Hello from Dogwood Lane 1

スケートレッスン

夏日のような水曜日だったのだけれど、殿の始めてのアイススケートのレッスンに連れて行く。
サッカーや野球のリーグにいれようかとも思うのだけれど、練習以外に土日に試合が入ったりして今のところちょっとややこしいので、ちょっと保留。(日本語学校で土曜日が使えない、というのも関係してくる)

日本語学校があるから、スポーツはさせない、というのも殿がかわいそうだし、何か楽しみがある方が勉強も頑張れるかな、ということで。
本人は前からアイスホッケーをやりたい、と言っているのでそれならアイススケートをとりあえず習おうということになった。
レッスンはCabin Johnのアイスリンクで。30分6回で確か80ドルぐらいだったと思う。その日のスケートのレンタルと、レッスン後に自由にリンクで滑るのは無料なので、考えてみるとかなりお得かも、と思う。
スポーツの習い事というのはこれが始めててなんだか私も殿もどきどきした。

私は自分のスケートを履いて隣のリンクで滑りながら殿のクラスを時々観察。
今日の生徒は4人(男の子2人、女の子2人)で女のベテランぽい先生が担当していた。小さいレッスン用のリンクで、亀のように這い回ったり(どういう効果があるのか意味不明)すべりながら前かがみになって自分の足をさわる、ということをやっていた。
殿はスケートはしたことがあるだけれど、今日も前よりどんどん上手になっていて、子供ってすごいなあと思った。
中には全く経験がないのだろう、という子もいて(初心者のクラスだからあたりまえなのだけど)、ちょっとつらそう。足の不自由な人が使うwalkerみたいな物を借りてそれにつかまりながら練習していた。

レッスンが終ってから殿と少しリンクで滑った。
シーズンオフだから、人は少ないのかな、と思っていたけれど、レオタードにふりふりのついたのを着た小学生の女の子たちがたくさん来ていた。コーチがついている人もいない人も。

来週はこの時間を利用して私もプライベートレッスンをとることにした。どうなるだろうか。

duh!

アメリカで生活し始めてから知った表現に"duh"というのがある。
自分で失敗したときや、とんちんかんなことをしたとき「ああ、間抜けなことをしてしまったなあ!」という自嘲の意味を込めて自分に"duh!"と言う。(ダア、ちょっと暗めのアの音で3段階ぐらいの抑揚をつける)
これを適切なときに使うと(ビジネスミーティングなんかではまずいと思う)周りが和んでよろしい。
大人がこの"duh!"を使う場合は基本的には自分に対して使うことが多い。人に対して使ってしまうとかなり失礼になってしまう。

殿がこのごろこの"duh!"を使うようになった。きっと周りの子供たちから聞いたのだろう。
私の使い方と違うのは、馬鹿なことをしている相手に対して使ってしまうところ。若が何か変なことを言うと若に対して“duh!”と言っている。
悪い言葉というわけではないのだけれど、先生とか、目上の人には使っちゃダメだよ、と言っておくほうがいいかなと思っている。
成長して自分自身に使えるようになるのはいつのことだろう。

発音が聞きたい方はこちら。赤いスピーカーをクリックすると発音が聞けます。正しい発音を練習しましょう!

Girls’ Night Out

殿が1歳半位から2歳半になる頃まで、お休みの水曜日を利用して、洋裁のクラスをとっている時期があった。(G Street Fabtricsというこの辺では大きな生地屋さんで)
今夜はその頃知り合った女性が集まって、ディナーに。

その洋裁のクラスの先生がとってもセンスのあるデザイナーで(ウエディングドレスやフォーマルドレスのデザインなどが専門)同じクラスをとっていた人たちは何度も何度も先生のクラスを繰り返し受講して、仲良しになった。先生は日本に住んでいたこともあるので、共通の話題などもあって楽しかった。
生徒は今はリタイヤしてしまった外科医の女性とか、共和党のキャンペーンオーガナイザーとか(政治的には許せないけれど、彼女はとてもよい人)、結構有名なカントリーシンガーのマネージャー(付き人)、レストランのオーナーなどいろいろとユニークなバックグラウンドの人が多くて楽しいクラスだった。

この洋裁の先生が(一見幸せそうだったのに)、2年ぐらい前に離婚することになって、それ以来いろいろな事情でクラスも教えることができなくなってしまった。クラスの仲間はそれ以降もいろいろと仲良くしていたよう。
私は子供も小さかったし、次男の出産もあったので、仲良しのJulie以外はほとんど会うことはなかった。いろいろな集まりも御無沙汰することばかりだった。

今日はずっと会えなかった先生も来られるということで、夕方からベビーシッターさんに来てもらって気合を入れて行ってきた。
全部で9人が集まって、とりとめのない話をしながら食事をした。お食事はアメリカンのカジュアルなレストランで、なかなか美味しかった。私はオイスターのフライ。

先生の離婚までの波乱万丈の道のりとか、他の人の神経痛がどうだとか、ひざの手術の術後経過、シアトルの生地屋さんの話とか、まあとにかく話は続く、続く。
久しぶりに会えた人もいてとても楽しかった。

でも働くお母さんが夜、家を空けるのって(平日でも週末でも)結構大変なのだ。
夫はあてにできないので、まずベビーシッターさんを確保して、子供たちの食事も(ベビーシッターさんの分も含めて)用意して、殿の宿題は(早めに迎えにいって)終らせて、といろいろと細かい計画が必要になる。

でもこういう風にお友達と気分転換するのも私には必要なことかなと思う。

母の日の工作

DSCN0782.jpg
先週から殿も若もスクールで「母の日」関連の工作をしていたよう。
金曜日早々に作ったものをもらった。
若は先生が用意してくれた紙に水彩絵の具で思いのまま色をつけて、もうひとつの紙にはカットフォームの星の飾りをつけていた。そして芽をだしたばかりのマリーゴールド。先生と一緒に植えて芽がでるのを観察したのだろう。

殿からは午後保育で作った小さい紙の箱。あけてみると長い紙が折りたたんで入っていて、そこには
「まま、いつもおいしいおべんと
ありがと。」
と書かれていた。いつの間にこんなに書けるようになっていたんだろう。4月になるまでは自分の名前がやっと書けるという程度だったので、こんなにできるようになっていてびっくりした。
先生たちは当然日本語はわからないので、お手本も見ないで自分で考えて書いたのだ。
殿は私にはやはり日本語で書きたい、と思ってくれて、なんだかその思いが伝わってとってもじんときた。そして、通り一遍の「いつもありがとう」だけではなく、具体的に「おいしいおべんと」と書いてくれたのがつぼをついていて、また嬉しかった。

R.Haddon
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