片麻痺リハビリ 29年現役専門職が本音で語ります! vol.1(完結)

第1章( 2 / 18 )

(2) リニューアルしてみますかね?

なぜ?

管理者はこれほどまでに片麻痺のことをブログにして

さらに時々、日によっては1日数冊以上売れてしまうという

電子書籍にまで記事を書いているのか?

、、、、

いえいえ、とてもとても、これで食べるということはないわけですが(涙)。

、、、、

ということについて

再度、説明を加えてみようかと思いますけど。

、、、、

皆さんはいかが思われますでしょうか?

要するに、脳卒中という言い方は古いんですけどね

脳血管障害を昔から脳卒中と呼んでおります。

ACのコマーシャルでも、いまだに脳卒中協会からのものが

よくラジオでは流れていますけどね。

、、、、

脳梗塞、脳出血に代表される脳血管障害の

総称的な言い方として、脳卒中と呼ぶわけです。

で、梗塞でも出血でも、いわゆる後遺症が残るとされているんですね。

長嶋氏もそうですよね。

いくら、国民的スターであっても

片麻痺になって、リハビリをしても、確かに後遺症が残るという

それが普遍の事実になってしまっているので

????

ですから、いくら時間やお金をかけても

リハビリに限界があるということが、一般的にされても

それは、確かに脳の中の様々な状況がありますので

本当に後遺症がどのくらいの状態にまで回復するのか

あるいは言い方を変えれば、どこまでの回復が限界であるのかは

それは、管理者も自分で対処してみないと

経験則だけではものが言えないのは、重々承知しているんですけどね。

、、、、

しかし、いくら長島氏のように

どれだけ立派なリハビリを受けたのか知りませんけど

通常のリハビリの対応というのは

急性期の場合には、本当に、これだけしかやらないのか?

っていうほど

回数や時間の縛りが多いんですね。

つまり、急性期にリハビリをきちんと対応しているのか?

って言えば

それが、きちんと対応しているのであれば

ま、後遺症が残ったとしても、それはかなり状態として

目立ちにくい症状に留まると言いますか

もっと言い方を変えれば

少なくとも、身体ががちがちになってしまうとか

変形を認める、不良姿勢を認めるとか

そういうことが、もっと自然に近いものになっていると

思うんですね。

、、、、

みなさんに、単純に質問しますけどね。

教科書的に考えてみるのであれば、それはそれでいいんですけどね。

片麻痺のお客様には

どうして、身体がガチガチになってしまうようになるのか?

そういう明確な説明をしてあるものが

存在しているのでしょうか?

で、仮にお客様の予後として、そういう変化を認めるとしたときに

いったい、何が原因でそのようになるのか?

そのメカニズムをきちんと検証してある学術的な裏付けが

どこにあるのでしょうか?

、、、、

調べてみてほしいんです。

、、、、

つまり、管理者の言っていることは、まず、絶対的に正しいのに

これが世の中に浸透しないんですね。

実におかしな話ですけど。実話なんですね。

で、ここでは、あらためて問題の本質を

載せておきますけど。

身体が硬くなる、不良姿勢を示す。そして時間経過にともない

片麻痺のお客様の身体が、いかにも進行しているような

変化を認めるというのは

要するに、筋緊張という概念がもとになっているからです。

で、片麻痺というのは、そもそも、発症した時点で

麻痺がもし仮に残ったとしても

別に、その後に、どうして身体の姿勢不良が起きるような状態が

脳を原因としてどんどんと進行するようにみえるんですか?

だって、脳は失われた状態が、それ以上進行することはないんですよ?

、、、、

最初、身体には緊張が非常に低い状況があり

そして、片麻痺のリハビリでは、その低くなった緊張を

正常の緊張状態をはるかに超えた、かなり強力に亢進した状態になるまで

亢進させていくんですね。

それも意図的になんです。なぜなら、そのように教科書にあるからです。

、、、、

これって、実に矛盾している考えであると思います。

皆さんも考えてほしいんですね。

ある一定の時期を発症からすぎたとします。

そのときに、すでに症状固定になっていて、その先には

進めないのを選ぶのか?

