http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120417/k10014495331000.html
「 東京電力福島第一原子力発電所の水素爆発が起きた4号機で、使用済み燃料プールから燃料を取り出すための装置を取り付けるとともに、放射性物質が放出されるのを防ぐため、原子炉建屋の上部を覆うカバーを設置する工事が、17日から始まります。
福島第一原発の4号機の使用済み燃料プールには、1500体余りの燃料集合体があり、水素爆発が起きた建屋を取り壊すために、プールから燃料を取り出す必要があります。
このため東京電力は、燃料を取り出す専用のクレーンなどの装置を取り付けるとともに、作業を行う際に放射性物質が外に放出されるのを防ぐため、・・・・・」
一部では、万一大きな余震などによって事実上プールを下から支えている支柱が崩れれば、現在の科学技術では取り返しのつかない事態も考えられるとも言われる。少なくともこの工事による対策が急がれるところだと思う。同時にこれは何も福島第一原発だけの問題でないことは言うまでもない。他原発(停止中含む)も同様の事故が起きる可能性も当然ある。原発は停止中でもたくさんの使用済み核燃料を同じように保有しており、日本中の同様施設でも同じことになる危険はずっと続くのであることを覚えておくべき。