むらさき「あれ、まだじかんがある」
せいしょう「ほかにも、うらしまたろうがみえるよ」
えま「どこどこ」
あくたがわ「それじゃあ、うらしまたろうもつくろうぜ」
たかや「おう」
うらしまたろう
「やいや、やいや、うらしまたろう」
「わ~ん」
うらしまたろうは、すなはまでこどもたちにいじめられていた。
「あれ、かめがむこうでいるぞ」
「うみがめかな」
かめ「やめろ」
たろうがかめのちかくにはしっていった。
「かめをいじめるんなら、おれをいじめろ」
・・・・・・・・・
こどもたちがたちさってから、たろうとかめはりゅうぐうじょうをめざした。
「たすけてくれてありがとう」
「あいつらはいじめすぎだよ」
・・・・・・・・・・
たろうとかめはりゅうぐじょうについた。
もんのまえのひとにあいさつすると、おとひめさまのところにあんないされた。
「ひめさま、きゃくじんがきております」
「とおして」
スッ
「よくぞ、きました」
「いきなりでもうしわけありません」
「こよいはえんかいにします」
たろうはえんかいをたのしんだ。
おとひめさまがとちゅうで、にょかんにてつだってもらい、いしょうがえした。
「おお、ひめさま。おにあいでございます」
「ありがとう」
「それではかえります」
たろうは、かめとりゅうぐじょうからもとにいたはまをめざした。
たろうはりゅうぐじょうでみっかすごしたが・・・・・・。
「みっかたってるだけか」
おしまい
なつめ「よくできてるよ」
せいしょう「つぎはじゅうにしをつくってみようよ」
むらさき「またでたの」
じゅうにし
へびは、ひろいところでなにかにきづいた。
「ここでなにかあるな」
へびはそのままかえった。
つぎにさるがきて、ながめてなにかいった。
「ぼくはおそめでいいな」
さるもかえっていった。
じゅうにしのどうぶつにかみさまがあつまるように、つかいをおくった。
ねずみ「ぼくがいちばんになるよ。きらわれやくはなれてるしね」