殿は友達から聞いてきたHappy Birthday to You!のくだらない替え歌を得意げに(一年生レベルでは面白いと思われる内容)家に来ていたお客さん(夫母、ジム)に披露していたときのこと。 殿が歌い終えるとすぐに、夫母とジムは声をそろえて、”But it is not rhyming!”(韻を踏んでいない)と言った。 私なんて「変な歌を歌っているな」ぐらいにしか思わないのだが、やはりアメリカ人にとっては(内容がくだらなくても)歌というのは韻を踏んでいるものというのが体に染み付いていて、心のどこかで歌を聴くときにいつも韻をつかみながら聞いているのだとこの時あらためてわかった。 私自身はまる覚えしている英語の歌もいくつかあるけれど、韻を意識して歌ったことなんかほとんどないと思う。