ヒロN式「ヒロN式ガイドブック」

3) ボクが「ヒロN式」にこだわる理由

ボクは、自分の著作に「ヒロN式」とつけてます。

さすがに、小説にはつけてないけど。

で、今までに、「ヒロN式」とつけた本は、

 

「ヒロN式女の子の取扱い説明書」

「男のダイエット=ヒロN式」

「ヒロN式脱力系シニアライフのすすめ。」

「ヒロN式サバイバル読本『耐災力』」

「ヒロN式女の子の取扱い講座」

「ヒロN式日本昔話」

 

題名を見れば、わかっていただけるかと思いますが、皆、「実用本」「ハウツー本」みたいな題名になってます。

 確かに、ボクは、人生を楽しむためのノウハウを盛り込んでいます。

 でもですね、普通のハウツー本とは、ちょっと違うんですよ。

 普通、ハウツー本ていうのは、その道の権威とか、エライ先生が、

「君たち、ボクの成功の秘訣はだねえ」とか上から目線で、いろいろありがたいお話を教えてくれるって感じでしょ?

 しか~し、ボクなんか、2)を読んでもらえばわかるとおり、人生ダメダメのマダオおじさんだから、「君たちは、さあ」みたいな、上から目線でなんて、とてもとても書けないわけです。

 

むしろ、「このおっさんみたいにおバカな人間でも、一生懸命考えれば、本の1冊や2冊は、かけるんだぞ」っということを見せたかったわけです。

 だから、ボクの書く「ハウツー本」は、「こうすれば、わたしのように成功できるよ」という話ばかりではなく、むしろ、「こういうことをしちゃうと失敗しちゃうよ」という話のほうが多いかもしれない。

 成功体験より、失敗体験のほうが多いんだから、このおっさんは。

 

 たとえば、ボクが出したダイエット本「男のダイエット」だって、たしかに、ボクは30キロもやせたので、「こうすればやせるよ」、というコツが書いてあるんだけど、ただ単に「こうすればやせるよ」という話だけじゃなく、「自制心がなくて、だらしなくて、さんざんダイエットに失敗してきたヒトが、どういう失敗をしてしまうのか」っていうことが、いっぱい書いてあります。

 

この「男のダイエット」という本だけど、裏話をすれば、これは、担当編集者とモメて、出版するのに、ものすごく苦労した本なのです。

なぜなら、この本、ボクは、さっきも書いたとおり、「ダイエットに失敗ばかりしているダメなヒト」向けに、いろいろなエピソードをいっぱい書いて、こんなダメなヒトでも、こうすればダイエットできるよ、という内容に重点を置いて書いたんだけど、これが、担当編集のおっさんには気に入らなかったみたいで、「もっと、まじめに、ダイエットのノウハウを書いてください!」「ふざけた枝葉の部分が多すぎます」みたいなクレームをつけられて、「こんな本は出せん!」とまで言われて、お蔵入りしそうになり、大変な目に遭いました。。

で、このおっさん、ボクを諭そうと思ったのか、自分が、別に編集をやっていた本を出してきたんです。

それは、ある学習塾の先生が書いた本で、題名は忘れちゃったんだけど、「偏差値40の子供を早慶に入れる奇跡の学習法」とかなんとかいう本でした。

つまり、こういう真面目なハウツー本を書きなさいよ。ダイエットに失敗した話、それもネタみたいな話は要らん!というわけです。

 でもさ、と、ボクは思うわけです。

 確かに、ボクは、自分で30キロのダイエットに成功したけれど、はっきり言って、医者でもなければ、栄養学の先生でもありません。ただの素人です。

 そんな人間が、普通に書いたダイエット本なんか、誰が読むというのか?

 単に、専門家が、こうしろああしろ、という本なら、ごまんとあります。

 で、皆、それが出来ないから、ダイエット本は、売れ続けるわけでしょう。

 

 それが出来ない、皆ダメ人間。という前提で、それでもなんとかできないか、という視点で書いた本こそ、ボクが書くべき本だという思いがあったのですよ。

 それが、つまり、ボクのスタンス。「ヒロN式」っていう訳です。

 

 「女の子の取扱い説明書」だって「女の子の取扱い講座」だってそう。

 いい歳して、女の子と目もあわせられない、女の子の気持ちがさっぱりわからない、っていうヒト、いっぱいいると思うんですよね。そういうヒトのために、「恋愛指南本」を書きたい。と思った。

