国会中継をラジオで聴きながら私はこうつぶやいた。「もう国会も内閣も官僚も裁判所も消えてください。私たちはあなたがたのお遊びあるいは暇つぶしのために税金を取られるのは御免こうむりたい。」
経済では資本主義とグローバリズムの限界だと思われるが、私たちは同時に政治的にもこの極まった政治不信・官僚不信を背景に、民主主義の終わりを見ているように思う。では民主主義の次は何なのか?それは権力の無い世界、つまり無統治、無国家のような気がする。私は学者でも何でもないので、これはほとんど庶民の直感である。つまり勘である。論理的な根拠などない。しかし残っているのはそれくらいしかないように思うのである。もちろんそれは今すぐなどではない。中期的な観点である。将来的には政府も国家も、そしてもちろん権力も統治もない世界が来るのではないか?そんな気がする。50年先かもしれないし100年先かもしれない。そういった世界で、人々は平和で静かに暮らしているかもしれない。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3219_1.html
「・・・・・Aさんに制裁を加えるべきだと考えた人々が動き出します。
Aさんが匿名で書いていたツイッターの数年分もの書き込みを読みあさり、個人の特定を始めたのです。
この時点で性別、年齢出身大学、勤務先、そして住んでいる地域などの情報が調べ上げられました。
さらに数時間後には実名が特定されます。
これらの情報をもとにAさんが実名で登録していたある交流サイトが見つけ出されたのです。
そこには家族や恋人との思い出の写真などが載せられており、そのすべてがネット上に広がりました。
僅か数時間後にはプライバシーは丸裸にされ、その攻撃はさらにエスカレートして・・・・・・・」
よく個人情報が漏れるのが怖い(から匿名)などという人が居るが、私たちの個人情報などとっくに漏れている。ただそれが重要視されているかどうかの違いだけだ。