それとも、症状が固定しないでいる、つまりは

身体が硬くなっていない、進行しているようには見えない

そういう姿勢でいられることを選ぶのか?

、、、、

ここでは、理由は言いませんけどね。

もし、前者を選ぶのであれば

このブログを読む理由はありませんので、スルーしてくださいませ。

、、、、

なぜなら、教科書に支配されている人には

その考えでしか、お客様のことを考えられないからなんですね。

自分がその状況になってみたときに

いつまでも可能性のある状態にしておきたいと思う人であれば

決して、わずかな期間において

お客様の身体をがちがちにしてしまう

そういう方法論に意義を覚えると思います。

そして、違う方向性を見出したいと考えるはずであるからなんですね。

、、、、

ま、今日も電子書籍は3冊ほど買っていただきましたけど

かならず、たとえわずかであっても

管理者の考えに追随していただける人がおられるんですね。

、、、、

ということで

このごろ、なかなか元気が出ないんですけどね。

なんとか気持ちを奮い立たせて、書き続けたいと思っていますけどね。

では。

第1章( 3 / 18 )

(3) お客様こそが本当の教科書である! お客様から学ばなければ真実にはたどりつけない!

おはようございます。

リハビリで、いろいろなお客様に対して日々

飽きもせず、同じ対応を繰り返しているんですけどね。

ま、それでどんどんとお客様の状態が改善されていけば

何も言われないというのが、実感なんですけど。

、、、、

管理者が対応しているのは

独自のリラクゼーション手法がほとんどであるわけです。

ま、それしかしていないって言われても、別に気にもなりませんけどね。

、、、、

????

皆さんが、リハビリとしてイメージしているのは

いったい、どういうことなんでしょうかね?

なんだか得体の知れない指導を受けるということや

筋力トレーニングとか、歩行に装具とかつけて歩くようなこと

そういうことをイメージされる方が多いのではないかと

思うんですけどね。

違いますか?

、、、、

ま、日常生活の様々な動作が一人でできるようにしていく

なんて言っている人は、はっきりいえば

意識改革していただきたいと思っておりますけど。

????

????

いえいえ、今、さらっと書きましたけどね

そういうことを一般にはリハビリとしているんです。

しかし、全く、リハビリという本質からはずれ

もはや、誰にもリハビリという間違った概念が暴走しているのを

止めることができなくなっていると

管理者は思っております。

、、、、

リハビリというのは、いくら身体機能や精神機能が

一時的、あるいは永続的としても仕方ありませんけど

とにかく見かけ上、大きく低下しているとか、異常を認めるとか

そうなっているときに

実は、元通り以上に戻っていく、戻っても別に構わないわけです。

とんでもなく元気になっても良いということですけどね。

しかし、それは、できるだけの自然な状態ということが

基本的にはベースとなっていることが絶対必要な感覚であるわけです。

????

ですから

身体の姿勢不良が助長されていて、それで日常生活が

そんな状態でも一人でできなければいけない!