 だから、この本でも、「失恋した時、女の子にふられた時、どうするか」ということも、かなり力を入れて書いてます。

 だって、「こうすれば、目あての女の子は、皆、落ちる」「どんな女の子にもモテモテ」なんて話、ウソに決まってるジャン。女の子と付き合ってれば、ふられることもある。というか、ふられることのほうが多いんですよ。当たり前ジャン。その時、どうするか、どう自分で折り合いをつけるか、ってことは、女の子と恋愛をしていく上で、とっても大切なことなんですよ。

 そういうこと、嘘っぱちばっかり書いてある「恋愛ハウツー本」には、書いてないよ。

 

 そういうヒトの目線に立つ。

というか、ダメ人間代表のボクは、そういう目線にしか立てないわけです。

 だから、ボクは「ヒロN式」にこだわっているんです。

 

 もし、ボクが、受験ハウツー本を書くなら、こうすれば、「誰もが、こうすれば早慶に入れます」なんて本は書かない。だって、早慶定員が決まってるんだから、絶対「誰もが早慶に入れる」なんてことはないんだから。そうでしょ?皆がそのハウツー本を読んで、そのとおり実行したら、結局、定員オーバーになっちゃって、誰かが落ちる訳だから。こんなのは、ウソだ。

 

 だから、もしボクが、受験生やその親向けにハウツー本を書くなら「子供が志望校に入れなくても、こうすれば、子供は素敵な大人になれて、いい人生が送れるんじゃないかな」っていう「ハウツー本」を書きます。それが「ヒロN式」。

 

 「ダメ人間でも明るい生活。」

 「おじさんは出来ない奴の味方だぞ!っと、僕もできないけど」

 それがヒロN式って訳です。

 どうです?読みたくなったでしょ?ヒロN式。

 え?ますます読みたくなくなった?……それは、残念だな。

 

4) ヒロN式書き落語「代官の文箱」

そう言えば、ダイエット本で、担当編集者ともめた時に、ボクが、出版社のエライヒトに言いつけるために、作った「書き落語」を座興に載せておきますね。お楽しみください。

 

「代官の文箱」

 

とかく、ヒトの世は、自分の思いどおりには

いかないものでございますな。

まして、江戸の世では、百姓、町人のたぐいなんざ

吹けば飛ぶようなもんでございまして、普段は

貧乏暮らしを我慢していれば、まあ、それなりに気楽な

もんなんですが、いざ、なんかありますと、

大変な目にあったりいたします。

 

「う~ん、う~ん。」

「ねえ、だんな、うなってばかりいないで、なんか

いい知恵をだしてくださいよ。」

「しかしね、ヒロ造、こいつは、一体なんなんだ?」

「だからね、だんな。それが、あっしにも訳がわかんねえ

んですよ。」

「訳がわかんないって、お前、これは、お前がこさえたもの

なんだろ。」

だんなとヒロ造の前には、カンザシとも文箱ともつかない

品物が置かれております。それは、カンザシの柄の

部分が文箱になっていると言いますか、文箱にカンザシが

ついていると言いますか、とにかく、まあ、見たこともな

い、奇天烈な品でございますなあ。

で、だんなとヒロ造は、この品物の前で、難しい顔で

腕組みをしております。

「一体全体、どうしてこういうことになっちまったんだい」

「いや、だんな、それがね、あっしは見てのとおりの

飾り職人なんで、お殿様からお声がかかったときには、

そりゃあもう、張り切りましてね、一生懸命、カンザシを

こさえたんでさあ。」

「ああ、そうだ。お前みたいな、半端でだらしのねえ男に

お殿様がお声をかけてくれるなんざあ、たいがい考えられねえ

ことだからな。一生懸命やるこった」

「それで、やっと出来上がったんで、お代官さまに

ご検分いただいたんでやんすよ。」

「うむ、それで」

「そうしたら、驚いた。」

「何が、驚いたんだ」

「お代官様が、カンザシを見て、お前何を作っておるのだ!

