原子力発電反対!
停止中の原子力発電所等再稼働反対!
東電の余剰見込み電力をもっと西へ融通すべき!
また使用済み核燃料などの安全策を!
何より更なる再生可能エネルギー研究・開発・促進政策を!
現在は水力などを含めてもほんの少しに留まっている自然エネルギー・再生可能エネルギーの研究開発などに今までの原子力に注いできた力並みに集中的に行うべきなのは言うまでもない。
また、大量生産大量消費の経済哲学の根本的転換も同時に!
地球は有限であり、私たちは無限に"成長"出来るわけではないことを認識しましょう。
ある意味資本主義という哲学の時代は終わった。
その結末は要するに富の偏在であった。
グローバリズムの目的は世界の平準化であったはずなのだが、
資本主義の結末、つまり経済のグローバリズムがもたらしたものはその逆の経済の二極化であった。
そして大量生産大量消費の時代でもあった。
ある意味共産主義などの「敵」が居ない一人相撲の結果勝手に「負けて」しまったのである。
その主な原因は私たちは地球がさまざまな意味で有限なのにも関わらず、
どこまでも無限に経済などが成長出来ると思い込んでいたということではないだろうか。
しかしどうも政治家、ことのほかTPP参加派の政治家などは いまさらのように右肩上がりの経済成長の時代に見切りをつけられないようだ。 何の幻想を追い続けているのか? もちろん昔を忘れられないのは理解できる。 しかし少なくとも政治家たるものは未来を見据えなければいけない。 もうとうに経済成長や経済のグローバリゼーションの時代は終わったのである。 そんなことも認識できない人間は今すぐ政治家をやめるべきである。 たとえばの話、 人口減少や高齢化が今すぐに止められなければ、 もう経済成長など夢見るべきでない。それはもう手遅れだ。
重要なことはたとえば人口爆発などによる食糧やエネルギーの限界を知ることであり、
そしてもっとコンパクトな自給圏などの経済地域的概念を導入することではないのか。
つまり食糧、エネルギーなどをある程度の地域において自給し、"地域経済"が自立することであり、
大量生産・大量消費の文化をやめて、いわゆる地産地消型の経済圏をそれぞれの地域において確立することである。成長経済からの脱皮はそういった"哲学"に基づいて成り立つのである。
TPPは米による事実上"古い"資本主義復権を狙ったものに過ぎない。 今や脱原発も含めて新しい「哲学の大転換」の時だ。
参考 NHK クローズアップ現代~FEC自給圏(内橋克人氏)
“自給力”
~食とエネルギーを自給する暮らしの可能性~
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3108&html=2
経済の成長は人を幸せにしない 経済哲学者・ラトゥーシュ氏に聞く
2010年7月13日14時36分 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201007130317.html