私が日頃から一人の障害者として、行政サービス、とりわけ社会保障のあり方について思っていること。
社会保障など行政サービス全般に言えることですが、一番の課題は申請手続きの難しさ・煩雑さだと思います。たとえば私は障害者として障害者自立支援法のサービスを受けていますが、これは毎年更新の手続きが必要です。障害者手帳も二年に一度写真と医師の診断書を添えての更新手続きが必要です。なぜそんなに頻繁に手続きが必要なのか私は以前から甚だ疑問に思っています。私はもう30年以上もことあるごとに、また制度が変わるごとにこうしたことを経験しています。病気や障害を持った方や高齢の方などがわざわざ役所の窓口まで出向くことの困難さを想像してみてください。加えていちいち煩雑な書類にさまざま書いたりすることの困難さを公務員の方々はどう考えているのでしょうか?せめて電話一本で自宅まで来てくれることくらいはして戴きたいと思います。