地下鉄のない街 第一部完結

地下鉄のない街95 密室の出口で会いましょう

「先生は密室の中にいるんですね、やっぱり」

「え?」

「内側から鍵をかける部屋の密室じゃなくて、『そして誰もいなくなった』の孤島みたいに、外側から鍵をかけられた密室です」

「ああ」

 先生はクリスティ話の始まりに自分で言ったことを思い出したようだった。ドア




「自分の隣にいる人は本当はどんな人間なんだろうって疑心暗鬼になったり、いつその人から傷つけられるかって怯えたり、もしかしたら自分も加害者になっちゃったり…。なんか無人島の異様なシチュエーションといいながら、あたしたちの現実世界に似てる…」

「先生はそう言ってましたね。あの時はなるほど面白い見方だなって思っただけでしたけど、先生の病気の話を聞いて思いました。先生は苦しんでいる自分自身のこと言ってたんですね」

 隣同士に座っているので、二人とも親しみのあるささやき声のように話をしている。話している内容は重たい話だけど、二人の様子はおても穏やかな恋人同士の睦言のようだった。




「皆川君が言ってたように、誰かがその苦しみを優しい目でそっと見つめていてくれてるのかしら」

「はい。僕はそう思います」

「そうね。私も今ここで二人が話していることを優しく聞いて、観ていてくれてる人たちの気配をなんとなく感じるわ」

「人達の?」

「ええ。あたしたちみたいにそっと肩を寄せて、恋人のように、今のあたしの苦しみも皆川君の苦しみも、ちゃんと意味があるんだよって優しい目でずっと見てくれてる気がする」

 皆川君が病室の中をぐるっと見渡した。窓の方から僕と姉さんがいる方とは逆方向にゆっくりと部屋中を眺めて、もうじき僕たちの見ている場所に首を向ける。





 目が合った。

 と思ったら、皆川君はそのまま僕と姉さんのいる場所を通過してもう一回春日井先生のところまで一回転した。

「そうですね。姿は見えませんけどそんな気がしました」

「そうね。あたしはもしそういう目で観ていてくれるなら、このあたしだけじゃなくて、別のあたしも全部含めて、春日井恭子すべてをひっくるめて、それでも全部認めてくれるような目で観ていてくれるなら、そう信じられるなら、この病気と一緒に生きていけるわね、たぶん…。自分で自分のことが認識できなくても、そういう目で誰かが全部の私を見ていてくれているって思えたら、少しは救いになるわね・・・。でも外から鍵のかけられた密室からは出られない…。私は複数の自分を外側から見ることはできないんだわ」







 皆川君が唇をぎゅっとかみしめた。

「先生、僕も先生が閉じ込めらている密室の鍵を外側から開けてあげますよ」

「え?どういうこと」

 春日井先生の顔が少しだけ輝いた。




「先生が苦しんでいる場所は分かりました。だから僕が鍵を開けに行きます」

 春日井先生は笑った。



「う~ん。それで?」

「先生を背負って孤島から脱出します」

「あはは、うまく行くのかしら?」

「大丈夫です。僕は脚が速いです」

「そうだったわね」

 

「先生、競技会までにはこの包帯とれます。観に来てくださいね。一位になりますから」

「西村君の妨害があるわよ」

「何とかしますよ」

「そう?」

「はい。僕も学校という森の中の枯葉でい続けることはやめにします」

 春日井先生は優しく笑った。




「いいかもね」

「一等になったら密室に迎えに行きますから。生まれ変わった僕で先生のいる密室に鍵を開けに行きますから。その時は僕と付き合ってください。僕は他の男たちとは違うはずです。先生のこと全部わかった上で先生と一緒にいたいです」



「・・・分かったわ。確かに、みんなそれぞれの別人格のあたししか知らない。皆川君みたいにこうやってすべて知っている人はいない。もし知ったら腰を抜かしてどっか行っちゃうわね。でももし皆川君が一位になれなかったら?」

