No 29、麻薬中毒者をうらやむことはない
アレン・カー氏は、なぜ喫煙者をうらやむかについて、「 ①一本だけ吸うという吸い方を、まだ信じている ②吸っていない自分は、何もしていないという、マイナス志向になっている 」事を書いています。
喫煙者を、うらやむ事はせず、「 彼らは、本当に惨めで、哀れな奴らだ 」と思うように勧めている。
彼らは、タバコを吸う事により、「 健康・元気・お金・自信・平静心・勇気・落ち着き・自由・自尊心 」を失っていると書いています。
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アレン・カー氏に同意します。
禁煙を成功した人にしか、理解する事が出来ないと思いますが、アレン氏が書いたことは、事実です。
健康・元気・お金・自信・平静心・勇気・落ち着き・自由・自尊心があれば、タバコはやめれます。
反対からいうと、健康・元気・お金・自信・平静心・勇気・落ち着き・自由・自尊心が無いから、タバコをやめることができないのです。
タバコに依存せず、自分をコントロールしてください。
ときどき吸う人も、自分をコントロールしているかも知れませんが、重症のタバコ依存症になる危険があるので、禁煙する事を、お勧めします。
タバコは、麻薬です。
タバコは、ゆっくりと、確実に精神を破壊して、自信を喪失させます。
これは、事実です。
No 30、禁煙すると太るって本当?
アレン・カー氏は、書いています。
「 禁煙にまつわる神話の一つです 」。
禁煙すると太ると信じられているのは、「 精神力 」で禁煙しようとする人が、禁断症状を和らげるために、お菓子などを代用品に使うからです。
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私は、「 精神力 」で禁煙しようと思っていましたし、禁煙したら太ると思っていましたから、禁煙するのが怖かった。
ズボンもシャツも、寸法直しをしなければならず、悪い場合は、ズボンを買い換えなくてはならない。
ズボンを買うために、お金を使うより、タバコを買おうと思いました。
しかし、ちょっと待て。
肺気腫などになり、酸素ボンベを買い、酸素ボンベを引きずって生きる事とズボンの代金と、どちらが、お金の節約か ?
「 どうしても、一旦は、肥満にならなくては、タバコをやめられないぞ。何かを得ようとすれば、何かを失うのは自然の事だ。 」と考えて禁煙しました。
実際は、キャンデーを代用品にしましたから、太り、ズボンも買い換えました。
買い換えたズボンを見ながら、「 こんな、馬鹿な事は、二度としないぞ 」と誓い、禁煙して十年が経過しています。
買い換えたズボンが、喫煙反対の印になっています。
太っても、タバコを吸うより良い事だと思い、太る事は、「 失敗 」ではありません。
太れば、禁煙は「 失敗 」だと思い、タバコを吸っていると、いつまでも、タバコをやめられません。
「 失敗 」を恐れず、禁煙に挑戦してください。
禁煙が達成されたのなら「 失敗 」ではありません。
長い人生、「 一生、太ったまま 」はありません。
だって、この世は「 無常 」なのですから。
老人になれば、必ず細身のスタイリッシュな姿になります。
「 太る 」のを恐れて、タバコを吸い続けて、生きるために「酸素ボンベ」を携帯する生活を選びますか?
