しづかのアーカイブ

インパクト( 1 / 3 )

新しいメモ帳に書きだす・・・

2月9日(木)
 昨年11月以来のフライト、
 上空から見下ろすと、
 白い雲の絨毯が続く
 ふと見ると、駿河湾からスッキリと
 白い冠を頂いた富士山が見えた
 海の浅瀬の水色、沖の深い青さ
 雪の冠を被った
 富士山が青い空の元
 頂上から裾野まで
 遮るものも無く
 クッキリハッキリと見えた
 富士山を過ぎると下降が
 始まる
 下に見えた白い雲が
 近づき、目の高さとなり
 怖い様にもくもくと
 厚さを感じる
 その下には雲の下に
 鈍い青色の海が
 雲間から漏れた太陽に
 照らされた海は水色に
 輝き、白く反射する波面
 白波の立つ穏やかな
 海岸線が見えると
 雲の中へ、そして揺れる
 雲の下へ来ると
 黒い山脈が
 青い水平線が揺れる雲と
 雲の間に垣間見える
 白い船が見えて
 陸地が近づく
 再び富士山や南アルプスが
 見える
 横浜ベイブリッジに
 みなとみらいの
 ビルが見えた
 海には沢山の船が
 

3月20日(火)
 関空から沖縄へ。
 生憎の曇り空、
 B767-300はガラガラ
 中国人がやはり多い
 日本は正確だ
 定刻に出発する
 離着陸時アナウンスが
 流れる機内
 窓から見えた整備士さん達が
 手を振るのが見える
 とても印象的で涙してしまった
 広い飛行場にピーチは目立つピンクだ
 様々な飛行機が
 国際空港を物語っている 
 いつもより軽い機体は
 早く飛び上がる
 アッと言う間に大阪の街が
 プラモデルの様になり
 埋立地の工業地帯
 住宅地や山々が
 小さくなり、空へ空へと
 舞い上がる
 やがて、大阪湾から
 神戸、六甲と旋回し
 明石大橋が見えた所で
 雲の中へ入ってしまった
 青磁色の雲の絨毯
 まだ上空には雲がある

インパクト( 2 / 3 )

 いつもは1万フィート、約7千メートルまでしか上がらないが、
 沖縄へは、1万メートル、上空まで上がるはずだ。
 羽衣の様な白い雲がだんだんと近づいて来る。
 厚い綿雲と上空の絹雲の間を飛行機は飛ぶ。

 厚い綿雲はまるで、綿菓子生産機の様に
 機体の下に絨毯の様に敷かれ、
 さらに、機体の上にもうす雲が
 一面に広がる。
 下界が閉ざされた世界、
 ひたすら南へと進んでいる。
 この雲が途切れるのは
 どのあたりだろうか。

 フライト1時間15分、
 下に見える雲の絨毯は
 真っ白になり、遠くに
 グレーの雲が波打つ様に見える
 
 空は青く、雲一つ無い。
 空と雲との水平線ならぬ
 雲平線が弧を描いている

 あと20分で那覇だ
 シートベルトサインが
 点灯して、いよいよ
 雲の絨毯の中へ突入する

 聞いている音楽も
 クラシックからジャズへと変更
 一つの層を抜けても
 また、次の雲の層が
 空は青く雲は白いが
 海はまだ見えない
 何層も雲に覆われている

 アナウンスが着陸態勢を
 告げる。
 あと約10分程で、那覇だ
 6年ぶりの南の島だ
 白い雲がもくもくと
 形を変えて来た
 夏の雲だ、青い空、白い雲
 さあ、着率10分前
 厚い白い雲に突入
 5分間の雲間を抜けて
 霞んだ真綿が見えた
 空は曇っていても
 海はエメラルドグリーン

 那覇空港の海上陸上自衛隊の
 飛行機はグレーで整列している

 宮古島行 B737-500 
 結構空いている
 座席を先ほどの便同様
 窓側へ移動
 定刻3分遅れでドアが閉まる
 少し雨がちらついて来た
 整備士さんが手を振る
 陸上海上、航空自衛隊の
 ブロックを通る
 ここは日本
 
 20分遅れで離陸する
 にぶいエメラルドグリーンの
 海に白い波しぶきを
 描いて走る一艘の船が
 見えた
 そして、厚く垂れこむ
 白い雲の中へ
 厚い雲を抜けると
 太陽の暑い日差しが
 青い空に白い雲
 下に積乱雲が見える

