「自殺した男の子は、最後のメールに《み~んな大好き》と書き記し、友達!? み~んなに、出したみたいなんですよ。 相談し合える仲間っていなかったのかな~!?・・・・・・、今の中学生って、これから未来を背負って立つ歳頃なのに・・・頭の中で何を考えているのか解らないよね~!?」
「まあ、難しい年代だからね~、頭の中の考えや心の中の闇までは、解らないよね~。 周りの環境もあるだろうから」
「そうそう、育ってきた環境が大切というのも良く聞くもんね~」
「うん、だから子供が出来たら、年を重ねる事に遠ざけられるかもしれないけど、ウザイ奴だと思われても極力 普通に毎日でも会話に無らなくても、話し掛けたいと思っています。 それが、家族だと思っているから。 子供をちゃんとした大人に育て上げるのは、ちゃんと筋が通った大人に育てるのは、親の義務ですから」
「そうですよね~、親の義務ですよね~、責任ですよね~、その為にも赤ちゃんの時は、存分に甘えさせて、また、きちんとした躾(しつけ)をしていかないとね、頑張って行きましょうね」
「お互いに助け合って頑張って行きましょう、よろしくネッ」
「ダメだわね、体も家もボロボロだし、おまけに冷凍庫や風呂もボロボロだし、悪く成る時は、人間も家の中も全部一緒だわ。 切ないよね~、お金の要る事ばかりでっ、参っちゃうってー」
(やはり、生活して行くには、お金が必要なんだね~。 宝くじを当てるには、どうしたら良いのかとか、1億円なんか要らないから、100万円でも、1000万円でも当たらないかね~とか、言っているけど・・・・・・俺は、やや貧乏でもいいと思っているんだ、《幸せに成れる家族さえ、あれば、良い周りの人達が居れば、いいと思っているんだ》 お金は、二の次・・・考え方 間違っているかな~!?・・・) (微笑)
※ 大金は、人間を狂わせます、ワガママや我が強い人間も人を遠ざけます、言葉やイジメも人間を遠ざけ、もう二度と戻って来ません、悪しからず。
《覆水 盆に返らず》
人間って、そういう動物ですよ。
頑張って自ら良い人間に成り、後世に伝えて行きませんか。
歳をとって一人で暮らすのは、寂しいものですよ、仏前で手を合わせて貰えないのは、切なくないですか。
仲の良い友達をいっぱい×2 作りましょうよ、灯りをつけ、ろうそくを立てて、チーんと音を立て、線香を点けて、両手を合わせて貰いましょうよ。
お経を唱えて心が洗われたような感覚に成ったのは、事実な事!?
NA~MU ナム namu・・・・・・。
どうですか。
「うちでは、俺が決めた約束事があるんですよ。 それは、何かというと、月に一回は、必ず家族全員で外食をする事なんです。 各々が好きな物を食べ、家族の中で順番に回すんですよ。 みんな一人一人がスポンサーに成り、残った人達がおごって貰うんです。 いかがですか、この案!?」
会話が成立しない家族って《家族では、無い》と答えを出し、その答えを無くすには、どうしたら良いかの答えが《美味い物を食べ、腹ごしらえをして会話をし合う、バカ話をする》◎という事だった。
ところが、先日 口に出して会話をしないでも、会話が成立し、笑い合える事が解った!?
それは、出先から帰った夕方 食事前に起こった。
「うがい、手洗いをしろっ」
と俺が言うと台所で、各々の消毒の仕方で手洗いとうがいが始まった。
が~、ガラガラ~、とノドの消毒をしている音が、し始めた。
ガッ、
「あっ、飲んじゃった」
ガッ、
「やだ~っ、笑わせなんな~」
「オーイッ、ウガイが出来ないじゃないかっ」
「ハハハハ~ッ」(笑)
また改めてそれぞれの音の違うガラガラ~×3、という、うがいの輪唱が始まった。
笑い声がする家庭は、良いな~、とその時 俺は、思ったのだった。
季節の最後の年の末の末にも成ると真白い雪が降り続き、積もり、前が見えない程の猛風吹に成り、交通機関を麻痺させ、生活に支障がきたす位に冬将軍が幅をきかせ始め、青森県では、積雪が5メートルという前代未聞の記録を作っていた。
「●●さ~ん、今日 聞いた~、本日 午後2時から融雪口を開けて町内一斉に雪かきね~、よろしくね~」
「いつまで降り続くのかね~、もう程々にしてくれよ~」
「雪なんか、もう要らないよ~、疲れるし、腰にくるし」
「いっそのこと、もう降るだけ降れば、いいんだ、そうすれば、打ち止めでもう降らなくなる」
「いや~、2月だともう1回位は、降るでしょう!?・・・」
「フフ~ッ、エ~、やっぱり来ますかね~!?」
「フフッ、来るでしょう!?・・・」
「ハ~イッ、こんなもんにしときましょう。 ヤ~ッ、やっと終わりました、みなさん、お疲れさんでした~、止めにしましょう、お疲れさんでした~」
※
「こういう事は、誰かが、率先してまとめてやらないと・・・・・・」
まさに言う通りだった。
素晴らしい言葉だと俺は、思った。
みんなで協力して汗をかいて雪かきをして、連帯感や仲間意識が生まれたような気がしていた。