タバコは、麻薬です。
タバコは、ゆっくりと、確実に、精神を破壊して、自信を喪失させます。
これは、事実です。
No 31、まやかしの動機で禁煙しても失敗するだけ
アレン・カー氏は、「 精神力禁煙法 」では、間違った動機を、いくつも並べたてて、それで禁煙の意志を強くしようとする人が、たくさんいます。
彼は、失敗する理由として、①動機が間違っているから ②「他人に従属」しているから ③「評価の共有」になるからと、三点を書いています。
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私の考え
誰のために、なぜ、禁煙するのか、考えてほしいと思います。
その意味で、私は「 本当に禁煙したいと思う人 」に、記事を書いています。
人間には、「 意識 」と「 無意識 」がありますが、この「 無意識 」で禁煙するのが、目的で、実際、無理な話ではないのです。
「 為せば成る、為さねば成らぬ、何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり 」
私は、キャンデーを食べて、太りましたが、「 無意識 」で、禁煙しています。
あなたにも、可能です。
私の動機は、「 本能との戦い。タバコ依存をやめて、自律する事 」でした。
私は、コンプレックスの解消のために、タバコを吸っていましたから、「 心理面 」が問題で、「 心理的な気持ちを破壊して、新しい気持ちになる事 」を目標に、禁煙しました。
そのため、神仏と約束して、「 精神的方法 」で禁煙しました。
アレン・カー氏の方法が、自分には適当でない時は、自分の方法でやめても、禁煙が出来ればそれでいいのだと思います。
禁煙は、「 自分の将来のため 」や「 家族のため 」と思えば、成功するかも知れません。
「 為せば成る、為さねば成らぬ、何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり 」
タバコは、麻薬です。
タバコは、ゆっくりと確実に精神を破壊して、自信を喪失させます。
これは、事実です。
No 32、禁断症状など、もともと存在しない
アレン・カー氏は、書いています。
「 禁断症状など、もともと存在しないのです。 猜疑心や不安があるから吸いたくなるのです。 」
そして、「 やさしいやめ方 」として、
「 ①もう二度と吸わないと決意する。 ②ふさぎこまない。 禁煙した事を喜ぶ 」
と書いています。
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私の考え
これは、事実です。
自分に自信が無いから、一本吸うだけで止まらず、もう一本、もう一本と吸うのです。
禁断症状などは、一時間30分だけ我慢する事が出来たら、存在しません。
「 本当に、これが禁煙状態なのだろうか? もっと、苦しんでタバコを求めるのではないか?」 と、まるで、サンタクロースの贈り物を待っている子供のように、禁断症状を待っていても、症状は訪れません。
存在するのは、自分に自信が無い事が原因の「 自己への不安 」です。
「 俺は、朝まで、タバコを吸わずに過ごせるだろうか ?」
この気持ちを捨てて、ふさぎこまず、禁煙している自分を楽しむのが良いと思います。
「 俺は、こんなに長い時間、禁煙する事が出来るのだ、もっと、続けよう 」
こうして、私は、十年間、タバコを吸ってません。
禁断症状が、どんな症状か、ネットで調べますと、イライラと怒りっぽくなる等、書いてあります。
それが、禁断症状であり、ニコチンの離脱症状であるかも知れませんが、意識せず禁煙をしたいものです。
アレン・カー氏は、「 離脱期間(長くても、三週間) 」と書いています。
私の場合は、キヤンデーを代用品にして、この期間を過ごして、太ったけどキャンデーを食べる楽しい時間でした。
禁煙した後、振り返ってみると、「 タバコを吸ったら、イライラ感が消える。なぜ、禁煙しているのだ。早く吸って、楽になりなさい 」という、自分を責める気持ちが、「 禁煙している苦しさ 」や「 禁断症状 」を増大させると思います。
アレン・カー氏が、後半で書いていますが、「 心理的トリガー(誘因)機能 」、
つまり、「 パブロフの犬 」のように、食事という出来事から条件反射的に、盲目的に、タバコを求める気持ちが湧き起こり、それが原因となって、禁断症状を、更に、悪化させると思います。
「 犬の食事 」のように、条件反射的に、タバコを吸ってはいけません。
人間は、犬と違って、意志の力で、本能を止めることが出来る事を、「 体験 」しませんか?
タバコは、麻薬です。
タバコは、ゆっくりと確実に、精神を破壊して、自信を喪失させます。
これは、事実です。
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アレン・カー氏が言う、基本的なポイント。(私の解釈も含む)
①禁煙は、誰でも出来る。禁煙するか否かは、自分の決心による。
②禁煙で失うものは何もなく、あるのは多大な利益だけだと認識する。
③「ちょっと一本だけなら」とタバコを吸うのは、禁煙ではない。
④喫煙行為の意味を把握する。
⑤ニコチン依存症と、自分は喫煙者であるという問題を区別する。
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私の考え
タバコを吸っていると、タバコをやめた自分の姿を想像する事が出来ず、禁煙する自分を信じる事が出来ないから、禁煙した後の、「 空気がおいしい 」とか、「 喫煙者は、臭い 」という事を信じる事が出来ない。
自分を信用する事が出来ないのに、他人を信じるなんて、不可能だと思うでしょう。
自分が実験台になって、喫煙者のために、喫煙者が禁煙した体験談を作ろうと思って、禁煙したらどうですか ?
「 禁煙セラピー 」のように、世界中の人が、あなたの体験談を読むかもしれません。
あるいは、アレン・カー氏の方法ではなく、あなたの禁煙法で、タバコをやめる人が現れるかもしれません。
どんな方法でも、「 禁煙 」すれば良い方法だと思います。
失敗を恐れず、心の底から、タバコを吸わない人になりましょう。
それは、可能です。
私も出来ます、あなたも出来ます。
「 為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり 」
タバコは、麻薬です。
タバコは、ゆっくりと確実に、精神を破壊し、自信を喪失させます。
これは、事実です。