身体がヤミツキになる究極リラクゼーション手法(完結)

実践編( 7 / 8 )

リラクゼーション後の身体的な変化・感覚

書籍資料1.jpg

実践編( 8 / 8 )

マッサージと管理者流リラクゼーションの相違

書籍資料3.jpg

管理者理論(持論)編( 1 / 7 )

筋トレ・動作練習不要論

ま、いろいろなところで同じ話題を書き続けてきましたので

簡単にしておきますけど。

特に高齢者、また、障害が重度であればあるほど

筋トレや動作練習というのは、非常に負担が大きく

そして、効果には大した期待ができないわけです。

、、、、

もっとも、どうやって効果判定するのか?

そして、その効果がもっとも最大限の効率で行えるという

方法論が実在しないという、究極の矛盾があることを

関係業界、団体は全く考えようともしないでいると思うんですね。

????

え、そんなことはない?

ですから、健常者中心に考えていくのであれば

それは、スポーツジムなどで、きちんとマシンで筋力など測定し

一定の期間において、計画的に運動し続ければ

確かに効果はあると思うんですね。

しかし、それを障害がある、あるいは、運動そのものができにくい

そういうリスク管理が非常にデリケートである

リハビリを行うようなお客様に、一概に持ち込むというわけにはいきません。

まして

、、、、

、、、、

寝たきりのようなお客様には、筋トレも動作練習さえもできないではありませんか?

そのように、最初から、自分たちの手法を実行できないお客様には

実は、リハビリというのは、何もなすすべを持たないことを

認めていることになりますよね。

????

え、よくわからない?

わからなくていいんですけどね。

なぜならば、皆さんは、こういうことをいつも考えることはないからです。

そして、筋トレや動作練習ができなければ

リハビリは成立しないという、固定観念、先入観に支配されていると

思うんですね。

、、、、

ですから、対応方法がどうのこうのというよりも

自分たちの考え方の中に、大いなる誤りがあり

それを排除して考えてみれば、そこには、目の前にいるお客様があり

目の前のお客様の症状、所見というものは現実のできごとなんですね。

つまり、それを科学的に説明できることが

本当にお客様のことを理解しようとすることになり

実に論理的にお客様の、今、現実にお困りになっている症状を

病気ではなく、教科書ではなく

しっかりと、物理などの法則で説明できると思っております。

これが、管理者の持論の骨子なんですね。

ま、あんまり抽象的になってもいけませんけどね。

このあとも、管理者のいつも用いている概念を、少し紹介しておきますね。では。

管理者理論(持論)編( 2 / 7 )

無駄な力ということを理解できれば、、、

世の中には、とにかく無駄なことが多いと思うわけです。

人の身体の動きということも、同様であると考えるんですけどね。

、、、、

で、いきなり例をあげますけど。

たとえば、あなたが、重いリュックサックを背負って、山を登っているとします。

それって、とんでもない無駄な力がかかっていると思いませんか?

いえいえ、もちろん、必要な荷物を背負っているとすれば

仕方ないことかも知れません。

しかし、身体だけでなく、荷物の重さまで持ち上げていくということ

それも、後ろに引き込まれるようになっている状態で

山を登るということですから

いかに、荷物そのものの重心ということも考えて

荷造りをしなければいけないと思いますよね。

????

つまり、人の動きというのは、簡単に言えば、重心の移動がスムースに

できるかどうかにかかっているわけです。

前に進むのであれば、後ろに引き込むような力

要するに、手かせ足かせをつけても前に進ませるというのは

とにかく、大変なことですよね。

よく、タイヤを引きずったりするそんな力技も昔は

漫画にもなったものですけどね。

、、、、

、、、、

というように、人の身体にも、一見すると理解しにくいわけですけど

やはり、寝返りとか起き上がりとか、立ち上がりとか

容易にできない人というのは

リハビリの主流の考え方では、筋力がない!

ってなるのかも知れませんけど。

管理者的には、そんなのは、重心移動がうまくできない状態になっているだけ

と一蹴するわけです。

ですから、筋力が必要なのであれば、筋トレをすればいいんですけど

どこまでの筋トレが必要なのかは、最初から設定できないはずなんです。

それって、実に馬鹿げた考えであり

結局は、何もわかっていないということなんですね。

????

????

寝返りができにくい、起き上がりがしにくいというのは

結局は、重心移動の問題になります。

身体の中に、重心移動がしにくいような状況ができているから

実際の動作ができないと考えるのが、きわめて自然なんです。

でも、実は、リハビリの世界では

そのことを明確に評価していくということを

下位検査の項目には、きちんと盛り込まれていないんですね。

ですから、他の下位検査の結果を強引に持ち込み

リハビリの主流の考え方であるところの筋トレに

直結させているだけの、短絡的、せつな的な思考になっていると思います。

で、重心移動をスムースに行わせるものは

筋力ではなく、全身の柔軟性ということが、非常に大事であるわけです。

ま、ただ、それだけの話ですけど

そのためには、全身の筋肉の柔軟性、弾力などの要素が

どれだけでもいいんですけど、最良の状態に近ければ近いほど

動作というのは、わずかな力で円滑(スムース)に行えると思います。

、、、、

ま、こういうことを日々、実践していれば、この考え方が

いかに合理的であり、筋トレそのものが後回しになってもかまわないという

結論になると思うんですけどね。

では、この記事はこのくらいにしておきますね。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
身体がヤミツキになる究極リラクゼーション手法(完結)
5
  • 300円
  • 購入

12 / 21