 何層もの雲を抜けて
 上空へ、太陽に近づくにつれ
 暑さを感じ始めた
 水色の絵の具の様な
 青い空
 到着は10分遅れの様だ
 綿花の様な雲の上を飛ぶ
 水色の空のキャンバスに
 真っ白い雲で描かれた雲
 大自然の芸術だ

 "ホテルの水道水について"
 宮古島の水道水は硬水の為
 ホテルでは軟水化処理を
 行っている
 軟水は、石鹸やシャンプーなどの
 泡立ちが良く、お肌も保湿され
 すべすべになり
 髪の傷みも少なくなるなどの
 効果がある、多少のぬめりを
 感じるが差支えない

 
3月21日(水)
 宮古島を一周した
 宮古はサトウキビ畑と
 赤土の島
 道の脇には、ハイビスカスや
 朝鮮朝顔の花、ブーゲンビリア
 小花と咲き乱れている
 紋白蝶、クロアゲハ、
 オオゴマダラが舞い踊る
 東平安名崎には
 鉄砲百合がちらほら咲き
 アザミが元気に咲いている

 シラサギやサギ
 ツバメが車の前を
 低空飛行して
 お出迎え
 なだらかな緑の丘と
 エメラルドグリーンの海
 どこまでも走っていたい
 トライアスロンの島
 道のあらゆるところに
 おまわりさんの人形の通称
 「まもるくん」が
 ダイナミックな岸壁の
 東平安名崎は男性的
 優しくなだらかな
 西平安名崎は女性的
 対象的だ
 砂山ビーチは正に
 星の砂、さんごの
 真っ白い砂が足を取られる
 辛い砂道を抜けると
 目の覚める様な
 エメラルドグリーンの
 美しいビーチ

 上野ドイツ村は
 工事で青いビニールシートが
 ちょっと残念
 島尻マングローブは
 木で作られた橋が続く
 途中でヒールの踵が
 剥がれてしまった
 10分程歩くと、だれも
 いなくなったので
 引き返した

 朝早く、来間島へ
 橋を渡って港を見て
 竜宮展望台を探すが
 道に迷って、お墓が
 いっぱいの所へ
 怖かった・・・
 ちょっと人里離れた
 暗い村で、とても怖い
 展望台のすぐ隣の丘に
 上がったが、誰もいないので
 怖くて、直ぐに
 引き返した
 平日とあって、車も人も
 少ない
 駐車場があっても、人がいなくて
 怖くてトイレも入れない、困った

 ホテルの朝は、
 磯ヒヨドリの囀り
 すずめたちのおしゃべりで
 目が覚める
 6時45分の日の出より
 若干早い薄暗い
 時間から聞こえる
 波の音と鳥たちの声で
 リゾート感満喫

3月22日(木)
 3日目にして、宮古島が
 晴れた
 東洋一のビーチと呼ばれる
 前浜ビーチを歩く
 来間大橋を見ながら歩く
 島を見ながら、船を見ながら
 エメラルドグリーンの海を
 見ながら、サンゴ礁でできる島は
 白い砂

 足元をよく見ると
 小さな白い貝殻と
 サンゴのかたまり
 砂浜を歩きながら拾う
 穏やかな海
 潮騒と船の音
 だけが聞こえる
 白⇒クリームイエロー⇒薄い水色
 ⇒濃い水色⇒エメラルドグリーン
 ⇒濃い青に水平線がかわる

 砂浜を歩き疲れたら
 白いビーチパラソルの下で
 ビーチチェアーに休みながら
 海を見る
 来間大橋⇒来間島
 青い水平線⇒下地島⇒伊良部島
 白い桟橋と白い船
 白いビーチパラソルが
 三日ぶりに晴れた宮古島の
 暑い太陽に眩しく輝く

 

インパクト( 3 / 3 )

 来間島の朝
 ねこが道路で
 のんびり ねていたり
 横断したりする
 徐行30キロは守るべき

ピケ&シェネ( 1 / 4 )