こんなものを、お城にお持ちすることは罷りならん!すぐに

作り直せ!って、そりゃあエライ剣幕で、こんなピラピラした

飾りはいらぬ、ここに、引き出しを作れ!ここはこうだ、

あれはこうだって。ここだけは勘弁してくだせえ、これがなく

なっちまうと、もうカンザシのていじゃなくなっちまうんでって、

いくらお願いしても、お聞きいれくださらねえんで。」

「だって、お前、お前は、カンザシをこさえたんだろ、こりゃあ

どうみても文箱じゃないか」

「だから、あっしも、地べたに頭こすりつけて、言ったんでさあ、

あっしは飾り職人なんで、指物師じゃあございません。だから、

仰せのものはあっしの手には余りますってね。」

「それでどうした」

「カンザシだろうと文箱だろうと、とにかく、わしの指図どおり

作ればいいんじゃ!の一点張りでさあ、そいで、あっしも泣く泣くお代官

様のお指図どおり、こさえたら、こんなへんてこな代物になっちまっ

たんで」

「う~む。」

「こんなもん、お城にお持ちして、笑いもんにならねえでしょうか」

「笑いもんどころか、お前、首が飛ぶかもしれないよ」

「ひええええ、だんな、どうしましょう。カンザシならなんとでも

作り直しもできやすが、文箱なんぞ、あっしはこさえたことがねえん

で、もうこれ以上のものはできやせんよ」

「しかし、ひどい代物だねえ。カンザシとすれば飾りがさっぱりだし、

文箱とすれば、尺があってない。こういうのをね、角を矯めて牛を殺す

てんだよ。」

「そんな講釈はいいから、なんか考えてくださいよ。いっそお殿様に

直訴して、献上をお取り辞めいただくとか」

「何を大それたことを言ってるんだい、お前みたいなチンケな職人風情

が、そんなことを申し上げたら、それこそ首が飛ぶよ。」

「ひええええ。あっしはどうすりゃあいいんで」

「でも、こりゃあ、お代官様のお指図でこうなっちまったんだろ。

だったら、お代官様にお考えがあってのことだからお前が心配する

こたあないさ。なにしろお代官様にお考えは海よりも深~く、

お志は山よりも高~い、お前みたいな下衆な人間の考えなど

及びもつかないところでお考えになっていることだ。だから、

不平を言わずに、お代官様のお指図どおりにやっていればいいんだよ。」

「そんなもんですかね」

「そんな訳ないだろ」

「じゃあじゃあ、もうごほうびもお褒めのお言葉もいらねえんで、

もういっそお代官様のお名前でお納めいただくとか。」

「そんなことができるかい!」

「いっそ、夜逃げしちまおうかな」

「おいおい、メッソウナコトヲ言ってくれるなよ、

そんなことをしたら、長屋の皆に迷惑がかかるだろ」

「すいやせん」

「それに、お前みたいなハンカな男が、ご城下を

飛び出したって、野垂れ死にするのが関の山だ。」

「ひえええ、どっちにしてもあっしは生きてられないじゃないですか」

「いいか、ヒロ造、ヒトの世てえものは、そりゃあ

理不尽なもんだ。おめえなんかより、もっともっと

理不尽な目に合って命を落とすヒトもいっぱいいるん

だぞ。だから、お代官様に目をつけられたのが、

お前の運のつきと思って、迷わず成仏するんだな。

なんまいだぶ」

「だんな、そんな殺生な!あっしだって、たしかに

バカでハンカな職人ですがね、自分でこさえたカンザシ

で、お咎めを受けるんならまだ諦めもつきやすが、こんな

訳のわからねえ代物で首をはねられるのはいやですよお。

おいおいおい」

「こらこら、いい大人が泣くんじゃないよ」

 

と、二人は、その夜、さんざん思案しましたが、

いい知恵が浮かぶはずもなく、とうとう、お城に

献上品を持っていく日となってしまいました。

 

お城のお庭が見えるお座敷にお歴々が並び、

ヒロ造とだんなは、お庭で、土下座しております。

そして

「殿のおな~り」

 

「早速じゃ、献上の品を見るぞ」

「は」と家来が例の代物にかかった布を取ります。

 

「はあ、だんな、逃げたいよお」

「しっ」

「今、逃げたほうがいいんじゃないでしょうかね」

「いざとなったら、逃げるんだ。あの右の方の木戸だ。」

「さすがだんなですね。もう逃げ道を考えてたんですか」

 

殿様、献上の品を見つめます。

「ふむ。これは、珍奇なものじゃのう。一体これはなんじゃ」

「え~と、これは、カンザシ、」

すると、控えていた代官がじろりとにらんできたので

「ではなく、そのう、文箱のようなものでございまして」

「文箱にしては小さいのう」

「そのう、なんとも一言では言い表せないものでございまして」

「訳がわからぬのう」

そして、殿様が手に取ると、文箱の尺が合わないので、

がたがたとし、ふたが取れてしまったんですな。

で、お代官が、慌てて、ふたを被せようとすると、今度は

うまくはまりません。

「なんじゃ、ふたが合わぬようじゃ。これはいかがしたことか」

「ひえええ」

「これ!ヒロ造、いかがしたことじゃ、答えよ!返答しだいでは

この場で手打ちにしてくれるぞ!」

と代官は、頭のてっぺんまで真っ赤にして、刀の柄に手を

かけて、おこりはじめました。

 

