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目次

ダメなリハビリ するべきリハビリ つれづれ百選 目次

ダメなリハビリ

1 機能的対応に関して

  1 関節可動域訓練

  2 ストレッチ的対応

  3 筋力強化

  4 感覚障害

  5 麻痺の回復促通

2 動作練習に関して

  1 寝返り

  2 起き上がり

  3 立ち上がり

  4 床面動作

  5 車椅子操作

  6 歩行練習

  7 屋外練習

  8 階段練習

  9 日常生活動作全般

    1 食事(摂食)

    2 整容

    3 更衣

    4 トイレ

    5 入浴

    6 車椅子

    7 椅子の使用

    8 日常の姿勢保持

3 杖や装具に関して

  1 杖歩行

  2 装具の適用

  3 歩行器について

  4 シルバーカーについて

  5 立位、歩行姿勢について

4 環境調整に関して

  1 ベッド周辺環境

  2 居室環境

  3 施設環境

  4 公共施設

  5 屋外

5 会話 発声 口腔機能など 

  1 言語障害

  2 嚥下障害

  3 顎関節などの問題

  4 頚部 肩などの問題

6 治療法、治療体系についての問題

  1 ブルンストローム法の誤り

  2 ボバース概念の矛盾

  3 PNFおよび川平法のパターン化した動きに異議あり

  4 その他 基礎的な場面設定の不足という従来研究の問題

 

良いリハビリの考え方

1 機能的対応に関して

  1 関節可動域訓練

  2 ストレッチ的対応

  3 筋力強化

  4 感覚障害

  5 麻痺の回復促通

2 動作練習に関して

  1 寝返り

  2 起き上がり

  3 立ち上がり

  4 床面動作

  5 車椅子操作

  6 歩行練習

  7 屋外練習

  8 階段練習

  9 日常生活動作全般

    1 食事(摂食)

    2 整容

    3 更衣

    4 トイレ

    5 入浴

    6 車椅子

    7 椅子の使用

    8 日常の姿勢保持

3 杖や装具に関して

  1 杖歩行

  2 装具の適用

  3 歩行器について

  4 シルバーカーについて

  5 立位、歩行姿勢について

4 環境調整に関して

  1 ベッド周辺環境

  2 居室環境

  3 施設環境

  4 公共施設

  5 屋外

5 会話 発声 口腔機能など 

  1 言語障害

  2 嚥下障害

  3 顎関節などの問題

  4 頚部 肩などの問題

6 治療法、治療体系についての問題

機能的対応( 1 / 5 )

機能的対応 関節可動域訓練

リハビリでは、もっともオーソドックスな対応が

いわゆる関節可動域、ROM(Range Of Motion)と呼ばれるものです。

最初からはっきり申し上げますけど

関節可動域訓練を、当然のように、日常、リハビリで行う対応として

位置づけてしまうのはどうかと思います。

????

なぜならば、別にお客様には

関節可動域訓練をしなければならない理由が

どこに存在しているのでしょうか?

それは、人為的に、関節が硬くなるのを放置していたために生じたものです。

したがって、予防的に対応する関節可動域訓練が正しく

関節が硬くなっている人への対応というのは

整形外科的なもの、または進行性の疾患に対するもの

あるいは、どうしても身体が硬くなってしまう人へは

もちろん必要ですけど

すでに身体が硬くなってしまった状態の人への

関節可動域訓練に終始しているのは

まったくもってナンセンスな対応です。馬鹿げています。

もし、関節可動域に問題があるのであれば

その理由を明確にして、原因に対してアプローチをすべきです。

このことに関しては、するべきリハビリの部分、また、随時、必要に応じて

説明を加えていくこととします。

機能的対応( 2 / 5 )

機能的対応 ストレッチ

ストレッチという手技は、関節可動域同様

日常的な全身への対応でのもっとも当然のように行われる手技になっています。

ですから、あえてストレッチしているというように

現場では特に明記することもありません。

関節可動域とストレッチというのは、関節に対しているか筋腱に対しているか

というようなものですけどね。

、、、、

ストレッチがなぜダメなのか?

要するに、柔軟性が保たれている筋肉に対しての、その筋腱の柔軟性低下を

予防していくために行うのはかまわないと思うんですね。

しかし、さきほど関節可動域について触れましたけど

どうして、関節可動域が低下してしまうのか

それと同じであるわけです。

なぜ、ストレッチを行うような状況が生じているのか?

つまり、筋腱が短縮していくということですけど

そのことに対してのアプローチをしなければ

常におなじことの繰り返しになるだけなんですね。

、、、、

ですから、関節可動域とまったく同じことを言うわけです。

ストレッチをしなければいけないような状態を、いったいどうして放置してしまったのか?

そのことを考えないで

筋腱のストレッチを行うというのは、ほとんど暴力の世界になっていると思います。

ま、誰もそんなことは言いませんけどね。

非常に不思議なことがリハビリの基礎的な対応として

日常には、当然のように行われているんですね。

では、次に進みましょう。

M-CCアドバイザー 寅 加太夫
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