「先生を諦めます。だって枯葉のままでいることになっちゃいますからね。新しい僕が迎えに行かないと意味がありません」

「分かったわ。頑張って」

「大丈夫。本当は僕は足が速い」

「そうね。本当の皆川くんになって、これからやっていくのね」

「はい」




 二人はもうしばらく話していた。

 そして春日井先生は病室をあとにした。

 皆川くんは満足そうに横になって寝息をたてている。





 
ふと気がつくと僕はあのカルテのようなファイルを手に握っていた。
 さっきまで白紙だったページにたった今のこの病室での様子が書き加えられてる。

 小さな物語の末尾に署名があった。

 『地下鉄のない街』春日井恭子 執筆分 了
 ありがとう、君島健太郎君。



 どういう事なんだろう・・・これは。

 姉さんを見ると、寂しそうに黙って首を振っただけだった。

地下鉄のない街93 告白と真相

「先生はそのフーガ…」

「遁走性解離障害じゃないわ。でも…」

 一瞬皆川君がほっとしかかった瞬間先生はその言葉を続けた。



「解離性同一障害」

「…どう…違うんですか」皆川君の表情は緊張でこわばっていた。



 先生は精神科の先生のように落ち着いた口調で話し始めた。

「遁走性解離障害の場合には記憶が完全に途切れて、新しい生活が新しい場所で始まっちゃったりするんだけど、解離性同一障害の場合には分離した感情や、記憶、人間関係が分離された人格がそのまま生きて、あっち側とこっち側をいったりきたりしながら別個に育っていくのよ。意思、価値観、感情、好み、癖、話し方、筆跡なんかがそれぞれ違ってくるケースもあるわ。」

「多重人格…」

 遠慮がちに、恐る恐る皆川君が声に出した。



「うん。今はその言い方はしないんだけどね。多重人格って言うとお酒飲んで人が変わっちゃうのと区別しにくいでしょ」

 先生は明るく笑いながらそう言った。さっき学生の頃から通院していると言っていたし、ことさらに自分の病気を深刻に考えるという段階はとっくに通り越したのかも知れない。



「それとは違うんですか」

「あ、そうね。一般的には同じように考えられてるかもね。お酒を飲んでっていう場合には、普段抑圧して隠してる自分の感情が表面に出てくるっていう特徴があるかな。普段おとなしい人が目上の人に説教を始めたり、シャイな青年がセクハラしたりとか、全部自分がもともと持っている別の部分が拡大して表に出るイメージかな」



 皆川君は必死に想像で補いながら話についていこうとしている様子だった。

「言い換えればね、お酒を飲んだ時だけ人格が変わるっていうのは、自分の行動がコントロール下にあるってことなのよ。お酒飲むと失敗するって分かってて飲んじゃうというのは、病気というより意思の弱さみたいな問題で、飲む飲まないは完全に自由に選択できるわけでしょ」

 真剣な顔で皆川君は二度頷いた。



「じゃあ、先生の場合は選択できない…」

 今度は先生が二度頷いた。でもそれは皆川君の頷き方とは違って、諦めのこもった感じだった。

「それぞれの世界で、それぞれの別のあたしがいる。中にはそれぞれに男女関係もあったりするの。今日ここに来てした最初の話に戻るけど」

 先生は、最大の核心部分をあえてスパっとさりげない口調で言ったようだった。




 そういうことだったのか。僕は姉さんと顔を見合わせて頷いた。

 先生が保健室に来る生徒といろんな噂になっている、その一つ一つは、先生のコントロールを離れて、それぞれの世界で別々に独立しているのか…。





「最初の話って、先生の男性関係の話ですよね」

 皆川君は先生の目を見てはっきりと尋ねた。

「そうよ」

 先生もすぐ隣りの皆川くんの目を真っ直ぐ見つめて答えた。





「僕は…、何て言うか…、その、先生はお酒にだらしないっていうわけじゃないってことが分かって、僕は嬉しいです」

 見ている僕と姉さんは皆川君の気持ちが痛い程よくわかった。よく分かったけれど…






「でも、また大きな問題に君は直面しちゃったわけね」

 春日井先生は申し訳なさそうに、僕と姉さんが思っていたことを口にした。

「はい。でも、嬉しいです」

 皆川君は少し涙ぐんでいるようだった。

地下鉄のない街96 踏切の真実

「姉さん、姉さんはこの『地下鉄のない街』っていうファイルについて僕の知らない大事なことを知っているね」

 姉さんは無言でファイルを見つめる。



「姉さんと話をした「お姫様の話」とかの章なんだけど、いつの間にか春日井恭子という署名と同じように<君島由紀子>って署名がしてある」

 姉さんは手にとって確かめようともしなかった。気がついたのね…そんな目をしている。



「父さんと母さんの分もだ。僕が父さんたちの苦しみを分かってあげられた場面の最後に『ありがとう、健太郎。君島隆之 節子』ってあるよ。」

 僕はページをさらにめくった。



「そしてトニーとの思い出話にも『僕のことを分かっていてくれたんだね、ありがとう。トニー•オブライエン』」

 すべてが僕への感謝の言葉で締めくくられていた。




「いったいどういうことだい?」

 姉さんは無言だった。

 無言で、さびしそうに笑った。



====================




 汽笛の音がする。

 またあの踏切の幻覚か。

 あの幻覚がやってくる頻度が増してきたようだ。

 何か意味があるんだろうか?







