目　　次　　　　　　     　　　 　  ・・・・・・・・・・・・       1

　　   序　　文　（じょぶん）　　　　　　・・・・・・・・・・・・・　 2　　　　　　　

　　　生成記（しょうせいき）　　　　 　 　　　    　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   

1．万物の起源（ばんぶつのきげん）　　 ・・・・・・・・・   4　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

1‐1．天体の生成（しょうせい）　　　  ・・・・・・・・・・・　   5

1‐2．銀河（ぎんが）の生成 　　　　 ・・・・・・・・・・・・・　  6

1‐3．太陽系の形成（けいせい）　　　 ・・・・・・・・・・・ 　 7　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

1‐4．生命の揺籃（ようらん）　　　 ・・・・・・・・・・・・・・ 　 9　

1‐5. 地球の誕生（たんじょう）  　　 ・・・・・・・・・・・・  　 10

1‐6．海の誕生　　     　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・       12

1‐7．大陸の出現（しゅつげん） 　　 　・・・・・・・・・・   　13

1‐8．生命の誕生へ　　　　　　 ・・・・・・・・・・・・・・・ 　　 15

1‐9.  本巻のまとめ 　　　　  ・・・・・・・・・・・・・・・・・    　17

1‐10．次巻の予告 　　　　　  ・・・・・・・・・・・・・・・・     　18

                　序　文　（じょぶん）

 すでに、21世紀（せいき）を迎（むか）えています。

 改（あらた）めても、遙（はる）かに歴史（れきし）を顧（かえり）みると、はたして現代（げんだい）については、一体（いったい）どのような位置付けにあり、その今に在（あ）る私たちの感慨（かんがい）こその、どのようなものでありましょうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                                                                                                               　 想（おも）うに、遙かに時代（じだい）を遡（さかのぼ）るまでもなく、たかだか数世紀、いやわずか半世紀前と比（くら）べてさえ、まさに隔世（かくせい）の観（かん）にして、あらゆる事々（ことごと）の変わり果（は）て、さらにも時代の流れの加速（かそく）するかに、まさに日進月歩（にっしんげっぽ）時々刻々（じじこっこく）、さながら見るも目まぐるしく慌（あわただ）しいばかりに、息吐（いきつ）く間（ま）すらないかに、絶えず急（せ）かされてならない、それこその偽（いつわ）らざる真情（しんじょう）なのではないでしょうか？

 はたして、そうした現代（げんだい）でもあればこそ、移（うつ）り変わる世の中の、激流（げきりゅう）さながらの性急（せいきゅう）さに、ふと気付（きづ）きもすれば、翻弄（ほんろう）されるそのままに、何一つ頼（たよ）れるものの無いばかりか、生きている実感（じっかん）すらの感じられない ・・・ そんな不安（ふあん）や虚（むな）しさに襲（おそ）われては、どうにも癒（いや）しようのなく、痛（いた）く苛（さいな）まれずにもおかれない、そうした心の病（やまい）すらに、悩（なや）み苦しめられている方々（かたがた）さえの、けっして少なくないに違いありません！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                                                                                                                                                                                                                                                            果　　 果（はた）して、そうでもあるのは、偏（ひとえ）に物質面（ぶっしつめん）のせいばかりではないことの、何より顕（あき）らかでもあるに他なりません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　          　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それが証拠（しょうこ）に、前世紀（ぜんせいき）からすでに久しく、 『心の時代』 の喧（かまびす）しくも唱（とな）えられながら、さて今日（こんにち）に至（いた）って尚（なお）、一向（いっこう）にその功（こう）の成（な）されないばかりか、むしろ却（かえ）って、深刻化（しんこくか）の一途（いっと）にさえある ・・・ 遺憾（いかん）ながら、そうも認（みと）めざるをえない、そうした現状（げんじょう）こその、実に確（あき）らかでもあるからに他なりません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　     

 さては、いったい何こそが、本来（ほんらい）心の裕（ゆた）かさを齎（もたら）すはずの、 『心の時代』 の到来（とうらい）を、今なお絵空事（えそらごと）のさながらに、阻（はば）み続けているというのでしょうか ・・・？　　       　　　　　　　　　　　　　　　　　       　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    

まさにその答（こた）えを明（あ）かし、他ならぬ時代の要請（ようせい）に応（こた）えるべく、本書が、ここに著（あらわ）されることとなりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　       　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　             　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 さては、あなたが、すでに信仰（しんこう）にあろうと無（な）かろうと、あるいは例（たと）えば、旧約（きゅうやく）ならびに新約（しんやく）の各（かく） 『 聖書（せいしょ） 』 を、その神のお言葉（ことば）とされるがままに、篤（あつ）く信（しん）じていようといまいと、いずれにせよ、今にある迷（まよ）いにしろ信心（しんじん）にしろを、あるいは改（あらた）められるにせよ、もしくは、さらなる確信（かくしん）に代（か）えられるにせよ、必（かなら）ずやこの書こその、その大（おお）いなる助（たす）けにして、他ならぬ導（みちび）きとなるに違（ちが）いありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　

 まさに 『聖書』 の、その文字通（もじどお）りにも 『聖書』 であるならば、それこそ真（まこと）の神のお言葉にして、それに違（たが）わぬお教（おし）えにも違いなければ、たとえ万（まん）に一つの過（あやま）ちすらの、本来以（も）ってあろうはずのなく、よもや時代の流れに左右されることなどの、断じてもけっして、あろうはずすらのないに違いありません。

 ところが、何故（なぜ）か、どうしたわけか、そのまさかの過（あやま）ちすらの、時代の絶（た）えざる研鑽（けんさん）に、図（はか）らずも少なからず、明らかに見出（みい）されるに至（いた）っては、それこそ 『聖書』 の、本来以っての意義（いぎ）が故（ゆえ）にも、その糺（ただ）されるべきを神意（しんい）として、畏（おそ）れ多くも速（すみ）やかに、本来あるべく正（ただ）しくも、必（かなら）ずや改（あらた）められて然（しか）るべきではないでしょうか？　　　　　　　　　

 以（も）ってここに、その糺（ただ）されもして改めもされるべく、畏（おそ）れ多くも恐縮至極（きょうしゅくしごく）ながら、本来（ほんらい）あられるべくしてあられる、真（まこと）の主（しゅ）に代（か）わり、偏（ひとえ）にその御心（みこころ）に違（たが）うことなく一心（いっしん）にも遵（したが）うべく、真（まこと）の教（おし）えの元（もと）こそを、この書を以ってして、著（あらわ）させていただく次第（しだい）であります。　　　

                                        神理救済教会 『 救いの途（すくいのみち）』 

                                          主宰（しゅさい）主代 宗元（しゅだいそうげん）