などとして、なんでもかんでも一人での動作自立とかを目指すようなことは

実は全くお客様のことを考えていない悪の所業になっていると思います。

、、、、

つまり、別に、それがいいとか悪いとか

リハビリの世界で取り上げられることもなく

今の今まで、安穏としたリハビリ対応、リハビリの感覚とか

概念とかいうことが、放置されてきてしまい

誰もが、本当の意味でのリハビリ

つまり、元通り以上になるということを忘却しているとしか思えないんですね。

、、、、

で、さらに簡単に言ってしまえば

医療としてリハビリは考えなければいけないんです。

つまり、治ってなんぼの世界なんです。

それが、リハビリというのは

別に後遺症が残ろうとも、動作の介助が必要な状態さえ

なんとかクリアできればということに

置き換えられているようになってしまい、別に誰もそれを

問題にしていないんですね。

、、、、

医療であっても、医療としての責任がないんです。

したがって、適当な対応しか行われないという図式が

医療という業界の中で、とにかく、リハビリという必要性だけが

前面に強調されて

それだけで存在できているようにしか

考えにくいわけなんですね。

、、、、

みなさんには暴言としか思えないかもしれませんけどね

本当はいくらでも、身近にお客様がとんでもない状態になっている

そんな事例といいますか、実際には、そればっかりなんです。

お客様が泣き寝入りしているということを

あなたが、何も考えないのは

それが無知であれば、非常に幸せなことですけどね。

知識やお考えがあるのに

そういうことを、世の中の問題として転嫁しているのであれば

実は、それは、いじめを無視しているのと

全く本質は変わらないんですよ。

、、、、

ま、別に管理者にはどうだっていいんですけど

要するに、教科書にしがみついて治療的対応しているようにしている

そういうリハビリのあり方には、とにかく

うんざり、辟易しております。

お客様が、どんどんと良くなっていく手法を紹介していますけどね

とにかく、いくらでもよくなるお客様がある以上は

管理者は、その極みを目指しているんですね。

、、、、

で、それって、いつでもお客様の状態という

間違いのない事実から、対応を考えているからなんです。

お客様こそが教科書なんです。そこに答えがあると思っておりますけど。

ま、きりがありませんから、このくらいにしておきましょうね。では。

第1章( 4 / 18 )

(4) 片麻痺であろうが、その他の症状であろうが、お客様にみられる所見に嘘偽りはない!

今朝はかなりの冷え込みになっておりますけどね。

防寒対策で十分注意してお過ごしくださいませ。

、、、、

さて、いったい、管理者は何を言いたいのか?

と思われていると考えますけど。

、、、、

お客様にみられる片麻痺の所見(本当は、それに限らず)というのは

明らかにお客様には、何がなんだかわかりませんでしょうけど

身体にみられる症状そのものとして

間違いない事実があって、症状があらわれているということには

誰も文句は言えないわけです。

????

ですから、片麻痺の所見というのは

明らかに、どの文献にも、細かく書いてあるんですけど。

それが正しいのか?

と言われれば、教科書をお客様に当てはめるのは

いかにも滑稽なことになります。

????

たとえば、よくありますけどね。事例として紹介しますが

腰の症状で説明しますけど。

最近のデイケアのお客様で、片麻痺になられる前から

腰の症状をお持ちの方が、片麻痺になられてしまったわけです。

いえいえ、そもそも、腰の症状としては軽かったのかかもしれません。

しかし、そういうお客様が片麻痺になったときには

往々にして下肢に麻痺が強く見られるということがあるんです。

????

つまり、大抵の片麻痺においては

下肢の麻痺は、比較的、上肢と比べれば軽いように見えるんですね。

ま、難しいことは省略しておきますけど。

しかし、多くは、ステージとして、下肢は3前後にしかなっていないという

上肢が4とか5あってもなんですね。

????

で、それがどうしたのか?

って言われれば、それも困りものなんですが

実は、片麻痺の回復においては、上肢とか下肢とかの部位によって

それほど、回復には差が生じないというのが

経験則なんです。

ただ、見かけ上、上肢や下肢で大きくステージが異なって見えるというのが

より正しい、適切な判断になるんですね。

、、、、

しかし、今回のお客様も、病院からの送りには

明らかに下肢優位に麻痺が強いって書かれていたんです。

で、そこには、腰の既往症についても記述があるにも関わらずということです。

、、、、

そもそも病気、つまり、ここでは片麻痺になる前に

いくら腰部症状があったとしても

それは、もちろん、顕著に下垂足になっていなければ

腰部症状が、片麻痺とリンクしているとは思わないでも

仕方ないことなのかもしれませんけどね。

実は、関連しているということに気づいてしまえば

非常に対応については解釈もしやすいわけであり

実際に、急性期でお客様に下肢麻痺の程度が悪く見えるような

そういう所見をさらに強化しなくても済んだ可能性があるんです。

、、、、

要するに対応上、大きく問題を起こさないでいたかも知れないということです。

????

ちょっと、理解できにくいかと思うんですけどね。

そもそも、片麻痺の回復ということを

上肢、下肢などで区分してしまうことが、間違いなんですね。

で、そこに極端な差があったとしたら

それは片麻痺の影響よりも

身体全身にそもそもの何らかの基礎的な状況があったがために

それがより強い症状を呈したとするのがセオリーであると思うんです。

????