ヒロ造はぶるぶる震えながら、

「へえ、おそれながら、」

「おそれながらなんじゃあ!」

「おそれながら、お代官様、オカドが違っておりますです。」

 

おあとがよろしいようで。

5)4位のヒトにこそ、注目したい

ボクは、オリンピックとか見ていると、いつも4位のヒトのことが気になっちゃう。

だって、4位って辛いよ。

スポーツとか勝負事では、一番、気持ちよくて、注目を浴びて、報われるのは、もちろん、1等賞。金メダルのヒトです。金メダルのヒトは、その競技において、一番優れたヒトだから、ちやほやされる。CMとか、スポンサーとかにも恵まれて、経済的にもいいことがいっぱいありそう。

 

で、悔しいのは、2位。銀メダルになったヒト。

1位と2位は、雲泥の差、だと思うんですよ。

だって、自分より優れたヒトがいない、というのが1位。たとえ1人でも、自分より上のヒトがいるっていうのが2位だから。それが、たとえ、0.001秒の差でも、上がいるのといないのとでは、気持ちよさが全然異なる。

3位は、2位より、まあ、マシかな。上に2人もいれば、まあ、あきらめもつく。

まあ、よく頑張ったよな、オレ。って気分になれるんじゃないかな。

メダルももらえるし、表彰台にも上がれるし。

 

で、問題は、4位ですよ。

4位になると、3位とタッチの差でも、表彰台にも上がれないし、メダルもなし。

記憶にも記録にも残らないでしょ、基本。

たとえば、オリンピックで4位なんて、その分野では、相当素質もあったんだろうし、練習にも打ち込んできただろうに、全然、とまでは、言わないけど、かなり報われない。

でもさ、結局、4位のヒトっていうのは、必ず「いる」訳ですよ。

1位、2位、3位のヒトが必ずいるように、4位のヒトっていうのは、必ず「いる」んだ。

ああ、なんという中途半端。つらいよなあ、4位。

4位とまでは行かなくても、こういう中途半端な状況っていうのは、よくある訳で。

というよりか、1位のヒトって1人しかいないけど、こういう中途半端なヒトってのは大勢いるんじゃないかなあ。

つまり、エッジなヒトよりも、中途半端なヒトのほうが圧倒的に多いわけです。

一生懸命やってるのに報われない。っていうヒト。

めちゃくちゃダメなら、まだ、あきらめもつくんですが、そうでもない中途半端なヒト。

いや、本当は一生懸命やりたかったんだけど、一生懸命やれなかった。っていうヒトも。

 

 ボクは、自分もそんな類の人間だから。

 こういうヒトの「せつなさ」「やりきれなさ」に惹かれちゃうんだなあ。

 だから、1位のヒトの話より、4位のヒトの話を書きたい。

 そんなもん読みたくないよ、っていうヒトが多いかもしれないけど、ね。

 でも、ボクは書きたい。

6)それぞれの本の解説を自分でしましょう。

○ヒロN式メイド喫茶元オーナーが教える「女の子の取り扱い講座」

 

うちのメイドだった「モモちゃん」が表紙。

可愛いでしょ?

これは、既出「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」の続編と位置づけられる本です。前回の「説明書」のほうは、女の子の基本的属性とその奥にある女の子の本当の価値観、というものを説明し、男子としては、どう対応していったらいいのか、割と、心理的な面を中心に書きました。

で、今回は、電子出版版として、新たに書き下ろしたものです。

で、今回の「取扱い講座」は、もっと、実践的、かつ、女の子の心理面だけではなく、フィジカルな、つまりまあ、エッチ面とか肉体的な面とかにも考察しておる。

「説明書」が、基礎理論編とすれば、「講座」は実践戦術編といったところかな。

両方読んでいただければ、女の子なんか百発百中です。(ウソ)

 

○「ヒロN式サバイバル読本・耐災力」

 

これは、3月11日の「東日本大震災」の経験を基に、緊急執筆した本です。なるべく早く、皆さんに読んでいただきたかったので、リリースの早い電子出版という選択をしました。

