ひねもすのたり

「小沢一郎氏が衆議院採決に造反、新党『新政党』立ち上げへ」~70人が同調、内閣不信任案可決も

一部での噂に過ぎないが、小沢一郎氏が腹を決めているようだ。
情報源がはっきりしないのだが、私は19日夜のtwitterで知った。
それによると、小沢氏は22日以降の衆議院本会議の採決に造反、新党を立ち上げるらしい。
党名は「新政党」で、およそ70名ほどは同調するとの報道もある。
そうなると内閣不信任案可決も?
野田首相と自民党の谷垣総裁とは電話会談済みとか。
真偽のほどは私には分らないが、一部でまことしやかにささやかれている模様。

http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061901002478.html

http://www.asahi.com/politics/update/0620/TKY201206200010.html

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2012062000993


http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012062201001924.html

小沢新党待望

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062100981

上記によると渡部恒三氏などは「小沢新党待望論」を否定しているようだが、果たしてそうだろうか。
私などは個人的には次の選挙の投票先として小沢新党以外には考えられないほどである。
民主も嫌だ、自民はもってのほか、ましてや橋下維新などとんでもないという多くの人々にとって、
もはや小沢新党以外には選択肢はないのではないだろうかとさえ思う。
少なくとも私の場合、純粋に政策面からそう思う。
別に小沢一郎氏個人が好きなわけではない。彼ら(とすべてを纏めるのは無理を承知だが、もちろん鳩山由紀夫氏の言う政策も含めて)のやろうと言っている政策に同意する点が多いというだけのことである。少なくとも自民党には私は相容れない。そして政権を取れる可能性がある集団として、あの2009年総選挙で大勝した民主党。少なくともその民主党の原点の政策に戻ることを希望する有権者にとっては当然の思いではないか?
ぜひとも鳩山由紀夫氏などにも合流をお願いしたいところである。


 

結局野田首相と谷垣総裁そして山口代表は自分で自分の首を絞めているだけ

政治情勢は一気に小沢氏勢力に有利に。何しろ彼らは増税反対と原発再稼動反対だ。自公の解散要求って何なのだろう?仮に増税が通った後であれ、選挙なんかやったら大敗に決まっている。この土日の間に自公は解散要求を引っ込めるだろう。民主党の消費増税反対あるいは棄権は相当増えるだろう。いずれにしても次の選挙で民自公は大敗だろう。増税した後であれ、有権者は1年では忘れませんよ。結局野田首相と谷垣氏そして山口氏は自分で自分の首を絞めているだけ。

民主主義の次は、無国家(無統治)?~極限に達した政治家・官僚不信を背景に

国会中継をラジオで聴きながら私はこうつぶやいた。「もう国会も内閣も官僚も裁判所も消えてください。私たちはあなたがたのお遊びあるいは暇つぶしのために税金を取られるのは御免こうむりたい。」

経済では資本主義とグローバリズムの限界だと思われるが、私たちは同時に政治的にもこの極まった政治不信・官僚不信を背景に、民主主義の終わりを見ているように思う。では民主主義の次は何なのか?それは権力の無い世界、つまり無統治、無国家のような気がする。私は学者でも何でもないので、これはほとんど庶民の直感である。つまり勘である。論理的な根拠などない。しかし残っているのはそれくらいしかないように思うのである。もちろんそれは今すぐなどではない。中期的な観点である。将来的には政府も国家も、そしてもちろん権力も統治もない世界が来るのではないか?そんな気がする。50年先かもしれないし100年先かもしれない。そういった世界で、人々は平和で静かに暮らしているかもしれない。

篠田 将巳(しのだまさみ)
作家:shinoda masami
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