u=1/rとおいて
r・=√(2ku-|α|2u2 +2C )=√U とします。
|α|=aとして、φ・=au2です。
dr/dφ=√U /(au2)
du/dφ=-u2dr/dφ=-√U /a
d2u/dφ2=-(1/(2a√U))(2k-2a2u)du/dφ=k/a2-u
d2u/dφ2+u=k/a2 (3)式
という2階の微分方程式を解きます。
特解: ua=k/a2
一般解: Acos(φ-φ0)
答えは u=ua+Acos(φ-φ0)をrに戻し、
r=(1/ua)/(1+(A/ua)cos(φ-φ0))から初期値φ0
をゼロにして
=K/(1+εcosφ) となります。
この方法に納得がいかないという貴方は、別のカンタンなやり方を発見してください(*1)。
なお、ニュートン氏が著書プリンキピアに書いた方法はお勧めできません。
(*1)角運動量の保存を条件として、ラグランジュの未定係数法を使って、
エネルギーE(r,ω)= (1/2)*m*V^2-G*m*M/r - λ*(m*r*V-L)
の極値を計算します。
惑星軌道の動径r、角速度 ω 、質量m
太陽質量M、万有引力定数G。
V=r*ωで、Lは定数値、λは未定係数
∂E/∂r= m*r*ω^2+G*m*M/r^2- λ*2*m*r*ω=0
∂E/∂ω = m*r^2*ω- λ*m*r^2=0
第二式からλ=ωで、これを第一式に代入すると
G*m*M/r^2= m*r*ω^2
∴ r^3* ω^2=G*M (ω∝1/T:Tは周期) ;ケプラー第3法則
E(r,ω)の極値は
= (1/2)*m*r^2*(G*M/r^3)-G*m*M/r=-G*m*M/(2*r)
さらに奥の手は、遠心力=万有引力から
m*r*ω^2=G*m*M/r^2
∴r^3* ω^2=G*M
が得られる(これで納得できる人は、おそらくこの分野を素通りするでしょう)。
r=K/(1+εcosφ)
記号
O(0,0):原点=第1焦点
P(x,y):軌道上の点
F(-2f,0):第2焦点
f:焦点距離
極座標表示 x=r・cosφ r:動径 φ:角度
y=r・sinφ
i)放物線
r=x+2・f=r・cosφ+2・f
r・(1-cosφ)=2・f
r=2・f/(1-cosφ) :K=2・f ε=-1
r2=x2+y2=(x+2・f)2
y2=4・f・(x+f)
ii)楕円
OP+OF=2・a(一定)
r+√((x+2f)2+y2)=2・a
4r・(f・cosφ+a)=4・(a2-f2)
r(θ)=(a-f2/a)/(1+(f/a)・cosφ)
f=√(a2-b2)から
K=b2/a
ε=√(1-(b/a)2) <1
((x+f)/a)2+(y/b)2=1
cf) (r(0)+r(π))/2=a :算術(相加)平均
√(r(0)・r(π))=b :幾何(相乗)平均
iii)双曲線
OF-OP=2・a(一定)
√((x+2・f)2+y2)-r=2・a
4r・(f・cosφ-a)=4・(a2-f2)
r=(-a+f2/a)/(1-(f/a)・cosφ)
f=√(a2+b2)から
K=b2/a
ε=√(1+(b/a)2) >1
((x+f)/a)2-(y/b)2=1
cf)円錐曲線
X2+Y2-G・Z2=0 と
A・X+B・Y+C・Z=D の交線