京都に行くと必ず立ち寄るのが漬物屋の村上重本店
学生時代に友人と見つけて以来、辛子なすびが
大好物になった
まだ10月なので、千枚漬けは少し早い
良く売れているねすぐきを買う
四条通から河原町へ、そして先斗町へと入る
世の中は三連休の初日とあって
若者と観光客でごった返している
吉佐登さんの店がある、お茶屋さんが
随分減って、Barや甘党の店、雑貨屋さん、
喫茶店、この夏初めにオープンした
あのラーメンの天下一品の店"味がさね"という
会席茶屋に若いアベックが並んでいた
先斗町の鴨川沿いの店は川床が多く
店内からも鴨川を眺められるとあって
人気がある
私が立ち寄るのは、先斗町の からふる珈琲
地下にBARもあるのだが、一人では
少し気落ちして入れない
三条大橋近くの珉珉は満員御礼だ
鴨川通りの提灯が黄昏時の
街並みに映えている
木屋町は飲み屋が多く、若者が一段と
ざわめいている
道路では渋滞の中、ボンボンと大きな
轟音を立てて、レゲエの音楽が響き渡る
狭い道にぎっしりとビルが立ち並び
大阪より沢山の店が有る様に
感じられる
学生時代に、京都へ泊りに遊びに来た
ものだが、12時になって、ディスコで蛍の光が
流れたのには驚いた
雑誌で見つけた、先斗町の小さなパブでも
会員制と書かれたプレートのドアを開けるのに
少し、戸惑った事を思い出した
今でこそ、カジュアルな居酒屋や割烹
Barが増えたが、当時は閉鎖的で
深夜まで営業している店などは
よそ者が知る由もない程だったのだ
京都も随分、変わったなと思った
しかし、京都へ来ると良く歩く、歩きながら
キョロキョロといろんなものを物色するのも
楽しみの一つだからだ
大阪とは違う 繁華街の中にも
雅と優雅さを感じる事のできる
古都感が人々を魅了するのかも知れない
田中屋さんのきんちゃく
友禅の布切れで作った巾着が
私は好きだ
いつも行くたびに、誰かのプレゼントに
買ってしまう
しかし、1品ものなので同じ柄とは
2度と出会わないのが悩みの種だ
その巾着は中位で、3匹の白いうさぎが
刺繍されていた
とても素敵で見つめていたが
使い勝手が無いのであきらめてしまった
やはり、買っておけば良かったか!?
真紅の西陣織に刺繍された5匹のうさぎが
お月様を見つめている、その巾着袋を
母が櫻井屋さんでみつけて、買って来てくれた
やっと手に届いた喜び
"こだわり"
人はそれぞれ好みというものがあって、
必ず、好き嫌いがある
食物に関しては特にそうで
私にとって、ギョーザ、ラーメンに対しても
人一倍こだわりがある
ギョーザは一口サイズでなければいけないとか、
皮が薄くて、身が詰まって、覚めても美味しくないといけない
とか、ラーメンなら、豚骨スープに硬い細麺チャーシュー
ネギで白菜キムチ、ニラキムチ、おろしにんにく入りで
なければ、ならないという風に
喋らすと、必ずと言っていいほど
煩い人間になってしまう
理念的に言えば、そういう、こだわりも
一つの、チャームポイントの一つとも言えるかも
知れないが、これでないと、ダメと、人に押しつける様に
なっては、単なる頑固者になってしまうので、
とても気を付けなければならない所でもある
☆3つの縫製箱 No1~No3
恋の呪文は etc・・・
恋の第二章を踏み出せなくて
あの人を忘れたくて・・・