エボリューションマン -英雄達の峡谷-

・・・・・・時間が経過する事に緊迫化していく・・・・・・!? 
「戦わないといけない時だ!?」
「罠かもしれない。 もう少し様子をみては!?」
「犠牲者は、最小限に・・・・・・綿密な計画を早急に立てよう・・・・・・今、行動を起こさずに いつ、やるんだ・・・・・・虎穴に入らずんば孤児を得ず・・・・・・平和を取り戻さねば・・・・・・!?」

「危険や存亡を感じてから・・・・・・数多くの人のデーターを集積し・・・・・・心・技・体・知能力・応用力のバランスを・・・・・・無限の可能性を・・・・・・トータル的に見て・・・・・・!?」
「君が適していると判断された」
「国のいや、世界や星の為に人体実験に賛同してほしい・・・・・・人類の最先端機密を君に託したい・・・・・・」

 国は、行動を起こしていた。 空に再度“FH-Z”フライング ゼータ―を出撃させ、敵地付近に多数のパラシュートが降り注がれた。
 しかし、そこからだった。 地上の兵士の度胆を抜いた。 

つまり世界初 体の回りに機械を身に付けたパワーボディアーマー、負傷して一部を無くし武器を装着した人造兵士、機械が五体のアンドロイド兵士達の武装部隊がいた。  それらに混ざって”建物三階位の機動戦士ガンダム”みたいなマシーンも多くいたのだった。

 キーイーン・・・・・・Vi、Bi、ビッ・・・・・・ポロロ~ン・ローン・ロ~ン・・・・・・スポンッ、ちゃっぽん・・・・・・!?
 有無を言わさずに外から中に逆波紋を地表に波打たせ、光原爆を落とした!?

 過去を思い出させる嫌な音が、そして中空のショートカミナリ、そして地上でのデジタル映像チックな爆発波形の広がりゆく薄オレンジの波紋。
 通り過ぎると先程の怪物達だけがドンドンと現れて来たのだった。
 地上最強の軍団は、罠にハマったのだった。

  DVD鑑賞マニアとインテリサラリーマンとパソコンマニアの仲間三人が日本の一室でテレビを見ていて喋った。
「これって~・・・・・・映画!?」
「パソコンで作ったSFX画像だろっ!?」
「え~・・・・・・現実の映像だろっ!?」 
「マジでっ!?」×2
(スッゲ―~・・・)(汗)×3

  /・* 、マンハッタンのブロードウェイやウォール街は、戦争が起きていた・・・・・・荒れ果て・・・・・・建物は、峡谷と化す。
切る、突き刺す、ねじる、撃つ、
「#≠<※」、「ヾゞ々〆」
「キギーッ」、「ゲビーッ」
「БЦъξ」、「⊆∇Θ∋」
 地球最大の軍団は、劣勢に立ち、叫び、泣いていた。 助けを求めていた。  人間は、最強の軍団を見ているしかない最低の動物だった。 見殺し状態。

「デェヤー」、「タァーッ」
「ワァーッ」、「オッリャー」  必死に戦い続ける地球の闘神サイボーグ、最大の軍団のチームリーダーが負けに・全滅にカウントダウンを刻まれそうに成っていた。

  視覚・聴覚・触覚・自らの動き・脳の記憶が超スローモーションのコマ送りで体中に動きまくる。

(・・・・・・未由っ・・・・・・未来(みく)・・・・・・優美子・・・・・・愛・し・て・る・・・・・・)

 画像を、見ていた。
 一瞬だけ胸のアクセサリーの卵が光る。
 何故だか目が止まっていた。
 優美子と未由は、可愛そうに成り、声に成らず一筋の涙を流していた!?
(・・・・・・パパ・・・・・・!?)

 

 

  堤 獎兵は、両掌を地に付けていた。
  顔から落ちる汗や血が、スローモーションのように目に見えていた。
「フー・・・、フー・・・」
  乱れた息遣いが聞こえる。
(殺・ら・れ・る・・・・・・!?)
  銃器や槍や刀や斧やハーケン(三日月状の柄の長い鎌)などを持ったシルバーの機械兵士ら、大勢の敵に囲まれる。 
 
 目には、汚い水溜まりと、ドス黒く茶色い土が見えていた。
「フー・・・、フー・・・、フー・・・・・・」
 グサッ、グサッ、グサッ。
「うっ・・・・・・ウウ・ウ~・・・・・・」
 
 ドサッ。

「・・・・・・―フ、・・・・・・―フ、・・・・・・―フ」

  。ッサド

「・・・・・・~ウ・ウウ、・・・・・・ っう」

(?!・・・・・・ル・レ・ラ・ ヤ・・・・・・)

「?!・・・・・・―フ、・・・・・・―フ」

「・・・・・・ル・テ・シ・愛・・・・・・├┿┗┳・・・・・・∋Θ£⊆・・・・・・」

(ル・テ・シ・イ・ア)