 車輪が回転するようにガシャンガシャンとリズミカルに音を刻んでいる

 金属音に警笛の音が混じる

 警笛が連続して鳴る

 発狂しそうになっている運転士の引きつった顔が見える

 音はいつしか耳をつんざくような高音になって…

 調弦の狂った弦楽器に音程を外した管楽器の音が混じり合い、ティンパニーは力の限りデタラメに殴打された。





 同じだ。

 あれ?でもおかしい。何かが違う。

 僕は自分の胴体を触ってみた。

 ねえ、姉さん

 変だよ、何か…

 なんで僕は血まみれなんだい?







 救急車の音、群衆の悲鳴と叫び声。だれかが怒鳴っている声は不思議ととても遠くの声のように聞こえる。







「健太郎、健太郎!大丈夫?しっかりして!」

 姉さん?僕を助けに踏切をくぐって来たのか?

「誰か救急車を呼んで!」



 あれ?何言ってるんだい姉さん?踏切で事故にあったのは姉さんの方だろ?なんで姉さんが僕の助けを呼んでくれてるんだい?




 だめだよ、姉さん。

 姉さんの制服が僕の血で血まみれになるじゃないか。







 薄れていく意識の中、冷たくなっていく自分の手に姉さんの暖かい掌が触れた。




====================




 その掌のぬくもりの中にすっと吸い込まれるように踏み切りが消えて、僕は幻覚からさめた。

 目の前には僕の手を握ったもう片方の手に『地下鉄のない街』を持った姉さんがいる。






「姉さん、ひとつ思い出したことがある」


 僕は姉さんの掌のぬくもりをもう一度確かめることで自分の正気を確かめた。



 このことを口にすることで、姉さんと一緒にいられる時間はまた縮まってしまう。


 僕はそう確信した。





 この沈黙が永遠に続けばいい・・・と僕は思った。



























「もしかして踏切で死んだのは僕の方だったんだっけ?」


 ジッ

 季節外れのあの蝉の鳴き声が僕の耳をつんざいた。


$小説 『音の風景』
ドア

地下鉄のない街97 春日井先生

 体中をある周期で激痛が襲う。

 僕は激痛に耐えかねて叫び声をあげる。

 血の気が失せ、すっかり他人のように冷たくなった僕の手をしっかり握りしめてくれるのは、あの姉さんの温かい手だ。

 姉さんはもう片方の手でベッド脇のナースコールのボタンを押す。

 看護婦が素早く慣れた手つきで僕の腕の袖をまくり、いつもの注射を打つ。かなり強い薬物効果を持った強力な鎮静剤だ。この麻酔は過去の海馬を掘り起こし、忘れかけていた、封じ込めようとしていた僕の記憶を少しずつ外側に掻き出す作用があった。

 




 激痛が襲う前触れはいつもあの電車の警笛とともにやってくる。

 深い眠りの底から

 深い夢の中から

 音は確かに大きくなってきた

 そして確かになってきた

 金属のこすれる音がする

 今度は金属のこすれる複数の音が反響する

 踏切に向かう電車の車輪の音だ。








 そうだ…今日は覚醒前の意識がさらに過去に遡っているようだ。





 僕はあの陸上競技会の後腑抜けのようになっていた。

 そこに西村から電話があったんだ。

『皆川くんが踏切自殺した』と…

 僕は自分の罪の重さに耐えられなかった。そして耐えてこの先何十年も生きていくことなどできそうもなかった。たとえ僕が競技会で皆川くんに仕組んだ企みが、西村にビデオテープを手に脅されて姉さんと僕との秘密を守ることだったにせよ。


 僕は「皆川君の踏切自殺」という西村の言葉を聞いて、以前トニーと一緒についたての奥で聞いた、木島先生と春日井先生の高校の同級生、踏切自殺した青田くんという生徒のことをぼんやり思い出していた。

 僕はあの青田君の話を聞いた後春日井先生に聞いて、まるで青田君に呼ばれるようにその踏切を見に行ったことがある。
 僕の住んでいる家から千鳥ヶ淵公園を抜けて、ニコライ聖堂を横切り、御茶ノ水駅の跨線橋越えてはるか湯島天神の方まで歩いていくと、その踏切はあった。

 僕は姉さんにも黙って、時々そこに行った。青田君という見知らぬ青年のことを想像しながら。自分が抱えている日々のどうしようもなさを重ね合わせるように。



 あの日僕は気がつくとその踏切を前に佇んでいた。

 気がつくと踏切の向こう側に学生服を着た高校生がいた。

 青田君の幽霊?

