しづかのアーカイブ

ピケ&シェネ( 1 / 4 )

ひとり心地

 スーパーフライヤーズでは
 アップグレード 7.000円で
 プレミアムクラスに変更できる

 ゆったり乗りたい時
 疲れている時は
 お勧めですね

 機内ビデオ「発想の種」
 発想の来た道 石川 康晴を見て
 
 なるべく泣きたくなくて
 踊るポンポコリンなどを
 聞くのに 涙が
 止まらない
 センチメタリック

 着陸前5分に
 車輪が出る
 大阪は雨
 スクリーンに
 雨が強く打ちつけられる
 まるで、私の涙の様に
 気流が不安定で揺れる
 大阪城が見えると大阪だ

 
4月6日(土)
 羽田行 ANA20便
 777-300 ポケモンジェット
 ヘッドシートにポケモンが
 描かれている
 東京-大阪間はやはり
 ドル箱 ほぼ満員
 隣席はいないので
 ゆっくり眠れそうだ
 お天気はいいので
 多分いいフライトだろう


 京急 日ノ出町付近の
 大岡川沿いの桜並木には
 屋台が並び 大賑わい
 ただ、桜はまだつぼみの木も多い

 新橋のビルB1
 パーラーきむらやさん
 水槽の前のボックス席
 くまのみ1匹、青い魚2匹
 くまのみちゃんは
 結構、受け口なんだ
 水槽の中から見る私は
 どんなだろう

 都営地下鉄 三田駅くらいで突然
 座っている私に「東銀座止まります?」
 と中国語なまりの女の子
 「とまりますよ」というと
 とっても笑顔になった
 今日の一日一善かな?
 どこにいても良く尋ねられる私
 念のためにいくつめで降りるかを
 調べて「次の駅ね!」と
 声をかけて降りた

 
 PM6:00のフライトは
 やはりお腹が空く
 ANAオリジナル
 かぼちゃスープ チーズパン付 500円を
 食べる
 身体もお腹も熱くなった



6月27日
 東京駅から、あさまに乗る
 やまびこ、つばさ、とき、こまち、
 など、西村京太郎の
 ミステリードラマの音楽が
 耳に流れる
 駅弁の余りの多さに
 迷ってしまう 東京土産も
 凄い品揃え
 流石 東京だ



7月14日(土)
 梅雨明け前の連休
 生まれて初めての宮島に向かう
 山陽新幹線 みずほは、
 指定席が満杯らしい
 鹿児島まで無往くからだ
 シートは2列で フカフカして
 大きく、疲れを感じさせない
 久しぶりの旅、満喫したい


 青い空と白い雲をみつめて!

 癒しの旅 スタート
 "旅のスケッチ"
 松山 道後温泉へ
 だんだん=ありがとう
 島根も香川も愛媛も使う

 松本 あるくま 長野県観光PRキャラクター
 信濃毎日新聞 軽井沢 RUIZAちゃん
 松本名物 : 山賊焼き (チキンのから揚げ、生キャベツの千切りと共に食す)

 ふと あなたににている
 後姿
 元気だったあの日を
 思い出す
 ハツラツとした頃
 仕事に闘志を燃やしていた時
 あなたの目は輝いていた
 今、私は一人で、いえ、
 皆に支えられて 生きている

 歴史と伝統の街
 「松本」
 火の見櫓が
 まだ高い

 
 ガソリンスタンドに給油をして、
 最期のイベントは
 空港近くの ひまわり畑
 今年も咲いてくれて
 ありがとう、と告げた
 お世話になったレンタカーを
 返して、出雲縁結び空港へ
 送って貰った
 空港には、しまねっこちゃんがいて
 とても嬉しかった

 まがたまの館に
 宍道湖一望レストランを
 見つけて、遅いランチを
 うなぎとろろ丼、しじみ味噌汁
 付きが、とても美味しかった
 大きな勾玉や、入口の
 うさぎさんが印象的だった

 湖岸道路の様式の上に
 鷹orトンビを発見
 こんな間近で見るのは
 初めて
 次は、玉造温泉へ
 ゆーゆーで一風呂浴びた後
 勾玉をあしらった橋を
 見ながら 旅立つ

 数々のフクロウたち、白鳥や鴨
 ペンギン、オウム、など
 さらに 羊やウサギ、エミューも
 いて、心が洗われる
 動物たちの綺麗な目に
 癒される
 人の首の脊椎は7つ、
 フクロウは14個と、倍
 あるので、首が良く回るらしい

 国道は湖岸を走り
 一畑電鉄と並んで走る
 快適なドライブコース
 松江フォーゲルパークは
 神戸の花鳥園と同じグループ
 長い200mの動く歩道で頂上へ
 展望台は松江城天守閣
 と同じ53m、宍道湖一望