ひとり心地

 スーパーフライヤーズでは
 アップグレード 7.000円で
 プレミアムクラスに変更できる

 ゆったり乗りたい時
 疲れている時は
 お勧めですね

 機内ビデオ「発想の種」
 発想の来た道 石川 康晴を見て
 
 なるべく泣きたくなくて
 踊るポンポコリンなどを
 聞くのに 涙が
 止まらない
 センチメタリック

 着陸前5分に
 車輪が出る
 大阪は雨
 スクリーンに
 雨が強く打ちつけられる
 まるで、私の涙の様に
 気流が不安定で揺れる
 大阪城が見えると大阪だ

 
4月6日(土)
 羽田行 ANA20便
 777-300 ポケモンジェット
 ヘッドシートにポケモンが
 描かれている
 東京-大阪間はやはり
 ドル箱 ほぼ満員
 隣席はいないので
 ゆっくり眠れそうだ
 お天気はいいので
 多分いいフライトだろう


 京急 日ノ出町付近の
 大岡川沿いの桜並木には
 屋台が並び 大賑わい
 ただ、桜はまだつぼみの木も多い

 新橋のビルB1
 パーラーきむらやさん
 水槽の前のボックス席
 くまのみ1匹、青い魚2匹
 くまのみちゃんは
 結構、受け口なんだ
 水槽の中から見る私は
 どんなだろう

 都営地下鉄 三田駅くらいで突然
 座っている私に「東銀座止まります?」
 と中国語なまりの女の子
 「とまりますよ」というと
 とっても笑顔になった
 今日の一日一善かな?
 どこにいても良く尋ねられる私
 念のためにいくつめで降りるかを
 調べて「次の駅ね!」と
 声をかけて降りた

 
 PM6:00のフライトは
 やはりお腹が空く
 ANAオリジナル
 かぼちゃスープ チーズパン付 500円を
 食べる
 身体もお腹も熱くなった



6月27日
 東京駅から、あさまに乗る
 やまびこ、つばさ、とき、こまち、
 など、西村京太郎の
 ミステリードラマの音楽が
 耳に流れる
 駅弁の余りの多さに
 迷ってしまう 東京土産も
 凄い品揃え
 流石 東京だ



7月14日(土)
 梅雨明け前の連休
 生まれて初めての宮島に向かう
 山陽新幹線 みずほは、
 指定席が満杯らしい
 鹿児島まで無往くからだ
 シートは2列で フカフカして
 大きく、疲れを感じさせない
 久しぶりの旅、満喫したい


 青い空と白い雲をみつめて!

 癒しの旅 スタート
 "旅のスケッチ"
 松山 道後温泉へ
 だんだん=ありがとう
 島根も香川も愛媛も使う

 松本 あるくま 長野県観光PRキャラクター
 信濃毎日新聞 軽井沢 RUIZAちゃん
 松本名物 : 山賊焼き (チキンのから揚げ、生キャベツの千切りと共に食す)

 ふと あなたににている
 後姿
 元気だったあの日を
 思い出す
 ハツラツとした頃
 仕事に闘志を燃やしていた時
 あなたの目は輝いていた
 今、私は一人で、いえ、
 皆に支えられて 生きている

 歴史と伝統の街
 「松本」
 火の見櫓が
 まだ高い

 
 ガソリンスタンドに給油をして、
 最期のイベントは
 空港近くの ひまわり畑
 今年も咲いてくれて
 ありがとう、と告げた
 お世話になったレンタカーを
 返して、出雲縁結び空港へ
 送って貰った
 空港には、しまねっこちゃんがいて
 とても嬉しかった

 まがたまの館に
 宍道湖一望レストランを
 見つけて、遅いランチを
 うなぎとろろ丼、しじみ味噌汁
 付きが、とても美味しかった
 大きな勾玉や、入口の
 うさぎさんが印象的だった

 湖岸道路の様式の上に
 鷹orトンビを発見
 こんな間近で見るのは
 初めて
 次は、玉造温泉へ
 ゆーゆーで一風呂浴びた後
 勾玉をあしらった橋を
 見ながら 旅立つ

 数々のフクロウたち、白鳥や鴨
 ペンギン、オウム、など
 さらに 羊やウサギ、エミューも
 いて、心が洗われる
 動物たちの綺麗な目に
 癒される
 人の首の脊椎は7つ、
 フクロウは14個と、倍
 あるので、首が良く回るらしい

 国道は湖岸を走り
 一畑電鉄と並んで走る
 快適なドライブコース
 松江フォーゲルパークは
 神戸の花鳥園と同じグループ
 長い200mの動く歩道で頂上へ
 展望台は松江城天守閣
 と同じ53m、宍道湖一望