 人懐こい笑顔で僕に手招きをした。

 そうか…。

 やっぱりもうそれしかないか。



 姉さんのこと…。

 ここでまた姉さんに甘えるわけにはいかない。

 それじゃまた同じことの繰り返しだ。

 僕のつけていた日記を見れば、姉さんは全てを理解してくれれはずだ。




 僕は青田君の手招きに応じた。

 
 


 遠くからの電車の音がかすかにリズムを刻みはじめた

 リズムは心臓の鼓動のようだった

 どこか眠気を誘うようなの馬蹄のリズミカルな躍動感のある音

 金属音に警笛の音が混じった

 低い音は最初どこかのどかにも聞こえた

 絵本で見た蒸気機関車が鳴らすような悠々とした音だった

 何度も警笛がなるうちに、それは焦燥の色を帯びてきた

 そして狂ったように連続して警笛は鳴った

 発狂しそうになっている運転士の引きつった顔が見える

 音はいつしか耳をつんざくような高音になっていた

 調弦の狂った弦楽器に音程を外した管楽器の音が混じり合い、ティンパニーは力の限りデタラメに殴打された。

……





 救急車で病院に搬入された僕は一命を取り留めた。

 しかし全身麻酔が醒めず長い間、16歳の時から夢の中にいたらしい。ベッドの上で12年間が経ち今僕は38歳ということになる。



 植物人間の状態でも、人間の体は病魔に侵されるものだと僕は初めて知った。

 僕の体は深い眠りに落ちたまま、静かに癌細胞に侵されていったのだ。

 運命のいたずらで、その激痛が僕の肉体を覚醒させた。もがき苦しむ中で身体がこの世界にまた戻ってきた。

 そして痛み止めの劇薬が今度は過去の精神を覚醒させた。




 僕の激痛はおさまり、看護婦が僕に笑いかける。

 同時に踏切のあの戦場のような喧騒もすぅっと消える。

 しばらくこの状態が持続する。

 薬の効き目がきれる頃に、僕はまた深い眠りに落ちるのだ。




 看護婦と入れ替わりに、長身の医師が部屋に入ってくる。

 僕の主治医だ。まだ若いが柔和で滋味のある顔つきと落ち着いた物腰を身につけている。それなりの人生経験にさらされ、逃げずにそこから何かを掴み取るということを辛抱強く誠実に繰り返してきた人間だけがもつ確かな雰囲気が病室の空気に溶け込む。

 まだ高校生の頃家出をして、そのまま両親と一人の姉とは別々に暮らし、医師の国家試験に受かった後も、ごく最近までずっと家族の元には帰らなかったらしい。



 姉さんが会釈をする。ねえさんも僕と同じようにこの医師を信頼しきっている。




「目を醒まされましたか」

 医師は僕に微笑みかける。医師の手には分厚い僕専用のカルテがある。

「記録の方、またずいぶん進みましたよ。このまま記憶が完全に戻れば、あるいはあの覚醒作用を持つ薬品を使わなくても、こうして夢から醒めた状態が持続できるかもしれませんね」

 医師はベッドの横のパイプ椅子に腰をおろし、分厚いカルテを眺めながら満足そうにそう言った。

「ありがとうございます。でもこうして覚醒することが本当にいいことなのかどうかは、僕には何とも…」

 医師はそんなネガティブな僕の言葉を否定したりたしなめたりといったおざなりな反応は示さず、ただ医師のモラルを逸脱しない範囲で慎ましく肯定的にうなずくのが常だった。

「医師の私がいうのも良くないのかもしれませんが、お気持ちはわからなくもありません。しかしここに書き記されてあるように、眠りの中うわ言のあなたと会話した人たちは、みんなはっきりと最後に『ありがとう、健太郎、ありがとう君島君』と書いていますよ」


「はい。ありがとうございます」僕はカルテの表紙を見ながらそう言った。

 姉さんが横で何度も頷いている。


 僕は短い覚醒時間の間に読んでおかねばならないそのカルテを医師から受け取った。







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患者口述記録『地下鉄のない街』
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患者氏名 君島健太郎
患者番号 19710528
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 僕のカルテには表紙にそう書かれている。いつものように医師はドイツ語で記入する自分用のカルテの部分をクリアフォルダに残し、僕の閲覧部分のファイルを姉さんに渡した。






「春日井先生、そろそろ次の患者さんの巡回のお時間です」

 僕にいつも麻酔を打ってくれる看護婦が廊下からドアを少し開けて医師の名を呼んだ。

「は~い。分かりました。今行きます」

 春日井先生はバツの悪そうな顔で僕と姉さんに目を向けてはにかんだように微笑んだ。

 僕はこの医師のこの笑顔が好きだ。僕のよく知っているあの笑い方だ。




「姉弟はやっぱり似てるね」

 姉さんは僕の心を読み取ってそうつぶやいた。

「ああ。ポニーテールは似合わなそうだけど」

 僕のつまらない冗談に姉さんがくくっと口元をおさえた。
ゆっきー
地下鉄のない街 第一部完結
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