はじめに
「特定検診」いわゆる、「メタボ検診」が始まってから早4年。
国民の健康への関心が高まっているものの不況のあおりか、
美容・健康に関する業界はここ2~3年で売上は右肩下がり。
それに反比例して余分な脂肪を体中に蓄えて、重たい体を
引きずっていらっしゃる方々は確実に右肩上がりで増えています。
このままではいけない!と様々な健康法やダイエット法に
挑戦してみるものの、日頃の運動不足からか、体は年々動けなくなって
くる、するとカロリー消費力が低下し、食べていないのに太る。
さらにまた動けなくなるという「ぽっこりサイクル」の繰り返し。
しかし、毎日ジムに通って何時間も汗を流すなんて時間も無いし、
正直やる気もない。
やはり寄る年波には勝てないのか・・・と諦めかけている方には、
必見の「常識破りの健康法」をご紹介します。
健康を損なう要因や肥満の要因は、さまざまあります。
ストレスもあれば働き過ぎもあります。
お酒の飲み過ぎや喫煙も害になります。
栄養バランスを無視した食事も要因の一つです。
しかし、それらのうち、最大の要因は「食べ過ぎ」にあります。
食べ過ぎは、肥満を招くことはもちろん、ありとあらゆる病気の
発生につながっています。
「腹六分目に病なし」という諺がるように、まさしく少食は
現代人に必要な健康法なのです。
普通の人は意思が弱く、自分に甘いものです。
たとえば、お酒を飲み過ぎたら、翌朝は
「今日からはお酒は控えよう」と反省しますが、2~3日もするとまた、
飲み過ぎたりします。
人は健康のためになにか能動的にすることはできても
悪い習慣をやめることはなかなかできないものです。
たとえば、「アメリカ人は肉を食べたいがその害も怖い。だから、
毎日何キロもジョギングをしている」という話を、米国運動学の教授の
講演で聞いたことがあります。
肉を食べ過ぎてその害が心配なら、肉を食べる量をへらせばいいのですが、
人間というものはそれがなかなかできません。
肉を食べたら野菜もたくさん食べなければいけない、ということです。
肉をやめたり量を減らしたりするのはつらいからといって、
野菜を余計に食べてしまうのでは、結局、肉も野菜も食べ過ぎに
なってしまい、健康を損なうもとになります。