Hello from Dogwood Lane 1

Field Trip to the Zoo

若のスクールで動物園への遠足があった。
スクールに9時半に集合して、National Zooへ。ここはスミソニアンの管理なので無料。パンダもいる。

私は若の仲良しのリアム(男の子)とそのお父さんとカープールをすることにして、なぜかわたしが運転することになっていた。子供2人には用意していたおやつを車で食べさせ、私はリアムのパパと楽しくいろいろ話をしながら、動物園に向かった。10時にはついたのでパーキングも問題なく集合場所に向かった。

まだ子供たちは2歳なので基本的に親は付き添っている。(強制ではない)12人のうち3人の子供は親がいなかったので、先生3人がその子のパートナーになって歩き回った。
とりあえず自分の責任の子供が1人というのはとても助かる。

見た動物
キリン、象、かば、ライオン、トラ、シマウマ、ゴリラの小さい種類、チータなどなど。パンダは混んでいて見れず。でもまたすぐ来れるよね、というのがみんなの反応。
新しく Petting Zoo(農場の動物が集まっていて、動物を触ったりできる)もできていたので、子供たちは牛や鶏なども見たよう。(私は車を取りに行っていたので見なかったけれど)

DSCN0851.jpgなにやら取っ組み合っているキリン。「いったい何をしているのだろう」と議論になったのだけれど、とりあえず公序良俗には反しないという結論にいたった。





子供たちにしてみたらかなり長い道のりを歩いたのでかなり疲れがみえてきて半分を過ぎる頃から機嫌が悪くなるこも結構多くなってきた。

帰りの車のなかでも用意したおやつを子供たちに与え(何か食べ物を与えておくと安全)スクールに向かって出発。プリスクールの遠足はいつも半日なので、お昼はスクールに帰ってからということになる。
途中リアムが"I want to poop."「うんちしたい」 と言い出す。私は結構慌ててお父さんに、どうしよう?と言ってみると、"Just hold it."(我慢するしかないよ)と息子に言っている。Pull upsをはいていたみたいなので、もらしても臭いだけだったとは思うけれど結局無事にスクールに着いたので安堵。

殿と一緒に以前にプリスクールの遠足に行った時には、親の数が少なくて子供は檻の外の動物という感じで走り回り、本当に神経が疲れたのだけれど、今回はそういうこともなく皆で楽しめた。
お天気がよかったので幸いだった。

DSCN0856.jpgアニマルクッキーのおやつを食べる。
まだ朝は肌寒いのに、サメのTシャツを着ていく、と譲らないので長袖を下に着せた。若は相変わらずファッションにうるさい。

紐のスニーカー

殿のスニーカー、ついこの間買ったばかりだったのに、切れて穴があいてしまった。母から送ってもらった新しいのは少し大きめなので、もう少しとっておくことにして、仕方ないので今回は近くの子供靴専門のお店へ。家から10分なのに行ったことがなかった。

自分で紐が結べるようになったと思っている殿は初めて紐靴が欲しいという。いくつか試して本人が一番履き心地がよいと思うものにした。白地に青の入っているいシンプルな紐靴。Stride Rite、サイズ1.5ワイド。
履いてから自分で紐を結んでみるけれど、どうもうまくいかない。蝶々結びはできるのだけれど、ゆるゆるになってしまう。ただ、本人は学校から「靴の紐が結べます証明書」をもらってきてしまっていて、とにかくできるつもりになっているので、私が「そんなこと言ってもできないでしょ」と言い放つのもかわいそうかな、と思い本人の納得する物を選ばせたんだけど。
やっぱりベルクロにすればよかったかな、と少し後悔したけれど、始めは練習しながらでできるようになるかもしれない。
紐靴を買ってしまえば、自分で結べるようになる、と考えるお母さんも多いみたいなのだけれど、キンダーのクラスに行くと結べない子は何年紐靴をはいても結べないので、やはり本人ができるようになってから履かせるほうが危なくなくてよいのでは、なんてずっと思っていたのだ。
私自身紐靴をはいたのはかなり大きくなってからなので、こういう葛藤は知らない。