ボクは、災害とか救難とかには、全く素人です。ただの一市民です。

でも、というか、だからというか、専門家ではなく、一市民の視点で、この大震災をどう捉えるか、そして、一市民、一生活者として、備えられることは何か、ということを一生懸命考えて書きました。結局、専門家にえらそうなことを言われたところで、実践しつづけることができなければ、何にもなりません。だから、一生活者として、続けられる工夫という視点で、いろいろな提案をしています。それから、「災害を防ぐ」という防災だけでは足りない、「災害を受けた後に、どう生き延びるか」つまり、災害のダメージにいかに耐えるか「耐災力」を備えよう、養おう、という発想を提案しています。

 

○ヒロN式「日本昔話」

 

電子出版版の「オールウェイズ三丁目の夕日」だと思ってください。

つまり、昭和30年代を中心とした懐かし本。

その頃、子供だった著者の、リアルな思い出を紐解きながら、あの頃にあったもの、そして、現代がなくしてしまったもの。について、しみじみと語っています。

同年代のヒトには、「ああ、そうだったよなあ」と和んでもらえる。

若い世代のヒトには、「へえ、昔の日本人ってこんなだったのか」とちょっと新しい発見になる本。対比地さんの、ペン画イラストもいい味出してますよお。

 

○時代小説「一休さんと野盗弥太」

 

またまた、分野違いのものを、よく書くなあ、あんた、と関係者全員にあきれられた小説。

以前から、「風狂の禅師」「破戒僧」として、有名な「一休宗純」に、関心があって、一休さんをモチーフに何か書けないかなあ、と、いろいろ調べ物なんぞしていたのですが、どうにも、小説としては、まとめきれなかったところでした。

そんな時に、去年、俳優、あの仮面ライダーの藤岡弘、さんの「藤岡イズム」という本の制作スタッフとして参加し、藤岡さんとお会いし、周辺から「藤岡さん出演の映画の原案を作ってみない」なんてちょっと言われて、時代劇と現代劇と2本の原案を書こう、ということになったのです。

で、どうせ原案を作るのだったら、小説にしちゃえ!ということで、一休さんと合体させて、一気に書き上げたのが、これでした。

だから、ばらしちゃうと、この小説の「弥太」のモデルは、藤岡さんです。

それから、書き進んでいくうちに、結構なまなましいエロい場面や血なまぐさい場面が、描かれることになってしまいました。でも、ね、戦国時代の人間ドラマを描くには、結構必要だったので、あえて、筆が進むままに、書いて、発表しちゃったってところかな。ぜひ読んでみてください。

 

○ヒロN式「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」

 

これは去年、無双舎という出版社から、実出版された本の初電子出版化本です。

表紙の女の子は、やはり、うちのメイドだった「ASAMI」ちゃんです。

萌え萌えでしょ?

メイド喫茶時代に掴んだ、女の子の深層心理を説明してます。

これを読めば、女の子の考えていることが、ものすごくよくわかるようになります。

ボクのデビュー作。「女の子の取り扱い講座」と一緒に読んでほしいなあ。

 

○ヒロN式「男のダイエットーヒロN式」

 

3)でも書いた、型破りダイエット本。でも、読んで実践すれば、絶対にやせることができます。

なんせ、ボク、92キロの超メタボから62キロの中肉中背体型に大変身したんだから。

「男のダイエット」って、題名で、誤解を生んでいるのですが、これ、女子にも、有効なダイエット術が書いてありますから、女子にも読んでほしいなあ。

それから、ダイエットしなくてもいいヒトにも、楽しく読めるような工夫もしてあります。

ダイエットにまつわる人間のこっけいなエピソードを集めた読み物としても楽しめますよ!

 

○ヒロN式「脱力系シニアライフのすすめ」

 

これは、2)でも書いた、ボクの苦い?体験を基に、第2の人生をいかに楽しく軽やかに生きるか、ということを追求した本。シニアになって、第一の仕事人間生活を卒業した後、どういうふうに、人生を生き生きと過ごすか、を、ヒロN式で提案しています。

でも、まあ、ヒロN式だから。

こいつ、いい歳して、バッカじゃないの?とあきれられる危険性大。

でも、これを読んでいただいて、「まあ、こんなバカなおっさんもいるんだからな、なんか気が楽になったわ」と思ってくだされば、本望です。

 

と、まあ、今、forkNに掲載している、ボクの本の解説でした。

いずれも一生懸命書きました。

面白いですから、ぜひ、読んでみてくださいね!

ヒロN
作家:ヒロN
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