リタイヤメントのための知的生活

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第二章( 4 / 12 )

第二章 知的リタイヤメント生活の選択肢

16.ブログがスラスラ投稿できるようになったら、次はeBookに発展させよう


eBookは、ブログが書ければできる

ブログで書いた記事がコメントを呼び、さらに記事を書き足していくと「これを本にしたらどうだろうか」と思うときがあります。そのようなときが来たら躊躇しないでネット上で電子出版したらよいと思います。 なぜ電子出版なのか?理由は本を出版するハードルが、紙の本に比べてものすごく低いので簡単に出版できるからです。電子出版するためのeBookはパソコンやスマホなどを使って読む形式なので、ブログとあまり差が無いですが、ブログの記事よりは文章全体の構成を考えて書いた方が見栄えが良くなります。ブログ記事をそのままコピペで本にすることも可能ですが、リタイヤメントの知的活動のステップアップとしてeBookを書くには、ブログ記事そのまんまコピペでなく、記事を思い出しながら一から本として執筆したらよいと思います。


eBookは、もし売れたら価格の7割程度を受け取れる

私はseesaaが運営しているforkNhttp://forkn.jp/)という電子出版プラットフォームでeBookを書いています。 このサイトの「新規登録」をクリックして、ユーザー名など必要事項を記入して登録手続きすると出版可能になります。さらに振込み銀行口座を登録し、本を有料書籍にすることによって印税も得ることができます。紙で流通する本の印税率は価格の10%程度ですがforkNは70%と率が良いです。しかし紙の本は出版社の編集担当者が何度も原稿をチェックして原稿を完璧に導いてくれますが、eBookは編集者がいないので著者の文才がそのまま文章品質になって出版されます。その点が紙の本より「やっぱり低いだろうなぁ」と思うので、私はeBookの価格を紙の本の5分の1程度に安く設定しています。 

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第二章 知的リタイヤメント生活の選択肢

17.ブログを長く書き続けていると、紙の本の可能性だってあるのです


●ブログから出版というシナリオは実在します。

ブログの執筆やeBookを長い間書き続けていると、出版社から「出版しませんか」とオファーが入る可能性もゼロではなく、それを機会にISBNコードの付いた企画出版の本を出せるかもしれません。私は実際にそのようなチャンスに恵まれました。ある日ブログのコメントに出版社から「連絡ください」と書き込みがありました。ネットでその出版社の電話番号を調べ、コメントの送り主の名前を告げると「ではお会いしましょう」という運びになり、それから約3ヶ月で本が完成しました。「失敗しない単身赴任マニュアル100」という本はこうして出来上がった本なのです。


●自費出版はコストがかかるので「もし可能なら・・・」程度に

出版社からオファーが無くても、200万円ぐらいの費用を使えば自費出版で紙の本を書店に並ばせることも可能です。リタイヤメントにとって200万円のハードルは高いですから、地道にブログやeBookの発信を続けた方が良さそうですが、自費出版の本は自己満足だけではなさそうです。 以前に私は自費出版で一冊だけ本を出版しましたが、その後に出した本が業界紙で取り上げられたり、新聞の取材を受けました。多額の費用を払いましたから、これだけのためにやるかどうか、よく考えてからにしなければなりません。リタイヤメントにはもはや大きな収入は無いのがふつうです。

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第二章 知的リタイヤメント生活の選択肢

18.お困りごとアドバイスは、リタイヤメントだからこそ熱中できる


Yahoo知恵袋やAll AboutなどのQ&Aサイトは、これはもはや回答競争だ

Yahoo知恵袋やAll AboutなどのQ&Aの回答者として、世間の「お困りごと」へ自分の経験と知識から回答を投稿できます。リタイヤメントは仕事や生活を通じて他人の知らない「目からウロコ」の解決法を知っていることがありますから、そのようなベストな回答をネットに打ち込み、他の人と競うわけです。


Q&Aサイトは双方向コミュニケーションが装備されている

ベストアンサーになると報奨金がいただける場合があります。このQ&AサイトはブログやeBookと違って、情報発信のキッカケが相手側から始まるので、回答をアップした瞬間に誰かとネット上で個別のコミュニケーションが始まっているわけです。ブログやeBookは投稿した記事のリアクションが分からない場合も多いですが、Q&Aはそれが分かります。困りごとの解決に貢献できれば直接感謝されますからモチベーションが上がり易く、とかく自室にこもりがちになるリタイヤメントの知的活動としては明るさが漂う活動になるのではないでしょうか。 

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大庭夏男
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