ひねもすのたり

幼かった頃

私と妹は二つ違いだ。
今そのふたりともが50歳を過ぎ、そしてふたりともが精神障害者である。
少なくとも私はまったく記憶にないが、わたしたち兄妹はまだ妹が赤ん坊と言ってもいいくらいの頃、それはほほえましい仲の良い兄妹だったと、いつか母が話してくれた。近所で八百屋を営んでいた父の叔母に当たる婆さんの家まで仲良く手をつないで歩いていたそうだ。そんな子供らしいかわいい二人の姿を想像するだけで涙が出てくる。もし神というものが居るとすれば、なんと残酷なのだろう?いまの歳となって私たち兄妹はまるでそのような関係ではないからだ。ある意味では人が大人になるとはつまりはそういうことなのだ。当たり前と言えば当たり前だが、私たちの場合は、互いに病気の分だけその神の残酷さが際立っている。誰よりも両親こそが心を痛めていることだろう。

 

 

 

小沢一郎氏民主党離党へ~岩上安身氏語る

6月11日15時半からの文化放送「夕焼け寺ちゃん、活動中」に生出演した岩上安身氏によると、
鳩山由紀夫氏につづき、小沢一郎氏も民主党を離党する旨を鈴木宗男氏に伝えていたと語った。
それによると、小沢氏は鈴木宗男氏に対し、消費増税が決まれば民主党を離党する考えを伝えたという。
岩上氏は直接取材しようとしたが、「まだ急がないでくれ」と言われたということである。
ただラジオで聴いた限りでは、この「まだ急がないでくれ」と言ったのが、鈴木氏なのか小沢氏なのかは明らかではない。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/379066.html

民主党 三宅雪子議員も離党へ~自身のパーティーでほのめかす

またまた岩上安身氏からの情報で恐縮ですが、
6月12日夜に行われた自身のパーティーで、
民主党衆議院議員の三宅雪子氏は、岩上氏のtweetによると、
「三宅雪子議員の挨拶。大飯原発再稼働問題にふれ、「私は再稼動すべきではない、という立場と断言」。「政局も流動的であるが、私も決断しなくてはならない。決断しなくていいなら、そのほうがいいが」と、乾杯の前の挨拶で、成り行き次第では離党もありうると、ほのめかす発言も。」
ということで、
元々いわゆる小沢グループであるので当然ではあるが、
離党へと動くのは間違いないものと思われる。
なお、これに先立ち小沢一郎氏もあいさつしたと岩上氏は伝えている。
またこれとは別の一部報道によると、民主党の国会議員の有志少なくとも30名以上が、
両院議員総会を要求して動いているとのことである。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120612/k10015781811000.html

 


 

中間派「造反」も 東京新聞 小沢グループら批判相次ぐ~日本は終わった

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012061302000092.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

「・・・・・・中間派対象の会合を発足させた田中慶秋副代表は会合後、記者団に「最低保障年金も後期高齢者医療制度も、民主党のこれまでの主張とかなり違う。このままなら、賛成できない」と語った。」

一部では民主党から70名以上くらいの造反で「否決」と言われる。
また、採決では「反対」ではなく欠席で処分が免れるとも。
いずれも衆議院の話。

もはや、内閣(行政)も、国会(立法)も裁判所(司法)も、言うまでもなく官僚もすべて機能していない事実上の無政府状態と言ってもいいだろう。

 

日本は終わった。

篠田 将巳(しのだまさみ)
作家:shinoda masami
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