親父を亡くした後、残った者同士、疲れや生活やetcを助け合い母と暮らしていた。
体の疲れや精神的な疲れや心の疲れを癒す為に二人で銭湯に出掛けた。
車に鍵をかける!?・・・・・・その時、何かを感じた。
(あれつ、いつもと何か違う、変だ・・・!?)
頭で考えた、目や眉をしかめる。
全く解らなかった、不意に右手に持つ鍵を見た。
見ていて!?・・・ついにわかった。
《御守り代わりに鍵に付けていた小さな四つ葉のクローバー》のアクセサリーが無くなっていたのだった。
直ぐに思い出せず、完全に忘れている物。
これも、大人に成って見えなくなった、多くの『愛』のキューピット(天使)のイタズラかと思ったのだった。
願いが叶うと四つ葉のクローバーのアクセサリー(アイテム)が無くなるという事かと!?・・・・・・。
母と二人、ゆっくりと湯に浸かり、ゆっくりと体を洗い、ゆっくりと時間を過ごして疲れを取り、帰宅したのだった。
二匹の天使が小さな四つ葉のクローバーを遊びながら天にのぼって行く。
・・・・・・彼女の方も何も知らずに御守り代わりに買い!? いつ無くなったのか解らないまま、同じハート型の小さな《四つ葉のクローバー》のアクセサリーを無くしてしまっていたのだった・・・・・・。
何事にも運命がある。
そして、それは、変えられない。
それでも、人間は、生きていかなくては、ならない。
明日は、良い事があると信じて・・・・・・。