メモリアルデーの週末は夏の始まりという感じなのだけれど、今日はそんなに気温も高くなくとても過ごしやすい気候だった。
きっと今週末はアメリカ全土が外のグリルでバーベキューをしたに違いない。
私達家族も殿のお友達のお宅によばれてバーベキューを御馳走になった。
ホットドッグやハンバーガー以外は持ち寄りで、私は普通のグリーンサラダと土曜日にクラスで作ったケーキを持っていった。
メモリアルデー(5月の最終月曜日)は戦争で亡くなった人を憶える日。(退役軍人の日11月11日はまだ生きている退役軍人さんを称える日。)
私としてはの2つの休日はなんとなく戦争そのものを肯定して、強いアメリカが悪者をやっつけて、自分たちの正義を世界に押し付けているおごりを見る気がしてなんとなく好きではない。
ただ、在米が長くなるにつれて実際に軍の人たちがアフガニスタンやイラクへ行って自分たちの命を危険にさらして犠牲を払っていることと、戦争が正しいかどうか、ということは私のなかで区別できるようになってきた。
9.11以降、戦争とか国のsecurityということに対しての認識が私のなかで少しずつ変わってきているということもあるかもしれない。軍に入っている人たちは単なる右翼なのではなく、心から国を守りたいとか、自分が犠牲なって国の人を守りたいと考えている人たちなのだ、と思うとそれを感謝する気持ちもわかるようになった。
これについてはいろいろと書くと長くなるので今回は触れないけれど。
ともあれ、今日集まった人たちは(大人11人子供9人)ものすごくリベラルな人たちにもかかわらず、一応3時に「ばかげた戦争で命を失った人のために」ということで、一分間黙祷しよう、ということになった。(何で3時なのかは誰かがどこかでその時間、と聞いてきたらしい。)
ホットドッグ、牛のひき肉を丸めたもの(つなぎなし)、スペアリブ、鶏の胸肉。
ゲストの1人が鶏肉を丸ごと持ってきて、鶏のお腹に缶ごとビールを突っ込みグリルで焼きたいと言うので、鶏肉を立たせて(ビールがこぼれないように)、グリルで焼いてみた。(グリルのふたは閉める)
1時間ぐらいして焼き上がりの鶏を御馳走になってみると、これがなかなかいける。
ビールのフレーバーはほとんどないのだけれど、なんだかジューシーでとてもよい。
ビールは缶に半分ぐらいいれておけばいいらしい。
鶏肉の回りには塩コショウ、パプリカ、そしてブラウンシュガーをすりこんだということ。
ケーキはお店から買ったのではなくて私が作ったということで珍しがられなんだか皆よく食べていた。中はピンクのストロベリーフレーバーのミックスで。
作った本人は食べず。何回も書きましたけれど、あの大量のアイシングはショートニングとお砂糖なんだもの。
夫曰く"You are trying to poison other people." はい、その通りです。
招いてくれたサラのお友達は皆な海外経験がたくさんあって、いろいろと話を聞くだけで楽しかった。4時ごろまで楽しく過ごさせてもらった。