もう一つ例を挙げておきますけどね。

こういうことです。

管理者流でリラクゼーションをするときに

それは両側の下肢に同じように対応するんですけど。

仮に、誰でもいいんですが

もし、その対応を片側の下肢におこなったとします。

それで、終了とします。

、、、、

いったい、何が起きると思いますか?

ま、ここではあえてやめておきますけどね。

とんでもないことが起きるんです。

ですから、それが片麻痺のお客様と、何の関係があるのか?

ってことになりますけど

それも次の記事で説明しますけどね。

実に興味深い状態になるんです。

、、、、

そして、そういうことが理解できると

片麻痺でもともと腰に爆弾を抱えたようなお客様には

片麻痺が生じたときに

明らかに下肢のステージが極端に低いまま、回復しない

つまりは、下肢優位の麻痺になるなどという

間違った判断での評価治療が行われてしまう理由さえも

明確になっていくんですね。

ま、一旦、ここまでにしておきますね。では。

第1章( 5 / 18 )

(5) 人の身体をマッサージするだけでも、実は腰部症状が強まることがいくらでもある!

おはようございます。

昨日の続きですけどね。

別にみなさんに行なって欲しいとか、試してほしいとか

そう思っているわけではありませんので、そのつもりで

お読みいただきたいわけです。

、、、、

こういうことが起きるということは

経験則からの間違いのない事実であり

そこに管理者独自見解で解釈したことなんですけどね。

おそらく、非常に精度の高い情報になると思います。

、、、、

健常者に片側の下肢だけを入念にマッサージすると

実は、そのあとに間違いなく、腰部症状がみられるはずです。

ま、言い方はあまりよくないですので

さらに説明しますと、要するに片側の下肢の緊張状態を

非常に良いものに変えてしまうということを

強制的に実行すれば、その後、おそらく立ってみるとか歩いてみるとかする

それだけで、腰部所見がみられるというのが

管理者の判断でございます。

、、、、

ま、信用するしないは、みなさんにおまかせしますけどね。

健常者において

別に故意に運動をさせているのでなくても

ただ単に、左右の下肢に緊張差を作るということが

身体にとって問題を起こすわけです。

????

????

よろしいでしょうか?

このことを踏まえて、前の記事を読んでいただきたいと思いますけどね。

片麻痺になられた方で

片麻痺になる以前に、そもそも腰に何らかの所見を認めたことがある

そういう人って、いくらでもおられるんです。

で、その方が、別に病気になる前には、確かに下肢の症状が

顕著でなかったとしても

もし、片麻痺になられたとすれば

麻痺側、非麻痺側において、とんでもない緊張の差が常時生じているんですね。

、、、、

これって、腰の既往があるなしによらず

実は、腰部症状がいくらでも出現してしまっても、全く不思議ではない状況で

あると思うんですね。

ですから、片麻痺になられる前から、腰が弱い、痛めたことがあれば

当然、その人が片麻痺になった場合には

腰の異常を認めたことのない人よりも

そういう人と比べてみれば

明らかに、片麻痺になられてからの腰部症状の出現率

そして出現した時に認められる腰部症状の程度というものには

統計的にも明確な差があっても、それは原因があるのですから

まず、そんな感じになると思うんですね。

、、、、

、、、、

で、専門職は、そのようなことを実は教科書からは

学んでいないんです。どこにも書いてないからです。

つまり、腰の既往症があっても

そのことが、片麻痺になられたお客様について

いくら情報があったとしても

片麻痺がすべての症状の原因として判断してしまうというのが

従来から、現在に至るまでの

多くの治療現場での解釈になっていると思うんですね。

、、、、

ですから、記事にとりあげたお客様についても

腰の既往症を記載しているにもかかわらず

単に下肢優位の麻痺が生じているという、どこにも下肢優位の

麻痺という概念は、対して一般的な概念としては

普及しているのかどうかもわからないような解釈で

お茶を濁しているんですね。

それも、理学療法領域の説明に、そう書かれているんです。

????

だから、それでどうなるのか?

ということを、本当に評価して、対応してきたのかは

全く記載がないんです。

、、、、

こういうのを頭でっかちと呼ぶわけです。

で、こうなりますとね。さらに恐ろしい事実があるわけですけど。

そのことについては、夜にでも投稿しましょうね。では。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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