転倒予防方法論と実際

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はじめに( 1 / 5 )

転倒予防と一口にいいますけど、、、

こんにちは。

特に片麻痺のことでは、いろいろな電子書籍でもおなじみの

管理者 夫太加寅です。

で、管理者は、日々、もちろんデイケアの所長していますので

デイケアの仕事として、リハビリを相当行っていますが

実は、それだけではなく

地域の介護予防事業にも携わっているわけです。

、、、、

で、そこでは、ストレッチや筋トレ的な体操をかなり盛り込んで

週1回なんですけどね。2つの教室を担当しています。

1回に指導するのは、1時間半なんですけど。

かなり、多くの体操をこなしております。

、、、、

当然、介護予防事業、つまり、介護保険利用予備軍を

なんとか、介護保険に移行する前に、できるだけ、食い止めるという

そういう事業なんですけどね。

やはり、そこで問題になるのは、運動機能の中では

当然、歩行の不安、あるいは、転倒そのものについての質問項目が

あるわけです。

、、、、

もちろん、日々、リハビリの仕事というのも

実際には、歩行練習も行うわけですけど。

歩行ができるようになるということと

転倒予防を行えるということは

考え方としては一緒のものなんですね。

、、、、

ですから、ここでは、特に病気とかに関係なく

もっとも、病的なことも説明しないと

簡単に一概に、歩行困難といっても

いろいろなお客様がありますので、ところどころで

そういう病気や整形外科的なことも説明を加えながら

皆さんの、日常の転倒予防に対する認識を深め

そして、理にかなった方法で運動を進めていただきたいと

思っております。

、、、、

ただ、なかなか理解できないこともあるかと思いますが

表紙の図解ではありませんけどね。

なるべく、わかりやすい情報を提供したいと思っております。

よろしくお願いします。

 

管理者  夫太加寅  敬白

はじめに( 2 / 5 )

転倒にはいくつかのパターンがある!

さて、病気や整形外科的な状態、所見というものでも

転倒してしまうという説明は、かなり複雑であって

なかなか、簡単にはいえませんし、できないと思うんですけどね。

、、、、

それでは、話が進みませんので(笑)

最初は、転倒ということを、特に立位、歩行ということで

いろいろと考えてみたいと思います。

????

ですから、一口に転ぶといっても

それは、前に転ぶのか、後ろにしりもちをつくように転ぶのか

あるいは、横に倒れるのか?

それとも、膝折れするように、下に沈んでしまうのか?

などなど

その方向性によっても、いくつかのパターンがあるはずですし

原因ということを考えても

パーキンソン病や症候群のように、とにかく

べた足で歩くとか、突進してしまうように歩いて静止してしまって転ぶとか

腰部症状としての下垂足で引っかかってしまうとか

歩行器とかシルバーカーを使用していて転ぶとか

、、、、

実に、ちょっと考えただけでも様々な原因があると思うんですね。

したがって、ただ、闇雲に、次のような運動をしましょう!

とすることは、ともすれば、的外れなことを説明してしまうことになりかねません。

、、、、

ですから、管理者としては

あるパターンというものを意識して

とにかく、こうすれば転びにくくなるはずであるということを

先に提唱しておきますけどね。

その前に、次にページを変えまして

もう一度、転倒するという意味を考えてみたいと思うんですね。では。

はじめに( 3 / 5 )

転倒するということは、支持基底面と重心の位置で考えることが大事

実は、転倒ということは、重心が支持基底面を

大きく外れそうになると

それが持ちこたえられない状態として、生じる、認める現象であると

考えていただきたいわけです。

、、、、

当然のこととして、皆さんは認識されていると思うんですけどね。

、、、、

え、よくわからない?

 

管理者は、良く足元のことを説明するわけですけど。

皆さんが平均台の上を歩けるかといえば

かなり不安定であるはずですよね。

場合によっては、大怪我だってする可能性がありますよね。

 

もっといえば、浅田真央さんではありませんけどね。

スケートを想像してほしいんですけど。

あんなスケート靴の刃で、回ったり跳んだりするということ自体

それって、ものすごい不安定な状態になっているのに

立っているだけでも大変じゃありませんか?

ちなみに、管理者はスケートはとても怖くて

やったこともありませんけど(爆笑)。

、、、、

ですから、足元の安定ということでは

やはり、支持基底面というものが、広ければ広いほど

身体の重心が、その支持基底面の中で、かなり安定した位置にあると

転ばないでいられるということになるわけです。

いえいえ、スケートはまた別の概念ですから、ここでは省略しますけど。

 

、、、、

立位や歩行で、転倒するということは

もちろん、そこで、つま先が引っかかるとか、膝折れするとかは

また、別のところで説明しなければいけませんけど

通常、それほどの状態でなくて転倒してしまうということは

実は、足元の面積が狭いほど、転びやすいということです。

それが、平均台の説明に該当するわけですね。

ですから、真っ先に、皆さんにご理解いただきたいことは

より、不安定な支持基底面で、重心の移動

つまり、支持基底面から、重心が外れてしまいそうになることを

いくらそうならないように努力してみたり

運動的なことをしたって

それは、非常に危険であるということを、イメージとしてでも

持っていてほしいんですね。

????

つまり、あえて、バランスの悪いところで、バランスをとろうとする

そういう運動方法もあるかと思うんですけど

それは、確かに気をつけていれば、一時的に

そういう練習には慣れるかも知れませんけど

転倒を予防するということは

実際には、転びそうになる、つまり、その際に

さらに足を開くことが容易にできなければ、何も意味がないわけです。

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ですから、先に、いつでも広い支持基底面を確保できている

余裕を持ってどの方向にも、保護伸展反応として

転びそうになっても足を踏みとどめられる、そういうことが

ラクに自然に、それも瞬間的にできなければ

結局は、転ぶんですね。

ま、今は、頭で理解できなくても、なんとなくイメージできていただければ

それだけで結構ですけどね。

では、さらに、つま先が引っかかるとか

重心が後ろに引けてしまうとか、そういうことをさらに説明しておきたいと

思っております。しばらくは、概論的になりますけどね。

ご容赦いただきたく思います。では。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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