el(天使)の忘れ物

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「こんにちはヾ(=^▽^=)ノ●●●さん、元気で仕事をしていますか。 季節の変わり目だし、もう一人の体じゃないんだから、風邪をひかないようにね」

「こんにちは、●●●さん、私は、元気ですよ。 心配してくれて有難う  そういう●●●さん、愛してるよ」

「私、何て呼ぶのかな~、ね~、何がいい!?、ダーリン、パパ、あなたかな~!?」

「こんばんは、そうだな~、その時、その時に決めて行けばいいんじゃないかな~。 俺も君の事、何て呼ぶのかな~、●●●かな、嫁さんかな、奥さんかな、今から、楽しみです」

「こんばんは、うん、今から、楽しみだね~、●●●さん、愛してるよ」

「あ~、来た~、今、こちらから、連絡をしようと思ってたんだ。 ね~、私達って気が合うよね~」

「そうだったんだ、 俺たち、気が合いそうだね、嬉しいです」

「ね~、もし、俺が、会社を辞めると言ったら、どうする、収入が無くなっちゃうよっ、●●●」

「もし、●●●が辞めたいと言ったら、分かりましたと言います。 私は、ずっとずっと●●●に付いて行くんだからね、収入が無いのであれば、私が働いて生活を助けますよ」

「ね~、ね~、私、夢を見たんだ~、双子を産む夢。  朝方の夢だから、正夢になるんじやないかな、私、結構当たるんだ」

「こんにちは、●●●。 へぇ~、双子か~、正夢に成ると嬉しいね。 子供は、欲しいと思っているから、三人頑張って産んでくれるかな、●●● 」

「はい、三人ですね。 分かりました。 双子でもいいのかな●●●さん」

「子供は、好きだから、大丈夫です。 元気な子を産んで下さいね。 もう、子供の名前は、決めてあるんですよっ」(照)

「良かった。 二人で元気な子供を育てて行きましょうね。 ね~、子供の名前は、何て付けるんですか」

「もう、幾つか、ピックアップしてありますが、産まれてくるまで内緒です。 二人で決めて行きましょうね」

「はい、わかりました。 二人で決めて行きましょうね。 どんな名前があるのか楽しみです」

  知らぬ間に、いつしか時は、流れたのだった。

  お互いにスムーズにいかなくても、問題事があっても乗り越えて行くと確認し合っていた。
  あとは、お互いの両親に紹介するだけだった。
  家の敷居を越えるだけだった。

「●●●さん、私は、結婚する覚悟は、出来ているんだからね~」

「俺も●●●さんと結婚する覚悟は、出来ていますよ」

  この両者の確認後、
  寒冷前線真っ只中の時にクリスマスのサンタと神様は、協力し合い、体の痛みを無くし、意識を無くし、吹き荒れる中  モーゼの【十戒】のように一時的に快晴にし、ソリに乗り、父は、他界したのだった。
  しっかりとしないといけないと解り、考えから、意志から、涙は、出せなく成った。

  そして、私には、また一つ後悔が、増えた、それは、祖母や父に子供の顔を見せてやれなかった事だった。(MAX後悔・涙)
  色々とぶつかり合った身内、運命ながら、やりきれなかった。

  そこへ、昔 付き合った事のある女性からの数回の電話、なぜ今、と思った。
  タイミングが運命が悪過ぎ・・・・・・俺には、もう付き合ったり、逢ったり、遊んだりする気は、全く無かった。
  もう、過去の人、忘れた人・・・・・・綺麗なままの思い出にして置きたかった。

  将来を誓った人を守り、大切にしたかった。

  親父を亡くした後、残った者同士、疲れや生活やetcを助け合い母と暮らしていた。
  体の疲れや精神的な疲れや心の疲れを癒す為に二人で銭湯に出掛けた。
  車に鍵をかける!?・・・・・・その時、何かを感じた。

(あれつ、いつもと何か違う、変だ・・・!?)
  頭で考えた、目や眉をしかめる。
  全く解らなかった、不意に右手に持つ鍵を見た。
  見ていて!?・・・ついにわかった。
  《御守り代わりに鍵に付けていた小さな四つ葉のクローバー》のアクセサリーが無くなっていたのだった。
  直ぐに思い出せず、完全に忘れている物。

  これも、大人に成って見えなくなった、多くの『愛』のキューピット(天使)のイタズラかと思ったのだった。
  願いが叶うと四つ葉のクローバーのアクセサリー(アイテム)が無くなるという事かと!?・・・・・・。

  母と二人、ゆっくりと湯に浸かり、ゆっくりと体を洗い、ゆっくりと時間を過ごして疲れを取り、帰宅したのだった。

 

  二匹の天使が小さな四つ葉のクローバーを遊びながら天にのぼって行く。

 

  ・・・・・・彼女の方も何も知らずに御守り代わりに買い!? いつ無くなったのか解らないまま、同じハート型の小さな《四つ葉のクローバー》のアクセサリーを無くしてしまっていたのだった・・・・・・。

 

  何事にも運命がある。
  そして、それは、変えられない。
  それでも、人間は、生きていかなくては、ならない。
  明日は、良い事があると信じて・・・・・・。

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迷 彩映 (mei saiei・メイ サイエイ)
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