 今回はお天気が怪しいので
 室内で観光を選ぶ
 松江城付は止めて
 ふくろうや鳥たちのいるフォーゲルパークへ
 途中、湖畔の大好きな
 珈琲館へ珈琲ブレイクに
 立ち寄る
 ツタのからまる入口と
 デッキから湖畔の見える席へ
 宍道湖の美しさを
 堪能する

 朝食はバイキング
 窓際の宍道湖の見える
 テーブルで気持ち良く頂く
 隣のしじみ館にお買い物へ
 足湯に大勢の人が入っていた
 ホテルに帰って、最後の温泉
 やはり入浴タイム20分前は誰もいず
 一人で 満喫

 良く眠ったせいか
 目覚ましの鳴る前に起きて
 朝風呂へ
 女湯に入ると、山の様な
 スリッパが・・・
 大勢の人達に こんなに
 泊まっていたのかと
 驚かされた

 夕食は会席のコースだが
 "そば"があったのでキャンセル
 すると、雲丹の乗った
 湯葉豆腐を持ってきてくれた
 親切だ
 機嫌よく、生ビールと梅酒を。
 勢いついて、お土産を山ほど
 買ってしまった。
 部屋に帰って、食休みして
 後で、温泉に入ろうとしたら
 そのまま、うつうつ、寝てしまった

 雨が止んだのか
 湖岸には走る人、歩く人
 犬を散歩する人、
 夕日を見ようと 見つめる人
 がパラパラと見える
 もうすぐ、日が暮れる
 湯上りに缶ビールを
 一本、美味しかった

 部屋に帰ると、大粒の雨が
 窓をたたく音でピックリ
 夕飯まで TVを見る

 夕日を撮影しに
 2階の連絡通路に
 行ったが、残念ながら
 雲に隠れて 見えない

 温泉は、露天風呂の
 眼下に宍道湖が見える
 望遠鏡だと、向こう岸から
 見えるかも知れないと
 思いながら、立って景色を
 見つめる
 女湯は独り占め
 景色を見ながら
 ゆったりと浸かる

 2階へ降りると、目の前に
 「茜の間」 何と不思議な
 ご縁を感じた
 通路の窓から、宍道湖が
 一望
 雲が多いので、夕日は
 綺麗に見えないかも
 知れないが、カメラショットの
 場所をチェック

 暫く待って、部屋に入る
 冷房が効いて、少し寒い
 温泉も 15時からなので
 少しお茶を飲んで
 一服してから、貴重品を
 持って出かける
 本館2階と東館2階が
 温泉への連絡口

 お天気が悪いので
 早めに、ホテルに向かう
 高速を走行中、凄い
 雨に会った

 やはり、松江城散策は
 無理の様で
 15時のチェックインタイムまで
 30分程、早く到着

 素晴らしい庭園は
 緑が輝いて、目に優しい
 ショップでは、好きな絵の
 ハガキやハンカチなど
 お土産も購入
 随分、雨が降った様だが
 蒸し暑い

 目指すは懐かしい
 足立美術館
 ポツポツと雨が来て
 山々に重く雲が
 垂れ下がる
 結構、距離を感じる
 もう、20年程来ていないので
 大きくなっている事に
 驚いた

 高速に乗って、先輩の
 イタリアンレストランに直行
 始めて行く素敵なお店
 大好きなクラシック音楽がかかって
 心が安らぐ
 玄関前には、ぶどう棚に
 沢山、実っている

 出雲縁結び空港は
 JALのみ
 台風の影響で
 蒸し暑く かわりやすい
 お天気
 レンタカーに乗って
 いざ、出発

 雲の合間から見えた  
 日本海の青さ

 田畑の黄色や黄緑の
 パッチワークの様な
 絨毯の上を
 だんだんと降りてゆく
 宍道湖は少し
 マクが貼って 緑っぽい

 
 ★福岡・パンダタクシー・・・オスとメスがある。
                 メスは1台のみで珍しい。
                 博多・中洲・早朝・女性ドライバー

 ★ねこタクシー・・・福岡・南区・個人タクシー、1台のみ
            ウインカーから内装まで、全て猫尽くし、会えたらラッキー



ピケ&シェネ( 2 / 4 )