ところでこの靴屋さん、知る人ぞ知るという感じのビルの2階にある。ショッピングセンターと言うよりはオフィスビルみたいなところ。そのビルにはYirasai Sushi(いらっしゃい寿司)という怪しげなお寿司のお店とか、毛糸のお店なんかもある。
こんな隠れたところでビジネスをして大丈夫なんだろうか、と思っていたのだけれど、この靴屋さんには立て続けにお客さんが入ってきて(学校が終ってすぐだったので)結構はやっているのだとわかった。ビジネスの心配なんて余計なお世話だ。靴の品揃えもこの前のモールのお店と同じでとてもよい。モールは遠いから平日にはいけないのでこれからはここにしよう。

夜寝る前に、今日一日で一番楽しかったことは?と聞いたら「新しい靴を買ったこと」と言っていた。
新しい靴、大人でも嬉しいよね

Give Mommy a push

若のプリスクールのクラスの子供たちは朝送りにきたお母さん、お父さんが部屋を出るときに、後ろから押して部屋を出させる、というかわいいRitual(儀式)をする。
もちろん機嫌の悪いときなどは子供たちはそんなことはしたくないのだけれど、気分のいい日には先生から”Give her a push!”(お母さんを押してあげて)と言われると、力いっぱい後ろから押してくれる。

このごろ殿や私が家を先に出るときには玄関で若がプッシュしてくれるようになった。
ママと別れるのが寂しいなあ、と思うときにもこのRitualがあると子供は楽しいみたい。

こんなささやかなことだけれど、子供たちはとっても楽しんでやっているのでほほえましい。


*ちなみに、お産のとき「いきんで」というのは英語では"Push!"です。

家族会議 (Family Meeting)

4月ごろから週末に家族会議というのを開いている。
何もあらたまって家族会議なんて、と思っているそこのあなた!私が子育て教室で講義を受けたときに、専門家たちは口をそろえてこの家族会議の有意義さを強調しているのです。
なんとなくうちの子供たちには効きそうなのでやってみることにした。

議事録をつけて、アイスクリームなどを食べながら、週末に1回。20分ぐらい。
議題は特に特別なことではない。
今週のスケジュールの確認

家族に言いたいことをみんなの前で言う
 母の日の週末には私がプレゼントのお礼を子供たちにあらためて表明して、夫が議事録に記録する。
 殿が宿題を頑張ったときにはそれをほめる。
 宿題の多さを強調するために、皆にプリントやワークブックを見せる。

家族のなかで問題だと思うことを指摘して、解決策を求める。
 兄弟喧嘩をやめて欲しい。
 NOダメ、といわれたらどんな場合でもやめること。
 床にものが散らかりすぎ。どうしたらいいか。
 夫の帰りが子供の就寝時間と重なる。どうしたらいいか。
 私や夫が電話中に子供たちが話しかけてくる。そういう場合は電話が終わるまで待つ。
 待てないときにははひそひそ声でこちらの注意を引くように。などなど。

問題点が改善されたときには次の会議で指摘して皆で褒める。
 たとえば、私が電話中に子供達が静かにしていた場合、「殿君と若君はママが電話中にとても静かに待ってくれました。」ということを英語で夫に伝えるようにして、夫がそれをまた議事録に書き込む。

1ヶ月続けてみて、しつけの面でこれが結構効果があるように感じている。単に問題点を指摘しておくだけでも子供たちの心に残るのか、その点に関しては聞き分けが悪いということはなくなった。
実際に悪いことをしてその場で叱る、ということプラス、冷静になって話し合う場でいけないことを指摘しておくということがかなり子供たちの心にしみこむみたいなのだ。
そして、良いことをしたり、前に指摘した点を直してくれた場合、それを皆の前で言う機会を設けると、また記憶に強く残るよう。

若は途中で飽きてしまってどこかに消えてしまうし、殿も途中から上の空になってしまうけれど、それでもとりあえずこういう風に家族全員がそろって話す機会そもうけるのは我が家には必要みたいだ。

R.Haddon
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