるわけです。

ですから、たとえば

専門職がいるとかいないとか、病院によっては

いくらでもリハビリ不在なんていうことはありますが

お客様の麻痺を良くするのは

別に

リハビリ専門職でなくてもいいんです。

むしろ、特に片麻痺については、リハビリがお客様を

壊していると判断してしまってほしいわけです。

 

ここが、とんでもない固定観念の支配であると考えます。

そして、思い込みを排除すると見えてくる世界があるんですね。

、、、、

管理者の経験上、いくらでも、お客様は改善を認めるんです。

いつまでも、良くなっていく人はおられます。

それは、過去の経験ではなく、現在の実践について断言できるんですね。

ここで申し上げておきますけど

管理者は、あえて、片麻痺で説明していますし、これからも

片麻痺中心に説明していくわけですが

管理者の対応は、大抵、病気、疾患、怪我などに関係なく

オールマイティーなものであると信じております。

ですから、片麻痺以外のお客様にも、同じように見かけ上の病状と思われる所見は

いくらでもコントロールできると考えているんです。

 

ま、あまり抽象的になってしまってもいけませんが

経験上、片麻痺というのは良く、数値的に、段階として説明されることがありますけど

管理者の判断として

通常は、6段階とか12段階とかで説明されますけど

6段階であれば、最低でも1段階程度

12段階であれば、最低でも2段階程度

さらなる改善があると思うんですね。

、、、、

いえいえ、あくまでも最低ということで判断しています。

ですから、管理者の見解としては

管理者の判断として、対応をしていることの結果

従来の対応では、すでに症状固定とされている状況よりも

さらなる回復が得られるものと思っています。

もちろん、全症例とはいえませんので、その点は誤解のないようにお願いします。

 

????

病院のリハビリは、管理者の対応に明らかに敗北していると思います。

そして、それでも、従来法が継続して対応され

お客様は、見かけ上の問題を、病気の進行があるはずがないのにもかかわらず

時間経過につれ

どんどんと、姿勢不良を悪化させていくのです。

この問題は、どこにも取り上げられないで放置されているんです。

実に忌忌しき問題であるとして、皆さんには意識してお読みいただきたいと

お願いしたいわけです。

良くなるものを良くしないでも、それでいいのでしょうか?

そして、専門職は、自分たちの資質向上ができている、最善の対応をしていると

いつでも、思い込み、何もしてこなかったという歴史があるのです。

もはや、そのような時代は終結しています。

一緒に、ラクに良くなる方法を考え、実践してみてほしいわけです。

 

序章 片麻痺はよくなるものである!( 2 / 6 )

その2 全世界を敵に回してもお客様には良くなっていただきましょう!

リハビリの世界というのは、旧態依然とした体質の塊のようなものです。

言い換えれば、どこかの国技とされているものと、本質は変わらないと考えます。

 

いきなり過激な内容ですけどね。

片麻痺のリハビリを牛耳っているものがあるわけです。

問題の本質は、いくつかあるわけですけどね。

第一に、間違った回復の考え方です。つまり、教科書的に、片麻痺の回復を鵜呑みにすると

とんでもないことになるということです。

管理者は、すでに、片麻痺の回復に関しては、独自の判断において

通常の回復とされている状況には、過小な判断がありすぎると断言しておきます。

 

つまり、良くなる人は、さらに良くなるという可能性が非常に高いわけですね。

それを無視していては、実際は、良くならないということになるだけなんです。禅問答みたいですけどね。

 

さらに、片麻痺の問題というのは、何に起因しているのかといいますと

今までもブログでは、時々説明していますけど

リハビリの対応方法が、理学療法と作業療法に住み分けされていることなんです。

つまり、お客様への対応は、理学療法は自分たちの都合のいいように対応する。

そして、作業療法は、その都合のいいような

理学療法の対応に反論することもなく、つまり、基本的な事項がわかっていないのに

不良品を生産するラインに乗ってしまったお客様に

さらに、それでも、新たな角度から対応を加えているということがあるんですね。

 

????

最初ですから、雰囲気だけ分かっていただければいいと思うわけです。

つまり、お客様を全身的に、とにかく、元の状態をキープしていくということを

リハビリでは対応することが、おざなりにされていると思います。

で、それは、結局、最初に戻るんですけど

そのことが日常化すると、教科書的な片麻痺の回復と一致するだけのことなんです。

、、、、

、、、、

管理者の見解は、これらに真っ向反対なわけです。

教科書的な回復は信じないでいます。

お客様への対応も、非常にいい加減なんですが、全身をまんべんなく

調整しているだけなんですね。

しかし、経験からは、一部のお客様を除いては、ほぼ間違いのない結果を

残せるものと確信しているわけです。

ですから、特に管理者の方法論には

医学的な知見をできるだけ排除していますし、不要とさえ思いますけど、それでも

皆さんを論破していく自信があるわけです。

 

では、どんどんと、話を進めていくこととしましょうね。

序章 片麻痺はよくなるものである!( 3 / 6 )

その3 感覚障害そのものもなぜか回復する事例が多い(経験上)

現在、お試し読みのページを作成しております。

もっとも、この時点で、核心となる記事はさすがに書けませんので

さわり程度に書いていきますけど。

、、、、

片麻痺の問題というのは、機能的なことで説明すれば

運動麻痺、感覚麻痺、言語的な問題、そして高次脳ということに区分されると思います。

で、リハビリとなりますと

理学療法、作業療法、言語療法というように対応されていくのが

通常なんですけど。

しかし、実は、感覚障害というのは、定量的には評価ができにくいわけです。

そして、他人の感覚の問題となりますから

客観的に判断することは、非常に困難であるわけですね。

したがって、お客様には、主観的にどのような強さであるかとか

自己評価するという手法も、しばしば用いられるわけですが

それでも、有効な治療ということでは、いかんせん、はっきりしないと思うんですね。

、、、、

感覚であるがために、いたしかたない状態とすれば、それまでですけどね。

、、、、

、、、、

ですが、管理者の経験上は、実は、感覚障害というものが、改善している事例に

いくらでも遭遇するわけです。

といいますか、ある程度は、お客様の感覚障害は

多少なりとも改善を認めても当たり前であると認識しているんです。

????

で、そのメカニズムを説明せよ!

となると思うんですけどね。ここでは説明はいたしません。

しかし、管理者手法といいますか、対応の結果

感覚障害が実際に良くなるというのは、紛れもない事実であるわけです。

、、、、

ですから、結果として、感覚障害が良くなるということは事実として存在している。

とだけ、申し上げておきます。

詳しいことは、もちろん、ブログにも書いてありますが

ここは、お試し読みページとして、これ以上は、割愛させていただきます。

また、いずれ後半に説明していきますね。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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