 冬将軍がまだ立ち去らぬ
 東日本の土地に
 自然の大きな怪人がやって来た
 それは大地を揺るがし
 大きな波と共に、人も土地も
 全てを飲み込み、脅かした
 そこに残った命は、悲しみに
 打ちひしがれ、現実の恐怖に
 慄いた
 でも、人の力は強く、粘り強い
 逆境に立ち向かい、元に戻そうと
 する大きなエネルギーが生まれた
 頑張らねばと、一人ひとりの力が
 大きな力となって
 それは偉大なるファイトになる
 人は皆「絆」で結ばれている
 一人では出来ない事も
 みんなの力で励まされ
 勇気を持って立ち向かえる
 日本は温かく強い心で
 闘って来た
 昔も、そして今も
 ひとりひとりに出来る事
 今こそ、心をひとつに
 灯火を絶やさず
 大きなエネルギーにして行こう
 みんなはひとつ
 決して負けない、命ある限り
 希望は叶う
 がんばろう日本、心はひとつ


 北海道担当になった時
 左遷させられたと
 やけになった
 けれど毎月数多くの
 フライトで、1年でプラチナクラスに
 なった
 続けてフライトするうちに
 スーパーフライヤーズの
 切り替え案内が来て
 以来、ずっとスーパーフライヤーとして
 愛用している
 何が凄いかと言えば
 ANAラウンジが無料
 勿論、マイルも貯まりやすい
 先行予約がいち早く出来る
 預けた荷物が一番に
 出て来る
 ゲ゜トも優先ゲートが使える
 使用フライトに応じて
 ついたポイントで
 プレミアムクラスに
 無料で変更できる
 ただし、空いている時だけ
 プレミアムクラスは
 B767-300で10席
 席幅は広く、フットレスト
 レッグレストがついて
 スリッパに履き替えられる
 ヘッドセットも上等
 ブランケットも上質
 アルコール。ノンアルコールの
 飲料無料
 時間帯に応じて軽食
 食事がついてくる
 トイレも優先
 CAさんから、ご挨拶とおしぼりが頂け
 上着の預かりサービス
 お好みの新聞が読める
 スクリーンは大きく
 色が綺麗
 最前のシートなので
 上昇、下降がスムーズ
 搭乗の際にも
 スーパーフライヤーでも
 そうだが、優先搭乗でき
 一番に降りられる
 この様な特典が
 幅広く使用できる
 3歳の時に初めて乗った
 プロペラ飛行機
 あれから、ん十年、
 今日も、快適な空の旅を
 ANAで送っている

 
 8月の松山-大阪フライト
 海の色がこんなにも青かったかと
 感じる
 瀬戸内海の島々が数えきれない
 程、沢山見える
 三津港から見た島々
 昨日、行った佐多岬
 約100キロの道程だった
 多くのトンネルを越え、眩い海と山の
 色を見た
 上空には、真白い積乱雲が
 もくもくと立ち上がり、四国上空を
 遮っている
 到着は50分程で、今日は短いフライトだ


 8月の福岡からの大阪への飛行
 九州には雲が立ち込めていたが
 瀬戸内海はくすんで、しまなみ海峡
 瀬戸大橋、鳴門大橋、渦潮、
 小豆島、淡路島も
 はっきりと見えた
 大和川から仁徳天皇陵、応神天皇陵の
 前方後円墳がくっきりと見える
 大きなのっぽのビルが
 ビーズの様に輝く、車のライトが
 瞬き始めて、ライトアップされた
 大阪城が浮かび上がった
 トワイライトゾーンの
 素敵なフライトだった

 

ピケ&シェネ( 3 / 4 )

今日は体育の日、
7月から念願だった、ルーブル美術館展に
出かける
昼の12時10分前に、目が覚めて
身支度を済ませ、京都に急ぐ
京橋までの回数券を利用して
京阪の特急を利用する
たまたま、並んでホームに
2階建て 特急が入って来た
上手く2階に座れた
やはり「眺めがとても良い
木津川の土手では車が走る道に
同じ高さで田園風景が見渡せる
黄金色に光る稲穂が実りの秋を
かんじさせてくれる

三条に着くと 思った通りの凄い人並み
バスターミナルに並ぼうとすると
長蛇の列
あきらめて、美術館へ向けて歩き出した
これが正解だった
道路も車が数珠つなぎになって
のろのろ渋滞だ
やはり、歩いたほうが早かった
しかし、美術館に着くやいなや
これまた、長蛇の列
ルーブル美術館展の最後尾は

何と「70分待ち」
もう時間も夕方4時までなので不安になって
案内係の人に尋ねると
4時半までに入場券を購入した
人は、今日限り、全て見られるとの事

ホッとしたものの、やはり一人で
並ぶのは時間を持て余してしまう、
周りのけしきや空の雲や
上弦の月を見ながら、トロトロと
進む列を歩いて並ぶ
この時に常に後ろに並ぶ人を
見ながら、優越感を感じる
そう考えなければやってられない

