救いの途教書 7   神の実在

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目  次( 1 / 1 )

 

     目   次       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1

     前 書 き       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  2     

       神 明 記  (しんめいき)   

7.  神明の証(あかし)    ・・・・・・・・・・・・・   3

7‐1. 生成(しょうせい)の神明    ・・・・・・・・   5

7‐2. 物質進化の神明     ・・・・・・・・・・・・・   7

7‐3. 生命誕生の神明     ・・・・・・・・・・・・・   8

7‐4. 生命進化の神明     ・・・・・・・・・・・・・   10

7‐5. 人類誕生の神明      ・・・・・・・・・・・・   13

7‐6. 人類進化の神明      ・・・・・・・・・・・・   14

7‐7. 文明発祥(はっしょう)の神明   ・・・・・   15  

7‐8. 宗教進化の神明      ・・・・・・・・・・・   17 

7‐9. 科学による神明      ・・・・・・・・・・・・    18

7‐10. 本巻のまとめ      ・・・・・・・・・・・・・    20

7‐11. 次巻の予告       ・・・・・・・・・・・・・    21

前 書 き( 1 / 1 )

 

           前  書  き

 

  

前巻では、神々の形象について、さまざまにも検討(けんとう)が為(な)されました。

そして、確(あきら)かにもされた、真実の数々を、すでにもご承知(しょうち)のことと想われます。

さては、その上で、それらの真実に基きもして、

はたして、神々の何たるか?

神々は実在(じつざい)するのかしないのか?

するとすれば、どの神こその、本来以ってその威信(いしん)に相応(ふさわ)しいのか?

それらこその糺(ただ)されて、その明証(めいしょう)の揺(ゆ)るぎなくも確固(かっこ)たるものとされるべく、この世・宇宙の遙(はる)かな歴史を、ヒトの観点(かんてん)から顧(かえり)みた、前巻とは趣(おもむき)を変え、本巻では、敢(あ)えても神そのものの観点に迫(せま)り、歴史に表(あらわ)された他ならぬ神の御徴(みしるし)の、その軌跡(きせき)を辿(たど)ることにより、予(かね)てからの課題(かだい)にして目的(もくてき)に、適(かな)えようものに他なりません。

神明記  7. 神明の証 ( 1 / 2 )

 

      神 明 記 (しんめいき)

                                                                7. 神明の証(あかし)

 

  

辞書にもおける、『 神明 』 の文字通りの第一義(だいいちぎ)には、『 神 』 そのものの意とあります。

しかし、本書にあっては、『 神が明(あ)かす 』 の意味で用(もち)い、『 神自(みずか)らの証明(しょうめい)』 の意と解(かい)する、どうかそのようにもご理解の上で、後々(のちのち)呉々(くれぐれ)ご失念(しつねん)のなきよう、平(ひら)にご承知おきください。

さて、では、『 神が明かす 』 とは、これまた一体、どうしたことでもあるのかと問(と)われもすれば、神すなわちこの世・宇宙の主にも違いなければ、『 この世・宇宙のそれ自体をして明かす 』、 もしくは 『 人為(じんい)に因(よ)らず、自ずから明かされる、自明(じめい)そのもの 』 ともされようものに他なりません。

さても、そうしたものであるからには、とかく人智(じんち)の及(およ)び難(がた)く、そもそものその謂(いわ)れからして、どうにも皆目(かいもく)見当(けんとう)さえの付かない、そんなことすらの、けして珍(めずら)しくもないのです。

それについての最適(さいてき)な例を挙(あ)げれば、その主著(しゅちょ) 『 存在と時間 』 で高名(こうめい)な、20世紀はドイツの哲学者(てつがくしゃ)ハイデッガーの、あまりにも有名な思索(しさく)の行き詰(づ)まりにして、その挫折(ざせつ)こそに、いみじくも何より顕(あきら)かに、図(はか)らずも広く普(あまね)く、思い知らされることともなった、その事例を措(お)いて他にありません。

はたして、その何かといえば、言わずもがなにその主著のテーマである、存在と時間の何かを解明(かいめい)することにも他ならなかったのです。

 『 存在 』 と 『 時間 』、どちらも余(あま)りに有り触(ふ)れた、それこそ誰(だれ)知らぬ者のない、文字通りにも万人周知(ばんにんしゅうち)の、常日頃(つねひごろ)にも使い古された、言葉(ことば)にして概念(がいねん)にも他なりません。

さては、高名な哲学者のことですから、それこそ直(す)ぐにも、解明のなされるかに想われてなりませんでした。

しかし、周囲(しゅうい)の高まる期待(きたい)に反して、一向に思索の執筆(しっぴつ)は進まなかったのです。

あの高名な哲学者にしてナゼか ・・・!?

 

  

 

    

 

 

 

 

 

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作家:主代 宗元
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