Hello from Dogwood Lane 1

DivePort

2日目のトレーニングはDivePort。ユーザーがWebブラウザーでデータベースのデータにアクセスできるようにするツールのレクチャーだった。
データベースのプロセスはData Collection、 Data Assembly、 Data Deliveryがあって、昨日のトレーニングで学んだIntegratorはData Collectionの段階で使う。

今日のDivePortはData Deliveryの段階ということになる。CSS(スタイルシート)なども入ってきて面白そうだ。

まだ私の職場ではこれを使うかどうか決定していないのだけれど、このツールが使えるようになったらExcitingだと思う。

今回のコンファレンスにはイギリス、オランダ、スゥエーデン、デンマークなどからもITの人が来ていて、そういう人と話をするのはとても楽しい。
オランダのおじさんはドーナツを見て「これ甘いのですか?」と聞いていた。なんだか可愛いなあ。

来週オフィスに戻ってから、このConference で得た知識とスキルをどういう風に生かしていくか、またしっかり考えていかなくては。

DSCN1438.jpgカイヤックで遊ぶ人達

Diver Training

今日のトレーニングはDiverのIntegratorという言語の上級編。とてもよいクラスだった。
IntegratorはCやC++にシンタックスが似ている。私はもともとC++のプログラマーになりたかったのだけれど結局今仕事では全く使っていないので、少しでもC++のフィーリングに触れられるのが嬉しい。
内容盛りだくさんのトレーニングだったので、一日で消化するのはちょっと不可能という感じ
学生の時とちがってクラスで習うことを全部マスターすることはそんなに大切ではなくて、クラスで知ったことをどういう風に自分たちの使っている環境に合体させるかということが重要なので、聞き流す部分があって大丈夫なので気持ちが楽だ。

こういったコンピューターのトレーニングではだいたいレクチャーに加えて生徒が自分たちで問題を解きながら理解を確認していく。
今回感心したのは練習問題(プログラムを完成させる)に取り組むのにあたって3レベル設定してくれていたこと。
自信があって自分ですべてできる人は白紙からプログラムを書く。
全く最初からというのは無理だけれど、かなり自信のある人は、少しだけ骨格のあるプログラムから始める。
そしてまだほとんど経験のない人はレッスンのポイント以外のところはすべて完成しているプログラムを自分で完結させる。

こういう風になっていると、経験の少ない人でもあせらず練習問題を解くことができるし、経験のある人が飽きてしまうこともない。こういうマニュアルを用意するのは手間がかかるけれど生徒の満足度は随分ちがうと思う。

ちなみに私が泊まっているリゾートはこんなところ。写真ではとっても素敵なところに見えるけれど、実際はたいしたことはない。
同僚のスティーブはこのホテルを”cheesy”(安っぽい)と言っています。確かにおしゃれっぽさなんかはぜんぜんなくてなんとなく品がない感じもしますが、汚いわけでもないし、特にいやな思いもしていないので仕方ないかな。


Hilton Head 出張

データベースのユーザーグループミーティングがあるのでサウスキャロライナのヒルトンヘッドに来た。今回もトレーニングがある。空港はジョージア州のサバナを利用した。そこから車で1時間。
同僚のスティーブと一緒なので、運転もしてもらえるし今回は楽をさせてもらおう。彼とは気心も知れているので楽しい。

ホテルは海沿いのマリオット。まあまあ。やっぱりシェラトンとかハイヤットの方が私は好き。
ヒルトンヘッドは典型的なゴルフリゾートで、部屋から見えるビーチにも人は結構出ていて泳いでいる人もいる。気候は結構蒸し暑い。

午後少し早めにチェックインできたので、ホテルで昼寝もできたし、昼間からお風呂にゆっくり入って髪を染めたり日頃できないことをゆっくりしてとっても幸せな気分になった。
昨日が結構大変だったので、無事にここに来れただけでも偉業を成し遂げたような感じ。

いつもの通り昨日は出張前でとってもあわただしく、明け方3時半まで準備していたのだ。
午前中は若の来年の幼稚園の面接などもあって、忙しく帰ってきたらもう午後。頭痛がひどくなったのでタイラノルを2錠飲んでみたけれどひどくなる一方で吐き気もしてきた。もう1錠足してみるけれど全く良くなる兆候はなし。(普通の3錠はエクストラストレングスと同じ量なので)
夫が若をつれて殿の日本語学校に迎えに行ってくれたのでとりあえず私は休むことに。
横になっても治らないのでしばらくして今度はIbuprofenに代えてみた。そしてメラトニンも飲んで眠るようにした。
来週のパーティのためにケーキを焼いて冷凍しておこうと思ったけれどそれも完全に無理と悟った。何か買って持っていけるものにすることに。何かを切り捨てていかなくてはだめなこともある。