40分経って、やっと入館
出勤時のラッシュアワーの様に
溢れかえる人の山
人の波をかき分けかき分け、絵を覗き込む
じっとしていれば、押されてしまう
出口を出た所には、記念の絵葉書
テレホンカード、シール、などの売り場
これがまた一苦労
自分の気に入った、絵葉書を見つけて
その番号と枚数を早々と係に告げて
その絵を購入する

熱気と興奮で汗だくになった
入館時までの汗ばむ暑さが
なくなり、秋の黄昏時には
涼しく冷たい風が吹いていた
三条大橋から鴨川を
見下ろすと、大勢の人達が
夕涼みを楽しんでいる
三条商店街に入って
スハマ団子とお干菓子を
買う
巾着の小さいのを探したが
いいのがみつからないので
あきらめた
櫻井屋さんは、とっても
綺麗になっていた


ピケ&シェネ( 4 / 4 )

京都に行くと必ず立ち寄るのが漬物屋の村上重本店
学生時代に友人と見つけて以来、辛子なすびが
大好物になった
まだ10月なので、千枚漬けは少し早い
良く売れているねすぐきを買う
四条通から河原町へ、そして先斗町へと入る
世の中は三連休の初日とあって
若者と観光客でごった返している
吉佐登さんの店がある、お茶屋さんが
随分減って、Barや甘党の店、雑貨屋さん、
喫茶店、この夏初めにオープンした
あのラーメンの天下一品の店"味がさね"という
会席茶屋に若いアベックが並んでいた
先斗町の鴨川沿いの店は川床が多く
店内からも鴨川を眺められるとあって
人気がある

私が立ち寄るのは、先斗町の からふる珈琲
地下にBARもあるのだが、一人では
少し気落ちして入れない
三条大橋近くの珉珉は満員御礼だ
鴨川通りの提灯が黄昏時の
街並みに映えている

木屋町は飲み屋が多く、若者が一段と
ざわめいている
道路では渋滞の中、ボンボンと大きな
轟音を立てて、レゲエの音楽が響き渡る
狭い道にぎっしりとビルが立ち並び
大阪より沢山の店が有る様に
感じられる

学生時代に、京都へ泊りに遊びに来た
ものだが、12時になって、ディスコで蛍の光が
流れたのには驚いた
雑誌で見つけた、先斗町の小さなパブでも
会員制と書かれたプレートのドアを開けるのに
少し、戸惑った事を思い出した
今でこそ、カジュアルな居酒屋や割烹
Barが増えたが、当時は閉鎖的で
深夜まで営業している店などは
よそ者が知る由もない程だったのだ
京都も随分、変わったなと思った

しかし、京都へ来ると良く歩く、歩きながら
キョロキョロといろんなものを物色するのも
楽しみの一つだからだ

大阪とは違う 繁華街の中にも
雅と優雅さを感じる事のできる
古都感が人々を魅了するのかも知れない

田中屋さんのきんちゃく
友禅の布切れで作った巾着が
私は好きだ
いつも行くたびに、誰かのプレゼントに
買ってしまう
しかし、1品ものなので同じ柄とは
2度と出会わないのが悩みの種だ

その巾着は中位で、3匹の白いうさぎが
刺繍されていた
とても素敵で見つめていたが
使い勝手が無いのであきらめてしまった
やはり、買っておけば良かったか!?

真紅の西陣織に刺繍された5匹のうさぎが
お月様を見つめている、その巾着袋を
母が櫻井屋さんでみつけて、買って来てくれた
やっと手に届いた喜び


"こだわり"
 人はそれぞれ好みというものがあって、
 必ず、好き嫌いがある
 食物に関しては特にそうで
 私にとって、ギョーザ、ラーメンに対しても
 人一倍こだわりがある
 ギョーザは一口サイズでなければいけないとか、
 皮が薄くて、身が詰まって、覚めても美味しくないといけない
 とか、ラーメンなら、豚骨スープに硬い細麺チャーシュー
 ネギで白菜キムチ、ニラキムチ、おろしにんにく入りで
 なければ、ならないという風に
 喋らすと、必ずと言っていいほど
 煩い人間になってしまう
 理念的に言えば、そういう、こだわりも
 一つの、チャームポイントの一つとも言えるかも
 知れないが、これでないと、ダメと、人に押しつける様に
 なっては、単なる頑固者になってしまうので、
 とても気を付けなければならない所でもある


☆3つの縫製箱 No1~No3
  恋の呪文は etc・・・
  恋の第二章を踏み出せなくて
  あの人を忘れたくて・・・



あかね しづか
作家:あかね しづか
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