 今回はお天気が怪しいので
 室内で観光を選ぶ
 松江城付は止めて
 ふくろうや鳥たちのいるフォーゲルパークへ
 途中、湖畔の大好きな
 珈琲館へ珈琲ブレイクに
 立ち寄る
 ツタのからまる入口と
 デッキから湖畔の見える席へ
 宍道湖の美しさを
 堪能する

 朝食はバイキング
 窓際の宍道湖の見える
 テーブルで気持ち良く頂く
 隣のしじみ館にお買い物へ
 足湯に大勢の人が入っていた
 ホテルに帰って、最後の温泉
 やはり入浴タイム20分前は誰もいず
 一人で 満喫

 良く眠ったせいか
 目覚ましの鳴る前に起きて
 朝風呂へ
 女湯に入ると、山の様な
 スリッパが・・・
 大勢の人達に こんなに
 泊まっていたのかと
 驚かされた

 夕食は会席のコースだが
 "そば"があったのでキャンセル
 すると、雲丹の乗った
 湯葉豆腐を持ってきてくれた
 親切だ
 機嫌よく、生ビールと梅酒を。
 勢いついて、お土産を山ほど
 買ってしまった。
 部屋に帰って、食休みして
 後で、温泉に入ろうとしたら
 そのまま、うつうつ、寝てしまった

 雨が止んだのか
 湖岸には走る人、歩く人
 犬を散歩する人、
 夕日を見ようと 見つめる人
 がパラパラと見える
 もうすぐ、日が暮れる
 湯上りに缶ビールを
 一本、美味しかった

 部屋に帰ると、大粒の雨が
 窓をたたく音でピックリ
 夕飯まで TVを見る

 夕日を撮影しに
 2階の連絡通路に
 行ったが、残念ながら
 雲に隠れて 見えない

 温泉は、露天風呂の
 眼下に宍道湖が見える
 望遠鏡だと、向こう岸から
 見えるかも知れないと
 思いながら、立って景色を
 見つめる
 女湯は独り占め
 景色を見ながら
 ゆったりと浸かる

 2階へ降りると、目の前に
 「茜の間」 何と不思議な
 ご縁を感じた
 通路の窓から、宍道湖が
 一望
 雲が多いので、夕日は
 綺麗に見えないかも
 知れないが、カメラショットの
 場所をチェック

 暫く待って、部屋に入る
 冷房が効いて、少し寒い
 温泉も 15時からなので
 少しお茶を飲んで
 一服してから、貴重品を
 持って出かける
 本館2階と東館2階が
 温泉への連絡口

 お天気が悪いので
 早めに、ホテルに向かう
 高速を走行中、凄い
 雨に会った

 やはり、松江城散策は
 無理の様で
 15時のチェックインタイムまで
 30分程、早く到着

 素晴らしい庭園は
 緑が輝いて、目に優しい
 ショップでは、好きな絵の
 ハガキやハンカチなど
 お土産も購入
 随分、雨が降った様だが
 蒸し暑い

 目指すは懐かしい
 足立美術館
 ポツポツと雨が来て
 山々に重く雲が
 垂れ下がる
 結構、距離を感じる
 もう、20年程来ていないので
 大きくなっている事に
 驚いた

 高速に乗って、先輩の
 イタリアンレストランに直行
 始めて行く素敵なお店
 大好きなクラシック音楽がかかって
 心が安らぐ
 玄関前には、ぶどう棚に
 沢山、実っている

 出雲縁結び空港は
 JALのみ
 台風の影響で
 蒸し暑く かわりやすい
 お天気
 レンタカーに乗って
 いざ、出発

 雲の合間から見えた  
 日本海の青さ

 田畑の黄色や黄緑の
 パッチワークの様な
 絨毯の上を
 だんだんと降りてゆく
 宍道湖は少し
 マクが貼って 緑っぽい

 
 ★福岡・パンダタクシー・・・オスとメスがある。
                 メスは1台のみで珍しい。
                 博多・中洲・早朝・女性ドライバー

 ★ねこタクシー・・・福岡・南区・個人タクシー、1台のみ
            ウインカーから内装まで、全て猫尽くし、会えたらラッキー



あかね しづか
作家:あかね しづか
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