結局夕方6時から9時まで眠ったら、頭痛は治まっていた。このところ寝不足も溜まっていたし、疲れていたのでもう体力的にも限界だったのかもしれない。

とりあえず頭痛がなくなったので、殿の来週の日本語学校の宿題をチェックして説明して(どれだけできるかはわからないけれど)それから、ラタトュイをオーブンに入れて、鶏のクリーム煮、を作り豚肉を焼きつけほうれん草のスープを作った。
ベビーシッターさんに申し送り事項をタイプして、洗濯物を仕分けして、やっと自分のスーツケースを詰めたらもう3時半。やっぱり家を空けるのはほんとうにしんどいことだなあ、と思いながら。

出張が息ぬきになるという私みたいな人、結構いるのではないかなあ。

DSCN1416.jpg 部屋からの眺め。

Volunteer Breakfast

殿の学校で、日頃ボランティアに参加している父兄が招待され朝食(簡単なサンドイッチやフルーツなど)をおもてなししてくれた。学校が主催してくれたのだ。朝8時から9時まで。オードブル形式なので皆立っていろいろな人と話しながら食べ物をつまむ、と言う感じ。
あらかじめ、名前の印刷されたシールまで用意してくれていて、教職員の心遣いが感じられた。

いつもは学校は8時45分始まりなのだけれど、特別に体育館で子供のデイケアまで準備してくれていた。殿は上級生たちと学校が始まるまで遊んでいたようだ。

こうやって学校側がボランティアの人達に感謝の意を表してくれるなんて本当に嬉しいことだ。
私の場合はクラスの手伝いだったのだけれど、その他にもお昼の時間にカフェテリアで手伝うお母さんとか、イベントをコーディネートする人とか、プラネタリウムで子供たちに授業をしちゃう親とか、本当に沢山の親が毎日の学校のことに関わっている。確かにボランティアがいなかったらかなりのことが滞ってしまうのだと思う。
だから、こうやって意欲のある親が多い学校は教育の質もよいし、ボランティアができないな人たちが多い地域では(フルタイム仕事をしている人がほとんどとか、親が全く無関心など)結局は学校の質もそこそこなのだと思う。
確固とした予算の枠以外のところで親が頑張って公立校でもファンドレージングをしてあたかも私立校みたいにお金を集められる学校もあれば、与えられた予算で教職員ができる限りのことしかやっていけない学校とではかなりの差がでてきてしまうのだ。アメリカの教育制度で不足しているところをボランティアで補っているという感がある。

私たちはこういう学校に子供を送れるのは幸せなことだと思えるので本当に恵まれていると思う。

校長先生はじめ、担任の先生、体育・音楽・美術の先生などもいたのでそれぞれに挨拶をしておいた。
特に美術の先生には殿が授業をとても楽しんでいるということを伝えておいた。(私自身、昔日本語を大学生に教えていたことがあって生徒から、授業が楽しいと言ってもらえると本当に励みになったので、なるべく先生たちにはこちらのフィードバックを伝えるようにしている。)
音楽の授業でElla JenkinsのJumboなどを歌っているらしいので、音楽の先生には子供たちがElla Jenkinsの曲を車で聴いて楽しんでいることなども話した。
Ella JenkinsはDC出身で、先生は昔実物に会った事がある、なんていうことを話してくれた。

同じクラスのお母さんたちも何人か集まったので、そこでもいろいろと話に盛り上がる。せっかくの朝食はほとんど食べられなかったけれど、でもとても有意義なときを過ごさせてもらった。

担任の先生とも話ができた。いつもクラスのヘルプに来てくれてありがとう、とお礼を言われたのだけれど、こちらこそ、こういう機会を設けてくれて子供たちとふれあえたことにお礼を言いたいぐらい。
そしてボランティアができるようなフレクシブルな仕事なのは本当にラッキーだ。
先生からは「日本語の学校の方はどういう感じなのですか?」と聞かれたりした。先生自身はアメリカ以外の学校がどういう風に教育をしているのかにもとても興味を持っているようだった。Ms. Palmerには若の担任もしてほしいなと今から思ってしまう。

子供を通じて素敵な人達(親とか先生とか)に出会えるというのもとても嬉しいことだ。

R.Haddon
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