 どきドキ・・・どキドき・・・DO・・・KI ・・・doki・・・・・do・・・・・・ki・・・・・・------

 立体ホログラム映像を見ていた。
「こいつですか、この星のリーダーは」
「たぶんな・・・・・・!?」
「多才で優れた才能の持ち主・・・だそうですね」
「ウンッ」
「凄まじい戦いぶりだったみたいですね。 最後は、爆破されて姿も何も無いのに・・・・・・そして痛いげに刺された槍だけが、その場に・・・・・・」
 目をしかめた。
「・・・やり方が・・・ムゴイですね・・・!?」


 人間達は、人類の存続を掛けて世界中に応援を呼びかけ、ニューヨークに兵士や傭兵をや戦う能力のある者を総動入させていた。

 戦車・ヘリ・戦闘機・爆撃機・ミサイル・武器類・・・・・・etc 戦う事・戦争する事が普通!?に成ってしまっていた・・・・・・次第に悪化していく戦場がそこにあった。

 もうこの頃には、脅しの《カウントダウン》なんて関係なくなってきていた。

  IN THE MIDST OF THE WAR. (戦争の真っ只中) ボタン戦争から 《NO END WAR・終止符の無い、死なない永遠戦争・楽しむゲーム感覚の戦争》 に入って行く・・・・・・。

 敵は、負けそうな雰囲気に成ると、異次元に飛ばし、罠を張り、大勢で潰しに掛かって制圧していた。

 敵のカモフラージュ立体映像や異次元移動により、ミサイルや弾も無駄になる。

 また中には、一匹で動く狙撃手や暗殺者もいた。 勿論 罠もあり、地雷やエアー型地雷や紙型爆弾、そして自爆機械兵士もいた。

 圧倒されたのは、”死なないナノ兵士達やゾンビ型兵士達だった” ミサイルやナイフで対戦しても死なないし、分散してりしては、元に戻り死ぬ事がなかった。

 命がある人間達は、おのずと劣勢に追いやられていった。

 あまりの勢いで敗戦や後退をよぎなくされ、困惑し、額に汗を流す司令室の人々達。

 計画がことごとく駄目に成り、次第に支持を出せなくなる。

 そして・・・・・・両腕を組み・・・・・・うなり・・・・・・無口に成っていった。 ・・・・・・頭を痛める・・・・・・。

  それは、瞬きをした一瞬に起こった。
  地響き、雷の豪音、雷、霧状の雨、曇天、晴天、虹、異常天候に全ての生き物が天を見上げた。

  そして眩しいばかりの十字!?の光、刺すような強い日差し。
  全ての生き物が、合わせたように掌をかざす。
  笑ってしまうような条件反射が練習もせずに同時に行われた。

  轟音と共に荷を積み過ぎて摩擦音を鳴らした大型トレーラーが中央付近の大型ガソリンスタンドにいる怪物共に近付いて行った。
「ヤー・・・フォッ・・・!? 敵に気を付けろよ・・・2・1!?」
  スタンドに入る寸前に爆破リモートボタンを親指で押した。
  急ハンドルを切り、急ブレーキをかけ、ジャックナイフを起こす。

  轟音と荒れ狂った炎が一気に広がる。 十台の車が生きているみたいに予測不可能に、四方八方な方向に怪物達目掛けて飛び転がって行った。

「ウッウ〜・・・!?」  アクション映画のような凄まじい映像と気を引かれる音や圧倒される轟音に怪物達は、トレーラーの方を見た。

  バゴーン、バゴバゴッ、ドゴゴーン。  ボーリングのピンのごとくピラミッド式に怪物達が炎の高波に飲み込まれ、飛散していった。

  一息ついたトレーラーから、サムライが一人、炎に包まれた怪物達の方にゆっくりと歩いて近付いて行った。

  高い所から、怪物達を覗き見ていた奴もいた。
「さて、そろっと行こうかな〜!?」
  カチッ、ブルルンッルン〜・・・・・・。
 
 バリ〜ッン、ドドド〜・・・キュー・・・・・・〜ン、ドドッ、バリバリバリ〜。
  怪物達は、ビルのガラス窓を多く割って出て来たサイドカーを見ていた。
  隕石みたいに降って来てダーツの中心に落ちる。

  いっぱいに詰め込んだプラスチック爆弾が大爆発を起こした。
  それを中空で開いたパラグライダーから見ていた。 翼には、『have a nice day?』という文字とウィンクしたスマイルマークが描かれていた。

 揺られながら、窓や壁面をスケート靴のエッジで摩擦火花を出しながら下降して行き、ダーツの高得点を捕らえた。
  ハーネス類を外して、燃え盛る火の中から出て来て敵に戦いを挑んで行く。

迷 彩映 (mei saiei・メイ サイエイ)
エボリューションマン -英雄達の峡谷-
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